Farewell My Lovely

運転免許証を返納し、所有車売却を決意した。

サラリーマン4年目におっかなびっくり買った ダットサン1000の中古から始まって、別に理由はないがトヨタは1台も乗らずに来た。5年前、これが最後、という予感があったので、金を払ってこのナンバーにしてもらった。

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1960年代、”事務合理化!” なる大合唱が起き、それまでコンピュータなんて見たこともない人間が ”コンピュータ要員” なるものに仕立てられて急造プログラマーがあちこちで ”プログラムづくり” (まだ COBOL は実用化されておらず、アセンブラーがほとんど)の悪夢に悩むことになった。36年卒新入社員の小生もご多分に洩れなかったが、当時、日本を席巻したのがIBMのベストセラーになった1401シリーズだった。メインメモリは8KB(間違いではない、キロバイトである)、レンタルは300万円を超えるシロモノだったが、これが小生のサラリーマン双六の出発点になり、結局、会社人生のほとんどをコンピュータ関連で過ごす羽目になった。そういうわけで、1401,という4桁の数字には特別の思い入れがあったのだ。

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Farewell, My Lovely is a novel by Raymond Chandler, published in 1940, the second novel he wrote featuring the Los Angeles private eye Philip Marlowe. It was adapted for the screen three times and was also adapted for the stage and radio.

ロバート・ミッチャムのトレンチコート姿が心に染みた ”さらば愛しき女よ” は印象に残るフィルムにしあがっていた。

The first relatively affordable and widely popular mainframe, the IBM 1401 Data Processing System has been called “the Model T of the computer industry.” Just as Henry Ford introduced the automobile to the masses, the IBM 1401 opened the information age to thousands of small and medium-size businesses. It changed the construct and outlook of the computer industry, from design to production to use.

 

マティス展へ行きませんか  (普通部OB 船津於菟彦)

国立新美術館で「マチス-自由なフォルム」展が開催されていますので連休も終わり空いている時を狙って拝見に参りました。素晴らしいの一言です。

20世紀最大の巨匠の一人アンリ・マティス(1869-1954)。自然に忠実な色彩から解放された大胆な表現が特徴のフォーヴィスムの中心人物としてパリで頭角を現します。後半生の大半を過ごすこととなるニースではアトリエで様々なモデルやオブジェを精力的に描く一方で、マティスは色が塗られた紙をハサミで切り取り、それを紙に貼り付ける技法「切り紙絵」に取り組みます。
本展はフランスのニース市マティス美術館の所蔵作品を中心に、切り紙絵に焦点を当てながら、絵画、彫刻、版画、テキスタイル等の作品や資料、約160点超を紹介するものです。なかでも切り紙絵の代表的作例である《ブルー・ヌードⅣ》が出品されるほか、大作《花と果実》は本展のためにフランスでの修復を経て日本初公開される必見の作品です。

本展ではさらに、マティスが最晩年にその建設に取り組んだ、芸術家人生の集大成ともいえるヴァンスのロザリオ礼拝堂にも着目し、建築から室内装飾、祭服に至るまで展示しています。以前我が友の友人のパリ在住の観光ガイドをされている方からYouTubeを送って下さり、一度は訪ねたい美術館であり礼拝堂でした。今回そっくり東京に移動して展示されていました。実物大の部屋が造られ、昼から夜の移り変わりのステンドグラスの床に映る様まで造られているのは驚きでした。あたかもその場に居るようでした。マチスの初期からフォービズムそしてデッサンまで変容していく画家の様が良く分かり、素晴らしいです。

マティスの初期の作風は写実的なものを志していたが、次第にポール・セザンヌ、ポール・シニャック、フィンセント・ファン・ゴッホ 、ポール・ゴーギャンら後期印象派の影響を受け、自由な色彩による絵画表現を追究するようになる。『緑のすじのあるマティス夫人の肖像』(1905年)、『ダンスI』(1909年)など、大胆な色彩を特徴とする作品を次々と発表し、モーリス・ド・ヴラマンク、アンドレ・ドランらと共に野獣派と呼ばれるようになりました。しかし、フォーヴィスムとしての活動は1905年からの3年ほどで、それ以降は比較的静謐 な作品を描くようになりました。

晩年、南仏ヴァンスのドミニコ会修道院ロザリオ礼拝堂の内装デザイン、上祭服のデザインを担当。この礼拝堂はマティス芸術の集大成とされ、切り紙絵をモチーフにしたステンドグラスや、白タイルに黒の単純かつ大胆な線で描かれた聖母子像などは、20世紀キリスト教美術の代表作と目されています。このドミニコ会修道院ロザリオ礼拝堂はかっての自分の看護師だった女性が修道女に成って居たことから 無償で内部の装飾・礼拝の礼拝段・僧侶の礼服まで総てデザインした最高傑作。現地に行った様な設えですね!

 

いわゆるEVについて(HPOB 菅井康二)

(編集子)円安対応が騒がれる中、トヨタの大勝が報道され、方や今まで独り勝ちだったテスラの品質問題が報じられるなど、自動車業界はなにかと騒がしい。中でも EV という製品の動向がきがかりなところ、自称ナンチャッテ工学部卒、HP OB第一の博学コージの解説は誠にタイムリーと言える。ただし、老害未然防止のため免許証返納と愛車フィットの処分を考慮中の小生にとっては、火星探検同様のインパクトしかないのだが。

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私と付き合いのある方々にはなかなか信じてもらえないのですが、大学時代は工学部で機械工学を専攻しておりました。学生時代の研究分野は工作機械で内燃機関や自動車は専門分野ではありませんが、EVに関して若干ご説明させていただきます。

現在EVと呼ばれている自動車は以下の4種類に大別することができます。

1.BEV(バッテリ式電動自動車)
エンジンがなく外部電源によるバッテリ充電でモータ走行する。

2.HEV(ハイブリッド式自動車)
エンジンとモータの両方を備え、エンジンで発電してモータを動かす。エンジンとモータの使い分け方にいくつかの方式がある。

3.PHEV(プラグインハイブリッド自動車)
エンジンとモータの両方を備えつつ、外部電源も使用できるのが特徴。HEVよりもモータ走行時間が長く取れる。

4.FCEV(燃料電池自動車)
ガソリンも電源も不要の、水素を燃料とする電気自動車。エンジンは水素と酸素から発電するためにあり、モータで走行する。

それぞれに長所/短所がありますがここでは詳しくは触れません。

米バイデン政権が積極的に普及を薦めていたのはBEVで、世界や米国で単にEVと言えばBEVを指していました。水素ステーションが必要な4.の早期の実用化はかなり困難なのでこれは除くとして、米国においてはBEVではないHEVやPHEVは「擬い物のEV」扱いされてきました。昨年来、販売不振で普及に急激なブレーキが掛かったのは彼ら曰くの「本物のEV」であるBEVのことです。

以下がPHEVで先行したものの、BEVでは出遅れたトヨタとBEVでやや先行した日産・三菱を比較した約2年前の記事です。
◯トヨタと日産・三菱自のEV、出足から分かれた明暗 個人向け振るわぬトヨタ、新販売方法で苦戦 | 経営 | 東洋経済オンライン
https://bityl.co/Ppxx

マーケティングのイノベーター理論(Chasm)における新しモノ好きであるBEVのアーリー・アダプター(初期採用者)の需要が一巡し、そのターゲットが比較的保守的なマジョリティー市場に移る時期にBEVの様々な欠点が顕在化してしまいBEVの買い控え現象が起こったのが昨年来のことでした。このBEVの売上不振の問題は日本のメディアはあまり積極的には報道しませんでしたが、WSJを中心として米国のメディアでは昨年末あたりから頻繁に報道されるようになりました。この先はどうなるかは不透明ではありますが、ここ暫くはトヨタの一人勝ち状態が続くようです。

◯EVかハイブリッドか テスラ対トヨタの熱き戦い – WSJ
https://bityl.co/Ppxe

◯【社説】「EVは売れず」 米ディーラーの訴え – WSJ
https://bityl.co/Ppxf

◯EVの修理代、なぜガソリン車より高いのか – WSJ
https://bityl.co/Ppxi

◯EV購入を依然ためらう消費者も 米ディーラーが実感 – WSJ
https://bityl.co/Ppxj

◯バーラCEOのGM改革、10年経てまだ道半ば – WSJ
https://bityl.co/Ppxk

◯米EV充電関連株、背を向ける投資家 – WSJ
https://bityl.co/Ppxn

◯【オピニオン】米ハーツとテスラとCEO「集団思考」 – WSJ
https://bityl.co/Ppxo

◯テスラが抱える問題、投資家もう無視できず – WSJ
https://bityl.co/Ppxp

◯米フォード、EV抜きなら利益50%上乗せも 10-12月期決算 – WSJ
https://bityl.co/Ppxq

◯EV革命頓挫、6カ月で何が起こったのか – WSJ
https://bityl.co/Ppxr

◯アップル、EV開発計画を白紙に-10年がかりのプロジェクト断念 – Bloomberg
https://bityl.co/Ppxs

◯米超大型株「M7」の勢いに陰り、テスラ株は年初から20%下落 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
https://bityl.co/Ppxt

◯ハイブリッド車の「エコ度」は十分か 米で論争勃発 – WSJ
https://bityl.co/Ppxu

◯やはりトヨタは正しかったのか? 新型エンジンも作るってマジ!? ベンツが2030年フルEV化政策を撤回! – 自動車情報誌「ベストカー」
https://bityl.co/Ppxv

◯結局、豊田章男会長の未来予測が正しかった…アメリカで「日本製ハイブリッド車」が爆発的に売れている理由 このままでは「EVの販売台数が前年割れ」も | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
https://bityl.co/Ppxw

 

(安田)素人の直感の域を出ない無駄口を承知で、「EV車普及に対する最大の鍵と疑問」について愚見を述べます。それは「AV車は本当にエコか」ということです。EV車の走行時は確かに一酸化炭素排出はゼロですが、やはり電気を大量に必要とします。

搭載するバッテリー製造には大量の電気エネルギー創出が必要だし、その製造過程で排出される一酸化炭素量は莫大ではないかと推測される。次に、EV車はバッテリー充電が必要であるが、無数の充電設備から供給される電気エネルギー
創出には炭素を燃やして創出する必要がある。走行中には脱酸素化は実現できるが、この2行程で排出される一酸化炭素量と内燃機関(いわゆるガソリン)車が輩出する一酸化炭素量は比較されるべきでしょう。手許に信頼に足るべき資料がないので何とも言えないが、AV車はひょっとすると、バッテリー製造、バッテリー充電用電気エネルギー創出課程で排出される一酸化炭素量がガソリン車EV化へ突っ走るのは如何なものか?ここにきて懐疑的なAVシフト化、売り上げ伸び悩みやEV車への投資見直しが顕著に表面化して来たのは何故なのでしょうか?

(船津)電気自動車でも「電気」がいる。CO2を排出しない電気が要る。原発ダメ。当分名古屋根性の頑張り屋トヨタの一人勝ちが続く。名古屋は東京、大阪に挟まれ弄られ負けず根性旺盛。世界のトヨタだぁ。
まぁ冗談は別としてどうゆう「機関」で車輪を廻すのがベストなのかなぁ。あらよーっと人力車。籠。徒歩。自然に帰れ。もうとっくに免許返上・車無し。
北斎は90歳になんなんとして小布施まで徒歩。

エーガ愛好会 (267)  夕陽に立つ保安官   (34 小泉幾多郎)

冒頭、ミラード・フライモアなる者の葬儀中に、墓穴から金が見付かる大騒動となる巧みな導入から始まる西部劇コメディは、先日4月26日放映された「地平線から来た男1969」に先立ち制作されたバート・ケネディ監督ジェームス・ガーナー主演の「夕陽に立つ保安官1971」。西部劇コメディであるが、それよりも、西部劇というジャンルそのものを茶化している。特に茶化す対象と考えられるのが、「荒野の決闘」「真昼の決闘」「リオ・ブラボー」か。

まずは、この金鉱の町に雇われ保安官となるジェームス・ガーナーが、「真昼の決闘」のゲーリー・クーパーや「リオ・ブラボー」のジョン・ウエインのようなカリスマ性を持ったヒーロー・タイプではない。それでもコメディお決まりの銃はからっきしダメな男ではなく、放り投げたコインを撃ち抜き、ガンプレイでも悪漢を早撃ちで仕留める保安官でもある。「荒野の決闘」のヘンリー・フォンダなみに、ポーチに据えられた椅子を揺すりながら睨みをきかせる場面もある。またオーストラリアへ行く途中にこの町へ立ち寄ったというセリフを何回も口走るが、アメリカからフロンティアが消滅しつつある時代が舞台であることを示している。副保安官としてジャック・イーラムを採用することで、漫才で言うボ
ケを演じさせる。

冒頭の金を見付けるのが、この町の町長ハリー・モーガンの娘ジョーン・ハケットで、本来ヒロイン役が騒動に巻き込まれ泥だらけになったり、樹に登ったりとじゃじゃ馬ぶりを見せつけることはない筈だが、これも「真昼の決闘」のクエーカー教徒グレース・ケリーのアンティテーゼの役割を演じたのか。「荒野の決闘」の悪役アイク・クラントン、「リオ・ブラボー」の牢屋番スタンピーを茶化した役回りとして老優ウオルター・ブレナンが情けない悪党を演じる。最初に殺人容疑で捕まるブレナンの息子ブルース・ダンも鉄格子のない牢屋から脱走もしない。その後鉄格子が嵌められた後ブレナン等3人が馬に縄を付け引っ張り脱獄を図り、当然鉄格子がはずれる筈が、引っ張り切れず3人転倒して失敗、等々。最後の決闘クライマックスシーンにしても、ガーナー、イーラム、ハケットの3人対ブレナン側の一族十数人と対決、嬉々としてライフルをぶっ放すのは、好戦的な娘ジョーン・ハケットが二人を殺害するだけで、逆にガーナーに窘められる。決闘途中に、ガーナーが射撃をやめるよう叫ぶと射撃を中止したりする殆んど死人の出ないアンチクライマックスな様相で、最後は捕まっていたブレナンの息子ダンが旧式の大砲に縛り付けられ決着する。結果はハケットと結婚したガーナーは州知事に、イーラムが2代目保安官として伝説的人物になって終わる。

(編集子)そもそも、”荒野の決闘” にけちをつけるエーガだというのがけしからん。なんて奴だ。そういうものがあってはならない。だめだ。小泉リポートによればかのグレース・ケリーを茶化し、ブレナン老に惨めな役をさせてるというではないか。なんてエーガだ。

今日はすることもなし、DVDプレーヤを引っ張り出して、”真昼の決闘” のケリーに ”リオ・ブラボー” でのブレナンを何年振りかで再見しようっと。

スイスの若いカップル (41 齋藤孝)

ジュネーブ出身。初めての日本旅行であるという。
ラーメンが大好きで温泉もあちこちで挑戦したと楽しそうに語る。
マテオはチューリッヒ工科大学で「データサイエンス」を学び、今年就職する。
マルゴはバーゼルに住むガールフレンド。
私は、富山で従妹の葬儀に出席してから北陸新幹線の車中で、二人の隣席で一緒になった。恋人同士なのか熱々で羨ましい。二人の仲に古老が割り込んだようで気の毒になる。世界旅行の話やスイスの歴史話で盛り上がった。アニメ大好きな親日的カップルだった。

江ノ島と鎌倉、そこから遠望する富士山を是非とも行くべきと私はアドバイスした。江ノ島は日本の「モンサンミッシェル」。太平洋の海原に浮かぶ東洋的な島だ。海はスイスにはないだろうと私は自慢した。二人は初めて江ノ島の存在を知ったようだ。

後日、素敵な若いカップルからメールと綺麗な写真をもらった。
富士山は沈みゆく太陽に輝いている。江ノ島のシルエットは屏風模様である。

Thank you for the picture!
We followed your advice and went to Kamakura before leaving and we saw Enoshima !  It was so beautiful, I joined a picture of Fujisan in the sunset    Wish you well,    Margaux and Mateo

  スイスの若者に、「Good Luck !!」「Bon voyage !」 


                                             


 

バイデン大統領の発言について   (44 安田耕太郎)

バイデン大統領の5月1日の発言が物議を醸している。ホワイトハウスは火消しに躍起になり、日本政府は正式にアメリカ政府に対し、「日本の政策の正確な理解に基づかない発言は残念だ」と遺憾のコメントをだした。英国BBCのアメリカ駐在特派員の記事(原文)は以下の通りである。

アメリカのジョー・バイデン大統領は1日夜、日本とインドには「ゼノフォビア(外国人嫌悪)」があり、「移民を受け入れたがらない」国だとして、ロシアや中国と並べて語った。アジア系アメリカ人が多く集まる選挙資金集めのイベントで発言したバイデン大統領は、今年11月の大統領選では「自由とアメリカと民主主義」が問われるものだとしたうえで、「なぜか? 私たちは移民を歓迎するからだ」と話した。
 
「考えてもみてください。どうして中国は経済的にこれほどひどく停滞しているのか。どうして日本は大変な思いをしているのか。ロシアはどうして? インドはどうして? この国々は、外国人を嫌っているからです。移民に来てほしくないから」インドについては、アメリカ国務省インド国内の人権状況について懸念を示しているものの、インドもアメリカにとって重要な協力国のひとつである。
 
ホワイトハウスのジョン・カービー戦略広報担当調整官は、大統領の発言はアメリカの移民政策全般に関するものだったと述べた。「我々の同盟国や協力国は、いかにバイデン大統領が自分たちと友情と協力を重視しているか、具体的な形で承知している」、「大統領がいかに同盟や協力関係を全面的に徹底的に重視しているか、(各国は)理解している」と強調した。
 
日本の在米大使館は3日、アメリカ説明によるこうした説明を承知しているとによると述べ、日本の政策の正確な理解に基づかない発言があったことは残念だ」とコメントした。日本政府は数十年にわたり世界でも特に厳しい移民政策を施行していたが、近年では人口減を受けて外国人労働者の受け入れ拡大に取り組もうとしている。

(安田)日本の将来を語る時、少子化、人口減少、労働力不足、GDP鈍化、経済成長停滞、貧困化の問題は深刻に受けとめられている。人口減歯止めと労働力補強の観点から移民政策問題と深く関わり、昨今論じられている。

 
移民について西欧主要国をみると、ドイツはトルコ・東欧/バルカン諸国からの移民を受け入れ、今や彼らの労働力無くして経済が成り立たないほどの重要な位置をしめ役割を果たしている。ECに於けるもう一つの雄フランスをみると、世界各地の旧植民地国家、特に北アフリカ・イスラム教諸国からの移民が目立ち、フランス経済に貢献している。移民の経済面に於ける貢献と役割は疑う余地はないが、負の面も正しく理解されねばならない。2021年現在ドイツの人口は8324万人で、その内27.2%(2230万人)が外国人または移民系だ。この内53%(1180万人)がドイツ国籍を持っている。残りの47%
(1050万人)が外国籍である。出生率を見ると、生来のドイツ人は1.52だが、これら移民系の人々は2.26と高い。
フランス仏総人口の10.3%が移民=2021年統計によると、移民(外国で生まれた外国人で、フランスに居住する者。 帰化の有無は問わない)は2021年に700万人程度となり(うち36%はフランス国籍を取得)、全人口の10.3%を占めた。
 
2022年6月末時点の日本の在留外国人数は296万1,969人(出入国在留管理庁)である。さらに人口推計では、外国人は2022年以降毎年16万3791人増加する前提である。その場合、2070年の外国人の人口は、約1,082万人となる計算だ。これはその時点の推計人口全体の12.4%に相当する。2022年の外国人比率は2.4%である。その比率が約50年後の2070年には12.4%まで上昇する、つまり外国人の比率が現在の50人に1人強から10人に1人強にまで高まるのである。現在のフランス並みとなる。それは日本社会にとってはまさに劇的な変化と言えるだろう。
 
長期的に将来を俯瞰する時、無視できなくなった移民人口は、居住する国に於いて国籍を有するに至るが、民族・出自・宗教・文化・習慣・価値観は自ずと居住する国の国民とは異なり、社会の分断の原因の一つとなりうる。移民は多分に労働集約的な低賃金労働に従事することから、相対的に貧しく貧富の差に起因する社会の分断をもたらす原因にもなり得る。そして、貧富の差、異民族の混在がもたらす社会の不安定化、移民に対する国民の反感と過激化する右翼の運動、治安面や犯罪増加リスク増大など経済的メリットとは裏腹に社会の安定と安寧に対するコスト(犠牲)を強いられるのは避けられない。現在でも移民社会がもたらす負の面が社会の不安と不穏という形で、ドイツやフランスで散見されている。移民国家アメリカでは今世紀後半にはWASPに代表される白人人口が総人口の半分を割り込み、ヒスパニック系人口が最大になるとも予想され、移民の高い出産率と相まって一旦移入して定住すると国籍も獲得することから、問題は継続且つ深刻化する可能性は高い。
僕は移民による経済的メリットや国家運営の選択肢には反対する。勿論、白黒が鮮明につく簡単な問題ではなく、広範囲なグレイの諸問題に正しく対処する必要はある。
単一同民族(homogeneous)国家として、現在、皆が当たり前と捉えている社会の安定・安心と安全、居心地良い社会を維持継続することが肝要だと思う。謂わば、国家運営のハードの面より、文化・生活面のソフト重視の考え方でもある。
(船津)日本は移民を受け入れて上手く調和して労働力になるのは時間を要すると思いますし、移民を結局受け入れないのでは。じゃどうする。困ったもんだぁ。英語教育のMethodが進んでいるのは米国でいち早く米国語が使える人にしたいため教え方も進んでいます。日本は日本語を誰がどう教えるかも未だよくわからないし、教育方法も定まっていない。色々問題在りですね。
(菅原)一言。あらゆる点で、日本が日本でなくなる日が来ないことを切望します。
(編集子)最近の移民(不法移民)について、米国内の議論は様々だろう。黒人が 今住んでいる自分たちの問題を差し置いて不法移民に職を与えるのか、と猛反発している、と聞く。現在アメリカで問題化しているのはヒスパニック人口の急増で、中南米からの不法移民はそれに拍車をかけ、差別化を感じている黒人層の問題をさらに難しくするだろう。片や日本でも、最近は外国人労働者による犯罪が明らかに急増している。単なる数字の上での議論だけで移民に頼ることしか手段はないのか?
(河瀬)“Xenophobia” は移民を良しとしない国の定義で、「外国人を歓迎しない国」とは異なりますね。

日本やインドは人口過剰国ですので当然でしょう。
米国もこれ以上移民が増えれば次第にXenophobiaになるでしょう。バイデン発言を気にする必要はありません。

初夏の夕方はカクテルで (2)  (バーアンノウン 川島恭子)

第二弾: キューバリブレ

簡単ですが、今でも世界中で飲まれているカクテルです。アメリカ生活をされた方ならお飲みになったかと思います。

氷を入れたタンブラーにホワイトラム30ミリリットル〜60ミリリットル(アルコールが弱い方にもっと少なても可)を入れる。カットライム(あまり力を入れずに絞るー強くしぼると苦味が出る)

適量のコーラを氷を避けて 適量 静かに注ぎます。(勢いよく氷の上から注ぐと炭酸が弱くなる。ハイボールなども 同じように炭酸飲料を注ぐと美味しい)

☆ライムが手に入らない場合にはレモンを代用する。

★19世紀末に第二次キューバ独立戦争を起こし、まもなく起こった米西戦争でアメリカがスペインに勝利したことで、スペインからの独立を果たしました。アメリカに対して友好的だったキューバは、自国産のラム酒をアメリカの特産品であるコーラで割ったカクテルを作り、独立を祝う「キューバの自由!」という意味で「キューバ・リブレ!」と名付けたとされています。

イスラエル問題について   (44 安田耕太郎)

「サピエンス全史」「ホモ・デウス」で知られたユダヤ人(イスラエル国籍)歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリの提言を、最近ある雑誌で読みました。
昨秋勃発したパレスティナ・ガザ問題に対する、彼自身の祖国イスラエル政府と首相ネタ二アフと政治判断と一連の行動に対する辛口批判の一部をご参考までに紹介します。

イスラエルは今後数日のうちに、歴史的な政策決定を下さなければならない。それは今後何世代にもわたってイスラエルの運命と地域全体の運命を左右しかねないものになるだろう。しかし、残念なことに、ベンヤミン・ネタニヤフ首相と彼の政治パートナーにそうした決断を下せる能力がないことは、すでに何度も示されてきた。彼らが長年進めてきた政策によって、イスラエルは破滅の瀬戸際に追いやられている。しかし、彼らは過ちを悔いる様子も、方向を転換する様子も見せていない。このまま彼らが政権を握っていれば、イスラエルと中東地域全体は破綻するだろう。慌ててイランと新たな戦争を始めるのではなく、まずは過去半年の戦争における自分たちの失敗から学ぶべきだ。戦争は政治的目的を達成するための軍事的手段である。その成功を測るのは、目的が達成されたかどうかだ。10月7日の恐ろしい大虐殺の後、イスラエルは人質を取り戻し、ハマスの武装を解除する必要があった。しかし、それだけではない。イランとその影響下にある勢力がイスラエルの存亡にかかわる危機を起こしうることを考えると、西欧民主主義国との同盟も深める必要があった。穏健なアラブ諸国との協力関係も強化し、地域秩序を安定化させるべきだった。

しかし、これらすべての目的をネタニヤフ政権は無視し、代わりに力を注いだのは復讐することだった。人質全員の解放も、ハマスの武装解除もできなかった。さらに230万人のパレスチナ人がいるガザ地区に意図的に人道的な大惨事を引き起こし、イスラエル存立に関する道義的・地政学的な基盤までをも損なわせた。ガザでの人道危機とヨルダン川西岸地区の状況悪化のために、地域内で混乱が起きている。そのためにイスラエルと西欧民主主義国との同盟関係は弱まり、エジプト、ヨルダン、サウジアラビアなどのアラブ諸国から協力を得るのが難しくなっている。イスラエル人の多くはいまテヘランに注目しているが、その攻撃以前からガザやヨルダン川西岸で起きていることには目をつぶろうとしてきた。しかし、私たちがパレスチナ人に対する態度を改めなければ、私たち自身の思い上がりと復讐心によって、歴史的な大惨事に追い込まれるだろう。戦争が始まって半年が経つが、多くの人質はいまだ拘束されたままで、ハマスはまだ戦闘を続けている。ガザは壊滅状態で、何万人も殺され、人口のほとんどが避難を強いられ、飢餓に苦しんでいる。そんなガザとともにイスラエルの国際的地位も失墜した。かつての友好国の多くからも嫌われ、疎外されている。

もしイランやその代理勢力の間で全面戦争になった場合、イスラエルはどこまで米国や西側の民主主義国、穏健なアラブ諸国を頼れるのだろうか。彼らが危険を冒してまでもわれわれに軍事的・外交的に重要な援助をしてくれると、いつまで期待できるだろうか。

たとえイランとの戦争を回避できたとしても、孤立したイスラエルはいつまで生き残れるのだろうか。イスラエルにはロシアのような豊富な資源はない。商業的、科学的、文化的な世界との繋がりを失い、米国の武器や資金も得られなくなったイスラエルに待ち受ける最も楽観的なシナリオは、「中東の北朝鮮」になることだ。現実に起きていること、現状に至った理由を否定し、そういう主張を認めないイスラエル市民があまりにも多すぎる。特に、ガザの人道危機の深刻さを否定するがゆえに、現在の外交危機の深刻さを理解できない人が多い。ガザの惨状、殺戮、飢餓に関する報道を目にすると、彼らはフェイクニュースだと主張し、イスラエルの行動を道徳的・軍事的に正当化したりする。すべての問題を反ユダヤ主義のせいにしようとする人は、戦争が始まってから最初の数週間を思い出すべきだ。当時、イスラエルはかつてないほど多くの国際的支援を享受していた。米国大統領、フランス大統領、ドイツ首相、英国首相をはじめ、数多くの首相や外相、高官がイスラエルを訪れ、ハマスの武装解除と壊滅を目指すイスラエルへの支持を表明した。言葉だけでなく、国際的な軍事支援ももたらされ、膨大な量の軍事装備がイスラエルに届いた。たとえば、ドイツからイスラエルへの武器輸出は10倍に増加した。このような支援がなければ、イスラエルはガザやレバノンで戦うことも、イランやその支援勢力との紛争に備えることもできなかっただろう。同時に、イエメンのフーシ派に対抗し、紅海とインド洋に国際的な艦隊が集結し、イスラエル南部の都市・エイラートとスエズ運河に通じる商業航路の確保が目指されている。それと同じくらい重要なのは、戦争の期間だ。過去の戦闘では、同盟国が数日から数週間以内に停戦に同意するよう求めたため、イスラエルは急いで戦わなくてはならなかった。しかし今回はハマスの殺人的な性質を考慮し、イスラエルがガザを征服し、人質を解放するために何ヵ月も戦うことを同盟国は許容した。イスラエルの最善の判断に従って同地区の状況を変え、地域における新たな秩序作りをすることが許されたのだ。

しかし、ネタニヤフ政権はこの歴史的な機会を無駄にし、イスラエル国防軍の兵士たちの勇敢さと献身も無駄にした。彼らは、戦場での勝利を活かして人質全員の解放に合意することも、ガザで新たな政治体制作りを進めることもできなかった。代わりに達成したのは、ガザで不必要な人道的災害を故意に引き起こし、それによってイスラエルに不要な政治的災害を与えたことだ。

ガザで起きていることを恐れた同盟国は次々と即時停戦を要求し、イスラエルへの武器禁輸まで求めている。イランやヒズボラ、ハマスを恐れる穏健なアラブ諸国はイスラエルと利害が一致しているが、ガザを壊滅させているイスラエルに協力姿勢を示すのは難しい。
ネタニヤフ政権は、武器や外交的支援を得るための代替手段が他にあるかのように、米国との関係さえも悪化させた。米国や世界中の若い世代は、イスラエルは人種差別的で暴力的な国であり、何百万人もの人々を家から追い出し、飢餓に陥れ、復讐以上の理由もなく何千人もの民間人を殺害する国だと考えるようになった。その影響は、今後数日、数ヵ月だけでなく、数十年先まで続くだろう。ハマスがイスラエルを打ち負かすには、10月7日の最悪の瞬間でさえまだ程遠かった。しかし、それ以降にネタニヤフ政権が採った政策は破滅的で、イスラエルを存亡の危機に陥れてしまったのだ。

ネタニヤフ政権による戦争での失敗は偶然ではない。長年にわたって壊滅的な政策を採ってきた結果である。3つの長期的な要素の組み合わせが、ガザに人道的大惨事を引き起こすという決断をもたらした。その3つとは、パレスチナ人の命の価値に対する感覚の欠如、イスラエルの国際的地位に対する感度のなさ、イスラエルの真の安全保障上の必要性を無視した優先づけだ。
ネタニヤフとその政治的パートナーたちは、長年にわたり、パレスチナ人の命の価値を軽視する人種差別的な世界観を培ってきた。2023年2月にヨルダン川西岸のハワラで起きたポグロムは、現在のガザの悲劇に通じる。2023年2月26日、イスラエルの入植者2人がハワラを車で走行中に殺害された。その報復として入植者の暴徒がハワラの家屋、商店、自動車に放火し、罪のないパレスチナ市民数十人を負傷させた。しかし、イスラエルの治安部隊はこの無法行為をほとんど止めようとはしなかった。2人のイスラエル人殺害への復讐として町全体を焼き払うのに慣れた人々には、10月7日の残虐行為への復讐としてガザ全体を荒廃させるのも当然のことだ。

ハマスが10月7日に凶悪な罪を犯した殺人組織であることは間違いない。しかし、民主主義国家とされるイスラエルは、このような残虐行為に直面しても国際法を尊重し、基本的人権を守り、普遍的な道徳基準を守り続けなければならない。だからこそ、米国、ドイツ、英国といった国々は、10月7日以降、私たちの味方をしてくれたのだ。もちろん、民主主義国家には自国を防衛する権利、いや義務がある。戦争においては、重要な政治的目的を達成するために非常に暴力的な行動が求められる場合もある。しかし、10月7日以降のイスラエルによる行動の多くは復讐心、あるいは何十万人ものパレスチナ人をガザから永久に追い出したいという、さらに悪い願望に突き動かされていたように思われる。長年にわたり、ネタニヤフらはイスラエル国民に、西欧民主主義国との関係を軽視させるような世界観を国民に植え付けてきた。近年の選挙キャンペーンで道端に掲げられた巨大なポスターには「別の同盟からの指導者」と記され、ウラジーミル・プーチン露大統領と握手する笑顔のネタニヤフの姿があった。イスラエルの超権力者がモスクワやブダペストと新たに親しくしているときに、ワシントンやベルリンは必要だろうか。プーチンが新しい友人なら、プーチンのように振る舞うのか。テロリストの耳を切り落とすなど、現在でもプーチンの振る舞いに憧れ、イスラエルはプーチンを見習うべきだと考えるイスラエル人がいる。言うまでもなく、10月7日以降、プーチンはネタニヤフを裏切り、ハンガリーのヴィクトル・オルバン首相がイスラエルを訪問することはなかった。イスラエルを助けようと急いだのは、ワシントンとベルリンのリベラル派だった。しかし、ネタニヤフはおそらく無気力さから、自分たちを助けてくれる人たちの手に噛みつき続けているのだろう。

イスラエルが国際的な孤立を深め、学者や芸術家、若者の間でイスラエルへの憎悪が表明されている。それは、ハマスのプロパガンダのためだけではなく、過去15年間にネタニヤフが国の優先順位を歪めたためである。ネタニヤフらは、西欧民主主義国との同盟の重要性を軽視し、イスラエルで最も重要な安全保障上の必要性も無視したアジェンダを長年追求した。10月7日の大失敗を招いた原因についてはすでに多く書かれており、今後もさらにたくさんの分析が出てくるだろう。首相は細部にまで責任を負えないのは当然だ。しかし、国の優先順位決めという最も重要なことに責任を持つのは首相だ。そして、ネタニヤフが優先したのは災難を起こすことだった。彼らは国境を守るより、占領を強化することを好んだ。占領地におけるイスラエル人の違法入植をひとつも立ち退かせられなかった指導者が、イスラエル南部の都市スデロットと、北部の都市キリヤット・シュモナから何万人もの住民をたった1日で退避させた。さらに悪いのは、現在の政権樹立時にイスラエルが抱える数多くの問題のなかからネタニヤフが定めた重点だ。ハマス、ヒズボラ、イランのどれとの戦いを優先すべきなのか。さまざまな思考を巡らせた末、ネタニヤフが重視したのは最高裁との戦いだった。もし2023年1月から10月までに最高裁との争いに費やした注意の4分の1をハマスに向けていれば、10月7日の大惨事は防げただろう。10月7日以降、ネタニヤフは戦争の目的を決めなくてはならなかったが、安全保障の優先順位を再び低くしていても不思議ではない。ハマスを武装解除させるために、イスラエル軍がガザに入らなければならなかったのは明らかだ。しかし、戦争の長期的目的は、イスラエル人の安全を長年保障できるような安定した地域秩序を作ることであるべきだった。

そのような秩序は、イスラエルと西欧民主主義国との同盟を強化し、穏健なアラブ勢力との協力を深めることによってのみ作り出せる。しかし、そうではなく、ネタニヤフは復讐することを選んだ。復讐のためだけに、パレスチナ人とイスラエル人全員の頭の上でガザの神殿を崩すことを選んだ。「旧約聖書」の「士師記」に登場する目を失ったサムソンのように。イスラエル人は聖書をよく理解しており、その物語が大好きだ。しかし、10月7日以降、なぜ私たちはサムソンを忘れてしまったのだろうか。彼はガザに拉致されたユダヤ人の英雄で、ペリシテ人に暗所に監禁され、ひどい拷問を受けた。なぜ10月7日以降、サムソンはシンボルにならなかったのか。ステッカーや落書き、インターネットのミームなど、いたるところでサムソンの姿を目にしないのはなぜだろうか。

サムソンとは、旧約聖書に登場する古代イスラエルの士師の一人で、怪力の持ち主。強い者が失敗する現象をサムソン・シンドロームということがある。その答えは、サムソンのメッセージが怖すぎるからだろう。サムソンは「私は復讐する。私の魂がペリシテ人とともに滅びるように」と言った。10月7日以降、私たちは多くの点でサムソンと似てしまった。思い上がり、盲目的になり、復讐や心中を志向した。ペリシテ人に仕返しをするためだけに自らの魂を滅ぼした、虚栄心の強い英雄を思い出すのは、あまりにも恐ろしい。

 

初夏の夕方はカクテルで (1) (アンノウン 川島恭子)

(不順な天候が続いたがどうやら、初夏の到来らしい。かぐわしい夕刻にふさわしい、素人にもできるさわやかなカクテルについて、多摩市のバー ”アンノウン” の川島恭子さんにレシピを教えてもらうことが出来た)

第1弾 ソルクバーノ(キューバの太陽)
材料 ホワイトラム30ミリリットル  グレープフルーツジュース30ミリリットル
タンブラーに氷を入れ、上記の材料を入れ混ぜます。その後 トニックウォーターを適量 静かに注ぎます。
(ウイキペディア)
ソル・クバーノとは、冷たいタイプのロングドリンクに分類される、ラムをベースとしたカクテルである。カクテル名は、Sol Cubanoと綴るが、これは「キューバの太陽」という意味。 神戸市「サヴォイ北野坂」の木村義久が考案した。
(編集子)さっそく、この道に詳しい婿殿(安田君ご存じ朝子の亭主)に作ってもらい、一家で堪能。目の具合で禁酒している我がパートナも禁を破って試飲した。誠にソフトな仕上がりで南八つ山麓の夕刻にふさわしかった。恭子さん、感謝。次を期待します。