今日は朝から雨で、一層うっとおしく感じますね。
先週買っておいた食料品が底をつき、家内のお供で日吉駅ビルにあ
ニューに先ほど買い出しに行ってきました。写真は帰途に駅の東口
堀川さんからメール交換のお話をいただきましたので、さっそくお
引き続きコロナにご留意ください。
旧き友集い語ろうは 過ぎし日の旅山の想い (投稿は著者あてメールでお願いします)
4月12日(日)
明日から天気が悪くなりそうなので、日曜日はトレーニング的なことは何もしないことにしていますが、何時もの寺家ふるさと村の丘陵地帯を昼過ぎからトレーニングを兼ねた散策に出かけました。
★「寺家ふるさと村」は横浜市の北西部に位置し、東京都と川崎市に隣接し、日体大やこどもの国などに隣接しています。雑木林に丘に挟まれた「谷戸田」と呼ばれる細長く伸びた水田が幾筋もあり、その奥には溜池が点在した昔ながらの横浜の田園風景を色濃く残しているところです。交通機関は田園都市線青葉台下車、鴨志田団地行きバス14分の終点下車。普段私は入浴を兼ねてジムで汗を流すのですが、コロナの為、ジムは休館です。
何時も大体決まったコースを歩いています。丘陵を登ったり下ったりでで50分程度、距離にして3.5~4.0km位を足早に歩きます。自然に恵まれていますので綺麗な花などに魅せられ、途中で写真を撮ったりすると1時間以上になるときもあります。
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農耕作業が始まったようです。もうすぐここは水田になります。
。
エーガファンはこうして自粛を楽しんでいるのであります。各位、ご投稿、追加、反論、何でもご投稿いただき、山が開くまで、”天狗” の談論風発をこの紙上で展開しませんか。
34小泉―36中司 往復書簡(?)最近版
4・1 小泉発
3月17, 23, 31日BS3で、ジョンフォードの3作品が放映されたことから、
の映画を演出したという。フォードが、その息子ハリー・ケリー・
4・2 中司発
4・4 小泉発
ハリー・ケリー・ジュニアはアパッチ砦には出ていなかったと思います。フォード作品デビューは、三人の名付親の筈です。 ブランドン・デ・ワイルドの危険な道は戦争映画だったと思いますが、未見で分かりません。ジェームス・ディーン同様に、30歳ぐらいで自動車事故で早死にしてしまった記憶があります。
4・10 中司発
今日1発3時、BS3チャネルで 赤い河 をやっていました。ほかにすることも無し、
4・11 小泉発
赤い河、懐かしの名画ですが、何回も観たし録画もしてあり、いつ
中司注:著作権?急に怖くなったので添付の写真2枚は今回は掲載しない。もし、栄えある義塾法学部卒の方がおられれば正解をお教えいただきたい。なんせドロシー・マローンって、いいんである。
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4・14 小泉発
ドロシー・マローン(1924~2018)ラッセルが若くして亡
き存在感を演じていた。魅惑された映画は、ウイリアム・フォーク
親しい友人の一人が不幸なことに罹患し、治療中ですが、参考までに公開してほしいと本人の許可もあるので、メールを転送します(編集子:長文のためと私的な部分もあるため一部削除)。
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コロナ&肺炎で昨日から入院しています。実際どうなるのかなど、リアルな声を届けようかと思い、筆をとりました。
まず、コロナウイルスは治るとか、致死率は少ないとか、正確な情報だけを見ると、たいして危なくないように思われますが、これ移したら、間違いなく恨まれるであろう程辛いです。インフルエンザのが30倍くらいマシです。心当たりのある方も、早めに検査を受けられるよう、その手順や、どうなるかってのを共有して置けたらと思います。
3/22(日)、最初に発熱が確認できました。8時半からMTGのため六本木オフィスに移動その後蔦屋書店に移動したのが10時半過ぎ。415分ほどで風邪の風邪の引き始めのような感覚になりその後の食事の予定をキャンセル。この日から在宅ワークに切り替えました。たくさん食べて、部屋を暑くして、厚着して、汗かいて。だけど、このルーティンにならず、身体が熱くなり切らないのです。熱も、朝は低く、11時を超えるとだんだん上がってきて、夜になるにつれ、39.5度くらいに上がる日々。絶対にインフルエンザだと思うところですが、木曜になっても同じルーティーン。そしてまあまあキツイ頭痛。咳などはありませんでした。あれ、これ検査したほうが良いかも。その時思いました。だって、周りに年配の方もいるし、移したら、人殺しだもん。なので、ちゃんと検査しようと。ただ、最初に港区のとある病院に電話したところ、「来ていただくのは良いのですが、うちではコロナの検査はできません。保健所に電話してみてください。」と、言われ、電話してみると、病院だけ案内され、やる気のない様子。言われた通り、保健所に電話してから病院に行ったけど、やはりコロナとして扱ってもらえていなかったのだと、後で気づきました。勧められた病院に行き、待つこと2時間。
「まだ時間かかりますがどうします?」帰ります。待合室で食っちゃべってる人たちに殺意を覚えつつ、帰る用意を始めました。引き留められることもなかったので、コロナとしては扱ってもらえてなかったようです。そのまま、山椒がめちゃめちゃ聞いた麻婆豆腐を食べたところ、まったく辛さを感じず。なんかおかしいなと。(鼻はつまってませんでした。)いつも風邪ひくと、鼻水や鼻づまりで寝づらいのですが、それがないのにも違和感を感じてました。あ、これ完全におかしいと。次の日保健所に電話し、症状を全て言い、この1週間の間に接触した人もいるし、できれば今夜から、外出もしたいから、どうしても検査してほしいと、真摯に伝えました。すると、検査ができる場所をすぐに探すので、連絡先を教えてくれと。その後電話が来たのは20分後くらい。
「今から2時間後に東京大学医科学研究所付属病院に行けますか? 検査にはCTも含まれるので、高額になります。4万円ちかくなり、陽性だった場合、そのまま2週間程度の入院になりますがそれでもよろしいですか?
なかなかそれでも受けようとする人って絞られてくるんじゃないかな…”タクシーには乗らないで頂きたいんです“……そんな無茶な! だが、一理ある。答えは出ないまま第一次検査へ。 早速隔離です。とにかく検査開始。その後、CTまで時間があるとのことで、一時帰宅。頑張って歩きました。さて、この時に、「陽性ならそのまま帰れないので、多少の荷物を持ってきてくださいね~」ということで最低限の着替を持って待合室で待つこと15分ほど。
「陽性です。病室へ案内します。」やっぱりか。なんかいろいろ困るなーっていうより、はっきりわかってよかった感。ここで入院費は無料ですと言われぬか喜び。「あとで保健所の方から電話が来ますので、それに対応してください」ここで落とし穴、助成金で賄われるそうですが、(納税)所得が高い方は、全額免除の対象外になる確率が高いです。地域によって違うみたいだけれども基本的には指定感染症なので公的負担のはずです。病院で、入院費は自費と言われても、すぐに引き下がらず、問いただしてみてください。
この1週間ほど、何処で誰と会って、何処でもらったか。根掘り葉掘り聞かれました。土曜日に熱海で打合せして、その後小田原で一緒に食事をした5名の内、1名は今日陽性確定。他の2名は検査中です。一緒に枝豆を素手で食べてたのと、カレーを回し食いしたので、まあそれだろうなと。他には感染して無いみたいですが、これを読んでるみんな、怪しいと思ったら検査を受けてください。治るからいいやじゃなくて、思い当たることがあれば一度検査を受けてください。今のところ、人によって症状に違いがあり過ぎるものの、私の場合はインフルエンザよりきついです。
日曜から発熱で、今日も先ほどまで39度。咳も出てきて、頭痛も結構します。安静にするしかやることはないんだけど、隔離されるってのは、やはりちょっと安心感があります。加害者にならなくて済むしね。熱が続くと、なんだかわけのわからないテンションになるし、ちょっと気がめいってきます。病院にウーバーイーツ頼んだり、Amazonで買い物したり、部屋の中模様替えしたり、まあまあ自由にやっていますが、午後になり熱が上がってくると、もうなんにもする気おきません。死ぬことはないって言うデータも大事ですが、二度となりたくないって思うほどキツイです。
3日め、それまで、朝になると熱が下がり、午後から上がっていくという状態でしたが、その不敗神話が崩れました。昨晩、2度の投薬後も39.8℃。もう、がくがく震えるわ、頭は熱いは、なんのこっちゃかわからず、「もういい加減にしてくれよ」と、声に出てしまいました。さて、今までは朝起きると36.6℃と、平熱より低い状態でしたが、目覚めたときは39.1℃。目覚めたときって言うか、おちおち寝てられないってやつですね。
先週の日曜日から発症して、8日目。事態は辛くなる一方です。さて、問題とされてる咳ですが、昨日は咳で眠れないほどになってきました。元々風邪とか引いても咳が長引くタイプなので、そういう人は余計辛いみたいです。あと、喫煙者もつらいようです。咳もずっと出てるわけではないのですが、何かのはずみでゴホゴホしだすと、スッキリするまで止まらないってやつです。空咳なので、あんまり気持ちのいいもんじゃないよね。
熱が出る前の日、3月21日(土)私、熱海で打合せがあり、友人(Kさん)と待ち合わせをしましたが、Kさんも、見事に昨日陽性で入院です。おでんをつつきあったのが原因かと、答え合わせは進んでいます。
で、ここからが重要なんですが、その後、小田原で、さらに3人の仲間が合流。すでにおでん屋で感染は済んでいたであろうKさん。もちろん、何の症状も出てないので僕以外の4人はカレーを回し食い。後から来た3人のうち、2人が、発熱&検査済み。結果を待つのに自宅待機の状態です。おそらく感染経路は、おでんとカレーだろうと満場一致。(おでん屋さんとカレー屋さんごめんなさいね。)でも、それだけ。逆に言えば、カレーじゃなければ、卓上に置いてある食事のメニューをみんなで触りあったぐらいのレベル。それで移っちゃうんです。幸い他には発症してませんが。免疫と体力があり過ぎるが故の、この高熱なのか。はたまた、わけわかんない状態なのか。どちらにしても、入院しててよかったなと昨日思いました。高熱にすぐ対処できなければ、後遺症とか残るだろうし。
入院について。基本的に個室に一人の状態で、そこから出られません。部屋の中にトイレやシャワーもついているので、基本的な洗面用具。それとバスタオルとタオルは比較的多めに。洗濯できる回数も限られてて、出している間何もなくなっつてしまうので。食事制限などはありませんので、好きなものを差し入れてもらったりは、何処の病院でもできると思います。(Kさんの病院は、ガラス越しの面会ができるみたいで、これも病院の設備次第かな)僕は足りないものをAmazonで頼んだりしてます。とまあ、こんなとこかな。
正直、夕方になると上がってくる熱の恐怖で、メンタルがやられそうになるものの、FB観てると元気でます。では、皆様が健康でありますように。
前職の同僚から下記の情報を頂きました。同僚は神戸大卒で佐谷先生と同窓ですので、その関係で入手した情報だと思います。
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慶應の先端研 遺伝子制御の佐谷秀行先生からの情報です(佐谷先生は大学病院の副院長も務めています)。慶應でも院内感染が起こり 患者さんと知らぬうちに接触した医師や看護師にもPCR陽性者が出たようです。ほとんどの感染患者さんは食事中に感染しているようです。佐谷先生がご自身でまとめられた感染防御マニュアルをイントラネットで公開されました。以下は先生からの注意事項です。
ウイルスが出てくるのは咳とか唾とか呼気でも普通の呼気ではうつりません。これまでのほとんどの感染は
①感染者から咳やクシャミで散った飛沫を直接吸い込む
②飛沫が目に入る
③手指についたウイルスを食事と一緒に嚥下してしまう
という3つの経路で起こっています。
感染にはウイルス粒子数として100万個ほど必要です。1回のくしゃみや咳や大声の会話で約200万個が飛び散ると考えられています。つまり感染者がマスクをしているとかなり防ぐことができます。なるべく鼻で息を吸いましょう(口呼吸でウイルスを肺の奥に吸い込むのはダメです)。外出中は手で目を触らない、 鼻を手でさわらない(鼻くそをほじるのはNG)、 唇触るのもだめ、 口に入れるのは論外です。難しいが 気にしていれば大丈夫です。
人と集まって話をする時は マスク着用
食事は対面で食べない 話さない(食事に集中し、会話は食事後にマスクして)
家に帰ったら 即刻手を洗う
アルコールがあるなら 玄関ですぐに吹きかけて ドアノブを拭きましょう
咽頭からウイルスがなくなっても 便からはかなり長期間ウイルスが排出されるという報告があります。ノロウイルスの防御法と同じように対処を忘れずに。
感染防御のルールを再度整理します。
①マスクと眼鏡の着用
②手指の洗浄と消毒
③会食は対面ではせず 1人で食事を短時間で済ませる
④外から帰宅時は先にシャワーを浴びてから食事
陽性患者さんの多くは 手指から口に入るか 、食事の時に飛沫感染しているようです。
KWVでわれわれの1学年上、35年卒の方々が卒業60周年記念の同期会(野郎会)をt特に ”拡大野郎会” のネーミングで八甲田夏合宿の思い出をテーマに、ゆかりある先輩後輩を糾合する、という企画をたてられた。大いに楽しみにしていたのだが、憎きウイルスのため延期されてしまった。当初の予定は4月9日であったので、その日に僕の八甲田合宿での想いを書かせていただくことにした。
ワンダーフォーゲル部生活3年の夏、現役部員として一番脂の乗りきる時期。僕らの場合、このときに八甲田合宿という歴史的な企画に参画できたのは心底、幸運だった。過去、ベースキャンプ方式で運営されてきた夏合宿を、分散集中方式に切り替え、実行に移された荒木総務以下、35年卒の先輩の皆さん (現在の ”野郎会” メンバー)の決断とそれを実現させたたぐいまれな結束力にただ感謝するばかりだ。この方式は以後、KWVのお家芸として定着し、僕らが主宰した木曾開田高原合宿はまさに ”八甲田の再来” を目指したものだった。
開田高原のベースキャンプまで、わざわざ休暇を取って参加してくれた荒木さんに、”ジャイ、うまい所見つけたなあ” と褒められて本当に嬉しかったことを思い出す。”ショッペイさん” のあまりにも早かった旅立ちがあらめて悔しい。
その時の ”ふみあと” 特集号に、編集を担当された吉沢さんに命ぜられて巻頭のページに掲載していただいた詩まがいのものがある。2018年8月、本稿で ”山のあなたに” として書いたのだが,山戸先輩に ”カール・ブッセみたいなもの” とからかわれたのがこれである。同期の文集を編纂した時、横山美佐子に強く勧められて再び、巻頭詩とさせてもらった。やはり同期一同、”八甲田” の印象は生涯わすれられないもののようだ。
八甲田の夏
あの時 教わった星……..
ヴエガだっけ ?
どこにあるのか もう忘れちまった。
いっぱいあるからなあ 星なんて。
星だらけだっけな……..
八甲田の夜は。
黒かったっけな……
八甲田の夜は。
もう一本 薪を持って来いよ。
もっと 火の粉を 飛ばすんだ。
何故?
さあ…….
あの夜の 火も こんな 色だったからな。
おかしいかい ?
でも 想い出って いいもんさ。
そっと しまっとくんだな、おたがいに。
(36 高橋)
なつかしい写真。私どこにいるかお分かりになりますか?
コロコロ太っていて健康優良児だったわねェ。
つい先頃まで笑い興じもした、大騒ぎもした、遅くまで酒を飲み、
でも、もうみんな消えてしまったのだ、あの昔の懐かしい顔は。
いとしい人も去ってしまつた。 チャールズ・ラム
風が立つ、生きようとつとめなければならない。 ポール・ヴァレリー
(38 町井)八甲田の夏合宿は私にとっても一番忘れがたい合宿です。テンテンさんリーダーで、東北の東海岸を尻屋崎まで歩きました。
色々と情報が飛び交い、穏やかならぬ事情のもとで今朝、緊急事態宣言が発表された。この実施までの過程とか,検査体制の問題とか、いろいろと批判も多いが、小生は今までの政府の対応は日本人の道義心、公共心などを前提にした、この国ならではのやり方だったのではないか、と評価してきた。ただ物理的な問題で医療崩壊を防ぐ意味で実施された一連の措置は万、やむを得ない事だろうと納得する。そこへ今朝、コロナ問題の米国でのありかたについて生々しい情報を届けてくれている、サンフランシスコベイエリア在住の友人五十嵐恵美から違った視点から新しいメールが届いたので、その一部をご紹介する。
異常時にあって、軍や警察や罰金などと言う強制力を待たずとも、おのずと社会のバランスが取れる、その基本にあるのは、ビジネス万能なんでもグローバル、と唱える人たちからは批判が絶えないが、個人ベースの上に社会の価値を考える,”思いやり” の文化の価値が示されているからだろうと思う。本稿で紹介したかどうか忘れてしまったが、東日本大震災の時の ”トモダチ作戦” で現地に赴いた米軍の司令官は、被災者たちの逆境に会っても列を乱さず公共心を忘れない、日本人の在り方に深い感銘を受けた、と言ったそうであるし、古い話だが、阪神淡路大震災の直後神戸へ赴いたとき、崩壊した道沿いにある高級車の露天展示場が全くあらされることもなく無傷で残っているのを見て日本人の道徳心を改めて見た気がしたのを思い出す。
以下、彼女からのメールの抜粋であるが、後半にあるAFPの記事は翻訳も整っているので、ぜひご一読をお勧めする。古い映画だが ”ケイン号の反乱” を思い出すような事件、と言えるかもしれない。
(五十嵐―中司)国の緊急事態宣言、東京都の緊急事態措置の案の公表、等、ウイル
3週間前に友人から「そちらは急激に状況が変化しつつあ
AFP=時事 (AFPはフランス系のNews Agency)には日本語で比較的艦長に心情的な(?)記事が載
クロージャー艦長の行動に対する賛否両論、多々聞かれますが、原
KWV三田会の皆さん、このブログ掲載、下村君発の情報は、ジャイさん、菅谷君のやり取りを見て、発信元が確りした人だと分かりました。大変価値のある文章ですので、よく読んでください。
人類のウィルスとの戦いは有史以前から続いていたもので、天然痘のように勝利を収めた疾病もあり、スペイン風邪のように負けではあっても完全に収まった疾病もあります。収まったということは、下村情報にもある集団免疫閾値が高まったためです。
今回のウィルスは、中国に始まり、日本、韓国に伝播した後、世界に広まり、WHOで早々とパンデミックとの発表がありましたが、遅れて始まったイタリアに於いてはアッという間に急増し、医療崩壊も伴い、他所と比べて2倍以上の死亡率(スペインも同様になりました)となりました。心配なことは、あれだけ中国が進出しているアフリカの感染率、死亡率がさほど高くないことです。十分なデータが出ていないからだと思いますが、はっきり表に出てくるととんでもない数値となるような気がします。
ウィルスの流行には、第1波で世界的に広まり、治まるかなという時期に第2波の流行が来て、この時は遺伝子変異があり拡散力、悪性度が強くなって多くの死者が出る。その後第3波、第4波と、ワクチンの助けも借りつつ集団免疫閾値を獲得して治まる、という経過をたどることが多いとされています。
TV,新聞に出てこないので(何故か分かりませんが)これは私見ではありますが、イタリアでの感染爆発は第2波の始まりではなかったか、ということです。つまりイタリア、スペインで流行しているのは変異した悪性度の高いウィルスで、これが日本にも入ってきて最近の爆発的流行となっている可能性があります。帰国者の感染が増えています。
東京都の感染者数を実数で見るだけでなく、グラフ上右端が急速に跳ね上がって見えると思いますが、これを片対数グラフにプロットしてゆくと、直線的となります。この直線が3月24日を境に急傾斜となります。これぞパンデミックに特徴的な感染爆発です。私は2,3日前までは爆発寸前といってきましたが、最早爆発は始まっているようです。私の友人の科学者は、もしこのままの勢いを止めることが出来なければ、何と4月29日には感染者32,000人、死亡者1,000人に達すると警告しております。
大変な事態です。メディアでは早く非常事態宣言を出せといっておりますが、
国民の間にそれほどの危機感はないようです。私は独断専行・強権指向の安部に握られることに不安はありますが、国民の意識レベルアップには必要かもしれないと思うようになってきました。
ではどうすればよいのでしょう。拡散力はSAARSの68倍とのことです。各人それぞれが、【罹らない・移さない】を徹底して守ることです。
国・行政のやるべきこと:
加えて、まだ正規に認められてはいないにせよ血清診断を行うべきです。
われわれがやるべきこと:
この感染はいつまで続くのでしょうか。誰にも分かりません。2,3か月で終息するとは思えず、1年以上続きそうです。下村情報にもありましたが、マラソンが始まったところですので、長期戦に対処すべく、体力的にも精神的にも鍛えながら過ごしましょう。
以上84歳で公的な発信力もなく、現場でも役に立ちそうにない医師として、皆さんに多少お役に立つことがあればと書きました。