今日は晴天ですが、思ったよりも雪解けが進んでいないような・・・?明日も冷え込みが厳しそうなのでまだ暫く凍結には注意が必要です。
さて、先日お休みをいただいて白馬へスキー旅行をしてきました。長女と主人はゴンドラに乗り楽しそうに滑っていましたが私は次女の相手でソリをしたり、雪玉を作ったり背負って登ったり、抱っこして滑ったり・・大きなゲレンデを目の前に修行のような旅行となりました.まあ、唯一の楽しみ(?)の昼のビールは至福の時でしたが。。。(武藤)
旧き友集い語ろうは 過ぎし日の旅山の想い (投稿は著者あてメールでお願いします)
エーガの楽しみは尽きないが、そのエンディングシーンは作品の印象とともに心に残るものだ。愛好会メンバーのやり取りの中で、ワイオミング州に位置するグランドティトン国立公園のことが取り上げられた結果、話がこのエンディングに飛んだ。
(中司)グランドティトンとは僕にとっては シェーン のラストシーンでアラン・ラッドが去っていくカットが撮影された場所、であります。
(小田)グランドティトンでお泊まりになったホテルは、《ジャクソンレイク ロッジ》ではないかと思います。
(安田)僕の映画エンディング・シーンBest 4です。
(中司)シェーンの有名な ……..Shane, come back ! という ブランドン・ウイルドの声が響くこのカットの後、早撃ちだったと言われてますね)
(小田)美学か分かりませんが、ラストシーンが印象的な映画…
トルコ・シリアの震災は、被災死者が2万4千人を超え、まだまだ瓦礫撤去最中ですので、12年前の東日本大震災を上回る災害、人類史上の大災害です。亡くなられた方のご冥福を祈るばかりです。
さて、今回はコロナ情報でなく、医学的な話題ですが、一般の方にも話題となりはしないかとご紹介しますので、ご興味ある方はお読みください。
先日畏友黒木登志夫氏の講演を聴き、ディスカッションで盛り上がりました。死亡原因(死亡診断書病名)に老衰死が2000年頃肺炎と並び、2000年代後半から急増して日本人死因の第3位(1位は癌、2位は心血管)となり、脳血管死、肺炎を抜き去って逆転しています。
老衰死は他の先進国では死因として認められておらず、何等かの病名が付いて統計されています。また私たち医師は死亡診断書の書き方として、死亡の原因を書く(原因死)べきであり、どうしても他疾患病名がつけ難い時のみ許される(除外診断)と教わりましたし、現在もそれは変更されていません。 それなのに、何故老衰死が急増したのでしょうか。不思議に思いませんか。
その場でも、この大きな変化の原因は何かあるはずと議論になり、私なりの解釈も述べましたが、その後少し検討を加えました。
先ず第一に1990年代半ばより厚労省は診療報酬支払い方式の抜本的改革に着手し、それまでの診断・治療に使った全て(保険上許される範囲で)を出来高払い方式から包括支払い方式(DPC)に大転換させました。入院料は疾患ごとに1日当たりいくらと決まっており、入院日数を掛け算です。どんな治療をしても一定額(手術、麻酔、内視鏡は別計算)で、他のレントゲン(CTを含め何回行っても、何回採血しても)などは計算されません。ある一定日数経つと入院費が安くなり、次には赤字になるよう決められています。入院日数などを指標に病院のランク分けも始まりました。そこで病院としては患者さんを慢性期病院へと転院させざるを得ません。いわゆる患者追い出しと評判が悪いのはここから始まったのです。私も厚労省から指定された委員会の委員の一人で、“新しい治療が阻害されるし患者さんの変化に付いて行けなくなる”と抵抗はしたのですが、急性期病院からのスタートが決まりました。次の段階として慢性期型病院も締め付けが始まり、終末期、あるいは超長期入院患者の行き場が減ってしまいました。2009年に完全移行です。高齢患者に対する積極的治療は次第に敬遠されるようになりました。
この一連の施策に伴い、2000年から介護保険がスタートします。介護士の給料、慢性期病床と介護老人ホームなどとの関係など幾多の問題を抱えながら、確立されてきました。病院に長期入院できず、さりとていわゆる老人施設に入所するのも簡単ではない、という家族の希望も強くなり、在宅医療が2006年にスタートしました。厚労省は保険点数的に優遇措置をしてその普及に誘導しました。
このように見てくると、包括支払い方式、介護保険制度、在宅医療の三点セットで、高齢者医療・介護における家族の負担を減らし、介護を社会全体で支える構造が出来てきました。結果として、病院で死ぬのが当たり前だったのが、昔の死に方の復活ともいえるような、自宅で家族に見守られながら息を引き取るケースが多くなりました。陰に見えるのは医療費削減です。たしかに20世紀末はバブル期でもあり、社会全体が高支出OKのムードがあったことは事実ですが、医療においても過剰な診断、過剰な医療が存在したことは否めませんし、なかには悪徳医と言われるほど稼いだ医師、医療機関もありました。是正のための方策はもっと真剣に慎重に検討すべきだったのでしょうが、医療費削減の旗印で、高齢者に一番皺寄せが行ってしまったのではないかと考えます。
老衰死とは何か、まだ誰も確りした定義はなされていません。典型的には、最近のいわゆるフレイルと言われる状態になり、食餌量が減り、体重減少が進み、消え入るように息を引き取るケースは問題ありませんが、別疾患があり治療が必要とはされるが、どう見ても治療には耐えられない、治療どころではない、と判断されるケースもありますし、実際治療しても全く反応せずに亡くなるケースもあります。。診断書には看取った主治医の考え方が左右します。病院治療から離れるほど、本来除外診断であった老衰死が身近になったと考えます。
ヒトも動物である以上、永遠に生きることはなく、限度(寿命)はあります。各臓器それぞれに経年劣化と言ってよい変化があり、自然死に相当する死もあって当然です。老衰死は厳然として存在(黒木)しますし、ICD10の中の確立した一病態として記載されるよう、WHOに要望すべき(黒木)と、私も賛成します。
死因としての老衰死を厚労省は推奨しているわけではなく、形の上ではまだ除外診断のままです。従って何故老衰死がこのように急速に増えたのかは不思議ですが、上記の三つの医療政策と軌を一にしていることだけは明らかなので、私の考えを述べました。
「ウインチェスター銃’78」のアンソニー・マン監督、ヘンリー
冒頭、いかにも人生に陰のありそうな賞金稼ぎの男(ヘンリー・フの夫を失った母親(ベッツイ・パーマー)の家に泊めてもらうことになる。未熟な保
脇役陣も好演で、保安官パーキンスの恋人メアリー・ウエブスター
(菅原) 何気なくテレビを見ていたら、H.フォンダが出ていたので、爆睡
一言で言えば、全体にシマリガなくて面白くなかった。特に、フォ
(編集子)セーブ劇の根底には勧善懲悪、正義の追求、というテーマがあるから、必ず善玉と悪玉が存在しなければならない。作品にもよるが、まず、こいつがクレジットされれば悪いやつ、という悪玉専門がいて、それなりに親近感を覚える。その代表はまず、ブライアン・ドンレヴィだろう。数本主演を務めた(つまり善玉を演じた)作品もあるが、なんといってもクーパーとはりあった ボージェスト の軍曹の悪玉ぶりがまず思い浮かぶ。西部劇では例えば 大平原 に 落日の決闘 (いずれも対する善玉はジョエル・マクリー), 西部魂 (ランドルフ・スコット)なんかも良かった。胸に輝く星 にに出てくるネヴィル・ブランド、これも
その御面相から言っても悪役専門。小生が見た範囲では トラトラトラ で日本海軍の特殊潜航艇の攻撃をいち早く察知して上官に報告するがこの無能な将校に無視されてしまう下士官の役くらいしか善玉役ではお目にかかっていない。そのほか何度も見ているが、覚えている範囲では 勇者のみ ガンファイター がある。ヴァン・クリーフは 真昼の決闘 で悪玉陣の端役でデビュー、リバティバランスを撃った男 ではウエインに一撃で酒場の窓にたたきつけられる役でこの時は多少なりともセリフがあったし、OK牧場の決闘 でも憎たらしい役を好演。その後マカロニウエスタンで善玉とは言えないが言って
みれば非悪玉の大佐役で登場した。悪役、といえばよく出てきたのがヴィクター・ジョリイ、アーネスト・ボーグナイン、それと主演級では アンソニー・クインなどがいたっけ。日活エーガで言えばお定まりの阿部徹、といった感じだった。スターもいいが悪役にもファンがあっていいようだが。
(菅原)2月12日の貴ブロッグから可なり時間が経ったが、西部劇の悪役として、今朝、その名前をやっと思い出した。ジャジャーン、ヘンリー・シルヴァ。正にあの顔は忘れ難い。どうでも良いことだが、思い出しただけで良しとするか。
(編集子)流石先輩、感謝。そうそう、いた、いた!
睡眠薬を毎日飲んでませんか?今日は睡眠薬の弊害についてお話ししたいと思います。
確かに、悩み事や不安があったり、特に年齢を重ねると寝付けない・夜中に目が覚めてそれから眠れない・排尿でどうしても目が覚める・朝早く目が覚めてそれから二度寝ができないなどは沢山の方々の共通の訴えです。他にもうつ病でも不眠はよく見られます。私の専門の一つのパーキンソン症候群や、日本で初めての症例を以前私が報告した「致死性家族性不眠症」という本当に稀な、まだ日本でもお一人だけ?という病気でも見られます。
多分皆さんの中にも睡眠薬(睡眠導入薬も含む)を頻回に、あるいは毎晩、服用されている方もおられるでしょう。日本人の五人に一人は不眠症というデーターもあります。しかし、何時も不眠を訴えられる患者さんに私は言っています。“眠ってしまって亡くなる方はいるけれど、不眠のまま亡くなった方は例外的な稀な疾患の方以外はない。だから不眠は心配するな。人間は本当に疲れれば、眠っていけない環境でも眠ってしまうものだ”と。
実は高齢者では睡眠時間が短すぎても(例えば毎日5時間以下、但し床に入って横になっている時間は睡眠時間に加えてもいいかもしれません)、また長すぎても(毎日9時間以上)認知機能に障害が出やすいという報告があります。従って、適切な時間をグッスリ寝ることは健康によいのですが、一方でなかなか寝付けないのは辛いですね。特に明日、大切な仕事がある、ゴルフに行くなどの時には寝られないとイライラして更に眠れなくなったりして。
日本では、特に内科の開業の先生などが比較的安易に睡眠薬を処方されるケースを見かけます。よく使われるお薬はベンゾジアゼピン系薬剤(例えばハルシオン、レンドルミン、ネルボン、ユーロジン、イソミタール、リスミー、サイレースなどなど)や非ベンゾジアゼピン系薬剤(マイスリー、アモバンなど)です。しかしこれらの薬剤は副作用(最近は副反応とも言いますが)も多いのです。ふらつき、その結果の転倒・骨折、朝ボーッとして寝覚めが悪く午前中はミスが多い、運動機能・運転機能の低下、注意力低下、他にも「せん妄」などの精神症状が知られていますが、皆さんが意外に知らないのは睡眠薬の長期連用と認知症発症との関係です。欧米の一部の医師は高齢者には従来の睡眠薬は投与しないと言い切っています。もし睡眠薬を1か月以上連用されている方は、かかりつけの先生とよく相談されることをお勧めします。
じゃ眠れない時はどうすれば良いんだ、眠らなくても睡眠薬で眠っても同じ認知障害になるのではと、怒られるかもしれません。最近は、ベンゾジアゼピンや従来の非ベンゾジアゼピン薬剤以外に、メラトニン作動薬という薬もあります。かって飛行機のパイロットが時差ぼけの回復に使っていると噂のあった薬です。このメラトニンが、米国では薬局でもない普通のスーパーマーケットに無造作に積まれているのをみて私もビックリしたことがあります。
ほかに最近はオレキシン受容体拮抗薬という新しい睡眠薬が日本で使えるようになりました。まだ新しい薬なので副反応も十分知られていませんが、おそらく従来の睡眠薬よりは認知症誘発などの副作用はないか少ないと思います。是非、かかりつけの先生にこの新しい知識を披露して、場合によっては処方を考えてもらって下さい。
入眠時は多少体温が下がったほうが良いので、入浴はなるべく寝る2-3時間前が睡眠には良いと思います。またあまり早く床に就くのも考え物です。することが無くても不眠の方は9時前には布団に入らないでください。寝すぎるのも脳には良くないとさっき言ったでしょう。昼寝・うたた寝も20-30分程度に抑えてください。昼間の散歩など運動も睡眠には効果的です。睡眠薬替わりの”寝酒“は、飲み過ぎて水分が多くなりすぎると、夜中の排尿回数が増えて逆効果です。70歳過ぎたら、夜中に1回トイレに起きるのはしょうがないと考えて、もし3回以上起きるなら、泌尿器科の先生に相談するのも良いかもしれません。但し夜間の排尿回数を減らすという市販の漢方薬の効果はかなり個人差があるようですよ。
今日も参考になりましたか? 睡眠薬を一週間に一回程度飲むのは、その服薬錠数がそれ以上増えなければ、あまり心配はないことも付け加えておきます。今晩こそ、安心してグッスリ寝てください。
『ラーゲリより愛を込めて』 を観てきました。ロシアによる理不尽なウクライナ侵攻に怒りを感じている方は多いと思います。旧ソ連は第二次世界大戦後の1945年から11年間いわゆる「シベリア抑留」を推進しました。これは国際法にもポツダム宣言にも違反して58万人を拉致監禁のうえ強制労働を強いたものであり、約1割の旧日本兵が飢えと寒さと病気で亡くなったといわれています。
「シベリア抑留」については山崎豊子原作の「不毛地帯」などでその過酷さや悲惨さが表現されており、これも暗い映画で観客も高齢者が多いのではと想像していました。映画館に入って驚いたのは若い女性が中心だったことで一瞬映写室を間違えたかと思うほどでした。この作品のもとになったのは昭和61年に角川書店と読売新聞社が共同で「昭和の遺書」を募集した際に、主人公山本幡男の妻山本モジミが夫からの遺書を投稿したものを辺見じゅんが『収容所(ラーゲリ)から来た遺書(1989文藝春秋)』と題して実話をもとに執筆したものです。
監督は『糸』の瀬々敬久、主演は嵐の二宮和也、共演は北川景子、SEXY ZONEの中島健人、松坂桃李、桐谷健太など豪華な顔ぶれです。
物語はハルピンに住んでいた山本幡男の家族がソ連の侵攻により引き裂かれ、妻と子供達だけが日本に帰国出来、本人はシベリアに抑留されるところから始まります。長い抑留生活の中で人間らしさと希望を捨てないで仲間を励まして生き続けた彼は、次第に仲間からの信頼を強くしていきます。残念なことに帰国(ダモイ)は叶わず強制収容所(ラーゲリ)内で亡くなりますが、山本幡男の遺書が彼を慕う仲間達の驚くべき方法(ここが肝です!)によって厳しいソ連の監視をかいくぐって遺族に届けられます。北川景子の迫真の演技とラストシーンには思わす込み上げてしまいました。(半分ネタバレでスミマセン)
前述の映画の予告編で『Winny』3月10日全国ロードショーが流れていました。これも楽しみです。2002年金子勇はファイル共有ソフト「Winny」を開発し瞬く間に利用者を増やします。このファイル交換の仕組みは現在のfacebookなどのSNSで使われているものでザッカーバーグよりも早くにこのソフトは日本で開発されていました。ところが2004年に違法アップロードの利用者が著作権法違反で逮捕され、金子も著作権法違反の幇助罪で訴えられました。彼は一審で有罪判決を受けるものの高裁で無罪を勝ち取りますが、1年後に42歳の若さで心筋梗塞により倒れて亡くなります。日本がSNSの先進国になる機会を自ら失ってしまいました。これは日本のIT化・ディジタル化を決定的に遅らせた出来事で(一説には30年遅れたと言われている)今でも私は日本の頭脳が周りの利権者から潰される象徴的な事象だと考えています。この禁断の事件がついに映画化されるというので大きく期待しています。
(編集子)齊藤兄、小生自身満州からの引き揚げですが、伯父のひとりが外交官で終戦当時ハルビンで総領事をしていました
先週BSP放映の「明日に向って撃て!」でアカデミー脚本賞を得
ゴールドウインの総指揮のもと、その10年後に、同じ主人公ブッ
本編のリメイ
馬泥棒で服役中だったブッチがワイオミングの刑務所から釈放されんて信じられなかった。最後は、二人での列
(編集子)トム・ベレンジャーというと、テレビで幾度もみた 山猫は眠らない シリーズの父親の印象が強い。親子で出た回もあったが、あまり印象に残っていない。
ロシアのプーチン大統領は、最近、ウクライナとの戦争をどうやって決着をつけるか、日夜悩んでおり、なかなか寝付けない毎日を過ごしている。従って、その寝不足が祟って、やっと眠ることが出来た。そして、直ちに夢を見た。
先ず、ロマノフ王朝のニコライ二世が出て来た。「ヴォロージャ(ウラディーミルの愛称)、ロシアの国土は広い、そして、天然資源は極めて豊富だ。しかし、ロシアをロシアたらしめているのは、そんなことではなく、ましてやウクライナなんてチッポケナことでもない。それは、例えば、作家のトルストイ、劇作家のチェーホフ、作曲家のチャイコフスキ、画家のレーピンなどによって代表されるロシア文化そのものだ。従って、貴兄がやるべきことは、戦争なんかではなく、その真っ当な復活なのだ」。
次に、ドイツのヒットラー総統が出て来た。「プーチンさん。私が貴国にやったことをまさかお忘れではないだろうね。モスクワ占領はもう少しのところだったが、アメリカの武器貸与法のお陰で、残念ながら、見事に押し返されてしまった。そして、そのアメリカの武器貸与法が、今度は、貴兄が侵攻したウクライナに適用されている。このままで行くと、ロシアは本来の国境まで押し戻され、場合によっては、ベルリンが占領されたように、モスクワも占領されてしまうだろう。そうならないためには、直ちに、本来の国境線まで戻って、停戦ではなく終戦にすべきだ」。
次に、ソ連のブレジネフ書記長が出て来た。「ヴォロージャ、アフガニスタン侵攻を思い出してくれ。結局、あれがソ連崩壊の引き金となった。他国を占領することが、どんなに人、物、金のかかる大変なことなのか、致命傷とならないうちに手を引け。それが、ロシアが、この地上からの抹殺を逃れる唯一の方法だ」。
最後に、米国のリンカーン大統領が出て来た。「プーチンさん。直ちに劇場にお行きなさい」。
そこで、はっとして目が覚めた。
1939年制作の同題名の映画は随分前に観ていた。今回の’6
(保屋野)
掲題エーガ、今日やっとビデオで観ましたが、正直やや期待外れの映画でした。私は、先生と生徒とのふれあいを描いた名作「今を生きる」をイメージしていましたが、単に学園を舞台としたミュージカル仕立ての恋愛映画でしたね。ピータ・オトウールと相手役の魅力もイマイチ。前作(ロバート・ドーナットとグリア・ガースン)の方が良かったのでは?
(編集子)英国のパブリックスクールという制度が英国人の指導層をはぐくむ源泉であることを知ったのは、池田潔 ”自由と規律” という本で知った。ちょっと見では鼻持ちならないエリートなのだが、その根性がたとえばウインストン・チャーチルに代表されるブリット気質であるようだ。 確かこの本だったはずだが、第一次大戦の現場、劣勢に追い詰められた英軍の陣地から一人の若い将校が塹壕から飛び出し、持っていたラグビーボールを見事にキックし、”さあ行くぜ!” と声をかけて部下の兵士を鼓舞した。これがパブリックスクールでつちかわれたリーダーの在り方なのだ、という実話が紹介されていた。
如月 何となく心地よい読みの月ですね キサラギ-
よく聞かれる“きさらぎ”の語源説は、寒いので、更に衣を重ねて
春が来るような名称が有力な語源説としては、陽気が更にやってく
「木の芽月」「雪消月」「恵風」「花朝」「梅見月」「令月」等々
錦糸公園とか亀戸天神も梅がちラチほら。蝋梅は満開。寒椿も咲き
(編集子)例によってグーグルから豆知識を。
1月 | 睦月(むつき) | 正月に親類一同が集まる、睦び(親しくする)の月。 |
2月 | 如月(きさらぎ) | 衣更着(きさらぎ)とも言う。まだ寒さが残っていて、衣を重ね着する(更に着る)月。 |
3月 | 弥生(やよい) | 木草弥生い茂る(きくさいやおいしげる、草木が生い茂る)月。 |
4月 | 卯月(うづき) | 卯の花の月。 |
5月 | 皐月(さつき) | 早月(さつき)とも言う。早苗(さなえ)を植える月。 |
6月 | 水無月 (みなづき、みなつき) | 水の月(「無」は「の」を意味する)で、田に水を引く月の意と言われる。 |
7月 | 文月 (ふみづき、ふづき) | 稲の穂が実る月(穂含月:ほふみづき) |
8月 | 葉月 (はづき、はつき) | 木々の葉落ち月(はおちづき)。 |
9月 | 長月 (ながつき、ながづき) | 夜長月(よながづき)。 |
10月 | 神無月(かんなづき) | 神の月(「無」は「の」を意味する)の意味。全国の神々が出雲大社に集まり、各地の神々が留守になる月という説などもある。 |
11月 | 霜月(しもつき) | 霜の降る月。 |
12月 | 師走(しわす) | 師匠といえども趨走(すうそう、走り回る)する月。 |
旧海軍は艦艇の名称として戦艦は旧国名(例:大和)、巡洋艦は山または川(例:鳥海・大淀)をあて、駆逐艦は自然現象(例:雪風)または上記の月名をあてた。駆逐艦如月はイギリス駆逐艦の模倣から脱却した峯風型、神風型の流れを汲む最後の艦型で、日本駆逐艦として初めて61cm魚雷発射管を搭載した。12隻が建造され、すべて太平洋戦争で沈没した。