塾野球部、日本一 !  

(普通部OB 田村耕一郎)

昨日、慶大野球部が大学日本一となり34年ぶりの優勝でした。
それにしても、我々の時は7連戦で最後にW安藤にやられましたね
塾には1年下に清沢名投手(岐阜商出身)がいたのですが・・・。

同期では、外野に渡海(卒業後プロに)、山田、小島兄、近藤、
夏目、鶴岡、島田、玉置さん達・・・がいたと思います。マネージャーの平光清さんは日本通運入社しマネージャー、数年後に野球部解散となり、退社し大学卒初のプロ審判になり苦労し活躍してました。後藤さんがこの「日本一」を知って元気になりますように!と祈りましょう。

「丘の上には・・・」の歌声が響いてきます。

(普通部OB 船津於菟彦)

テレビ観たましたよ。はらはらでした。
5月号の三田評論に清沢が想い出話載せていますね。あの時優勝記念新聞号外を行すべく何回も組み替えしていよいよ輪転機廻す寸前安藤にやられました、(; 😉
この頃の大学はスポーツ専門の学科があるんですね。福井大そのようですね。
ボートも早稲田に勝つし、100meterも凄い。活躍してますね。

(編集子)

平光とは高校時代、同じバスルートで通っていてほぼ毎朝顔を合わせる仲だった。ドームがまだ後楽園だったころ、広島―巨人戦を見に行き、内野席の前のほうだったので、試合終了後、引き揚げてきた彼に席から手を振って、”おお、来てたのか!” と嬉しそうに答えてくれたのが楽しい思い出になっている。苦労話も聞く機会があったし、かれから著書ももらった。”野球の神様” 川上哲治に退場を命じたのは史上ただひとり、平光だったのは有名。 その後、会社引退後、地元多摩三田会の講演に来てもらったことがある。”おめえ、正式のルートで依頼されるのが本筋よ。そうなりゃ一晩30万もらうぜ!” と言いながら、確か5万円くらいの講演料できてくれ、二次会(彼自身はほとんど飲まない口だったが)では女性軍に囲まれて上機嫌だった。これがきっかけでその後2回くらい、食事をした記憶がある。一言で言えば絵にかいたような典型的KOボーイだった。渡海はKWV同期の吉牟田と麻雀仲間だったはずだが、小生は在学中は縁がなく、社会に出てからまもなく一度だけ、ラグビー部の先輩とバーで同席したことがある。 ”明日はたぶんシマゲン(当時勢いのあったホエールズの島田源太郎投手)と対戦だな” と言っていたのを覚えている。

 

 

尾瀬へ日帰りしてきました  (39 三嶋睦夫)

6/7に尾瀬に日帰りで行ってきました。
川崎宮前区6:30発(ジャンボタクシー)⇒ 鳩待峠10:00着(山の鼻、尾瀬ヶ原散策)15:30発⇒ 19:30帰着。
ミズバショウは最盛期でしたが、人出は例年の2割くらいの感じで、(この時期では信じられない)静かな尾瀬でした。ツアーの大型バスは見かけませんでした。写真を何枚か添付しますので、ご覧ください。山はご存知の 至仏山と燧ケ岳 です。

 

(37 菅谷)堀ちゃんの13時間の行動にあきれ返って居ましたがこの時期の水芭蕉「ジャンボタクシー利用の尾瀬往復」流石、貴兄のアイディアと行動力だと感服しています。懐かしい尾瀬、写真で堪能させて貰いました。

私はコロナ自粛で脚力低下、4~5時間が限度ですが又、静かな山歩きに誘ってください(ツムラの68番、多めに持参します!)。

残雪の燕・常念岳     (39 堀川義夫)

燕岳、常念岳に出かけました。行きのあずさはがら空き。穂高から中房温泉へのバスも私と私の連れの二人だけ。順調に登り始め合戦小屋までは順調に行きましたが、パートナーがやや不調、雪も出始めましたがアイゼンをつけることなくバテバテで燕山荘に予定より小一時間遅れて5時30分着。ビールが美味い ご褒美に槍の穂先が少しだけ顔を出してくれました。燕山荘の宿泊客は他に二人の計4人。小屋代の13000円への値上げやむなしか・・・

9月3日水

今日は燕山荘から常念小屋まで縦走します。良い天気に恵まれました。久しぶりに良い雲海を見ることができました。槍も穂高も最高 天気が良く今回の山行の一番の目的であった槍・穂高の残雪期のパノラマを堪能しながら順調に進みました。大天井岳へは喜作さんのレリーフから初めて直登しました。歩きづらく疲れましたね。

引き続き景色を楽しみゆっくりペースで3時に無事到着。ビールを飲んでゆっくりできると思ったのですが、、、、、大事件勃発です。

何と小屋の主人が明日は大荒れの天気になるので、今から下山しろ4時間で着くから早く出発しろと言います。反論を許さない強い口調で半強制的に追い出されました。さあ大変! コースタイムは4時間で結構ハードでゲイト到着は7時頃になってしまいます。沢筋の為か足場が悪く歩きづらい!何かあったら真っ暗になってしまう。しかも一日でトータル13時間の行動になるので腿はパンパン、足先も痛い 食事も行動食しか食べていないので腹が減っている。でも頑張りました。途中で連絡した知り合いの安曇野のゲストハウスのオーナーがゲイトまで迎えに来てくれました。7時10分着。丁度朝から13時間の行動。車の明かりを見た時には本当に、ほっとしました。本当にキツイ1日になりました。ハウスで温泉に浸かり、オーナーが用意してくれた心づくしの夕食を食べてビールを飲んで、、、爆睡。あと13日で80歳の老人のやることではないと思いました。

 常念小屋からの一の沢ルートは未だ入山者が少ないためか、登山道は荒れているし上部は残雪も残っていてきわめて歩きにくかったです。沢筋に出ると沢の中を歩くようなところもあり、何回か丸木橋もわたる。これでは雨が降ったら登山道か沢かわからなくなるだろうし、極めて危険な状況になるだろうと思われます。

エーガ愛好会 (70) 眼下の敵 で思い出したことなど

BSで放映された 眼下の敵 を見た。潜水艦を舞台にした作品はそれほど多くはないが、この 眼下の敵 Enemy Below は最も高い評価を得た作品ではないか。たしか クリムゾンタイド のシーンだったと思うのだが、潜水艦のベテラン乗組員が新参の部下を試し半分、脅し半分でからかう場面で、眼下の敵  を観たか? というシーンがあった。実際の乗員たちの眼から見ても優れた映画だったということではないだろうか。

 

艦長のロバート・ミッチャムは当初は乗員の間には能力を疑問視するものも多かった民間人(海軍士官学校を出ていない)出身だが、敵に遭遇してからは目を見張る指揮ぶりを見せる、というよくあるパターンのストーリーだが、新婚間もない夫人を敵潜水艦の攻撃によって死なせてしまったという過去を持つ人物として描かれる。ほぼ同じ時代に作られた、クラーク・ゲーブルとバート・ランカスター共演の 深く静かに潜航せよ ではゲーブルが過去に日本海軍の駆逐艦にやられた恨みを持ち続け、執拗に復讐の機会を待ち望むということが主題になっている。

同じ潜水艦乗りを描いた2本だが,ミッチャムのほうは完全なヒーローとしていわばいいところだけ出てくるのに対し、ゲーブルは日本駆逐艦(たしか アキカゼ という名前になっていたが、同名の軍艦は存在していないと思う)に対する敵意と妄想みたいなものが感じられる不気味な存在として登場し、自身は負傷戦死してしまうという筋立てになっていた。その意味では非常に対照的な人物描写だったので、眼下の敵 は気楽に見られたのだが、深く静かに のほうはもうひとつ引っかかる部分があった。

しかし潜水艦乗員が持つ不安とか恐怖というものをより深刻に味合わせたのがドイツ映画 Uボート だった。ほかの2本はアメリカ製、というか連合国を意識した映画だったのに対して、ドイツ側に立った映画だから、ハッピーエンドに終わらないことは最初から予測できるのだが、それにしても陰惨な、といえば言い過ぎかもしれないが見終わって苦いものが残る映画だった。

第二次大戦を背景にしたものに対して、冷戦時代に作られたものや最近の作品は実戦の描写がない以上、サイエンスフィクション的要素が強くなる。その代表がトム・クランシー作品の映画化 レッドオクトーバーを追え だろう。同じ潜水艦であってもそのメカニズムは戦時下のものとは雲泥の差であり、潜水艦乗りの意識もだいぶ違うはずだ。第二次大戦のときに潜水艦同士の戦闘というのがどれだけあったか知らないが、この映画ではその場面が迫力あるシーンで描かれる。フィルムの出来栄えでいえば、なんといってもショーン・コネリ―に圧倒される(またこの映画ではじめてスコット・グレンという俳優を知った)。

同じ時代背景でも、冷戦の恐怖を味合わせたのが ジーン・ハックマンとデンゼル・ワシントンの クリムゾン・タイド だった。この作品の主筋は核ミサイルを発射するかどうかのスリルなのだが、副筋はワシントンに対する人種差別意識であり、そういう意味では現代アメリカの持つ深刻な問題を取り上げた作品でもあった。この艦の艦長が問題に突き当たった原因は通信システムの故障ということであるが、これが故障で情報が遮断されたのだから変な話だがまだよかったので、これが最近話題のハッキングなどであったら、惑うことなく艦長は核ミサイルを発射したはずであり、そういう意味では背筋が寒くなる映画でもあったし、娯楽作品と言ってしまうには深刻なものだった。

最近の作品では ハンターキラー潜航せよ はそれに比べれば100%娯楽作品として安心して見られる作品だが、ソナーが主役と言ってもいいほど、艦内の描写はその音とエレクトロニクス技術の凄さに尽きるといってもいい。艦長役は只今売り出し中のジェラルド・バトラーだが、眼下の敵のミッチャムに比べると数段格落ちの印象を免れない。第二次大戦時の潜水艦を支えていた技術が当時の最高峰としても、それを動かすのは人間であり艦長であったのに、現代の艦長はシステムが指示するものを選択するのが役目になっている、という背景がそうさせてしまうのだろう。

 

”映画音楽ランキング” 拝見しました   (大学クラスメート 飯田武昭)

エーガ愛好会(69)「映画音楽好感度ランキング」を楽しく拝見しました。

いずれも名作でその作業に感心致しました。ランキングでベスト何本かを選ぶのは、絶対に外せない「風と共に去りぬ」の製作年代1930年代から今日までの約90年間から選ぶ訳で、所詮は無理を承知で読む方も読まなければならない窮屈さがあります。選ばれた作品は肉食系男子?が選んだ西部劇系や決闘物が少し多めに入っている感じがします。私としては「映画ベスト15」のリスト24本に加えて欲しい作品が数本あります。

「五つの銅貨」「アニーよ!銃を取れ」「巴里のアメリカ人」「メリー・ポピンズ」とチャップリンから「モダンタイムス」か「キッド」です。

学生時代に劇場で見た時と近年になって再々度見る時とかなり印象が違って来る映画があるのは当然仕方ないと思っていますが、私は映画は芸術と大衆娯楽の中間にあり、スポーツで言えば「大相撲」に近いものと考えるようになりました。強いだけでは駄目で、様式美が備わっていて、出来れば楽しい作品が良いと思うようになってきました。

「クラシック音楽」分野に入れるのは無理がありそうですが、「七年目の浮気」などはモンロー映画が入っていない中で、「ピアノ協奏曲第2番/ラフマニノフ」を繰り返し使ってストーリー展開に大きな役割を与えたビリー・ワイルダー監督(「情婦」も大好きな作品ですが・・)に敬意を表して入れたいです。「映画音楽」では「モア」の「世界残酷物語」、ブラジル映画「黒いオルフェ」とドイツ映画「会議は踊る」(主題歌  “ Das Gibt’s Nur Einmal 唯一度の機会” がオペレッタ調の軽快な美しい曲で映画が劇場公開された当時、日本でも主題歌がヒットし、今日でもドイツ語の言語でカラオケで歌う輩も居ます)など名曲が入らないのは残念です。

(編集子)飯田君は大学時代の経済F組でのクラスメートである。三田の部室には毎日顔を出しながら教室には縁遠かった自分とは違って、このクラスには真面目な連中が多かった。そういうわけで(考えれば論理的な関係はないのだが)同君とはあまり深い付き合いはしていなかった。すでに何回か本稿に寄稿してもらっているがクラシック音楽はともかく、これほどエーガに詳しいとは、ご説 ”肉食男子系” の一人として嬉しい発見だ。彼自身、映画関係のグループを主宰しているようで、今後ともコンタクトがあればうれしい。

大坂なおみの棄権について

(44安田)四大メジャートーナメントの一つ全米オープン女子ゴルフ、19歳で史上最年少優勝を果たした笹生優花の華のおかげで大坂なおみの件は霞んでしまったかのよう。笹生の快挙は大坂なおみにとっては逆風になるかも。大坂は女子プロスポーツ選手としては世界一の稼ぎ頭だそうです。年間60億円を超えるとのこと。このままだと単なるわがまま!そんなに稼いでいるのに、嫌なら“やめたら”の怨嗟と嫉みの声もあるはず。High Risk, High Return! の自業自得でしょう・・・・、では終わって欲しくはありません。全仏棄権の後、東京オリンピックは出場する意向を直ちに発表したようですが、世間に与える心理的影響としてはタイミングは良くなかったですね。

大坂の周囲には親身になってアドバイスしてくれる人はいないのでしょうか?プロの心理カウンセラーも必要でしょう。大リーグの日本人選手も通訳が帯同しているとはいえ、コミュ二ケーションの問題もあり心理的に孤独との闘いだそうです。心理カウンセラーを雇っている選手もいるそうです。大坂なおみ、錦織圭、日本人大リーガー・・は皆年俸が半端なく経済的問題はないはず。肉体面は勿論ですが、外からは見えない心理面のケアーの為の心理カウンセラーを持つべきです。既に雇っているかも知れませんが。男子テニスで、全英6連勝、全仏は4連勝を含む6勝をあげたスェ―デンの貴公子とうたわれたビョルン・ボルグは全盛期の26歳で引退、物議を醸したものでした。彼の場合も、燃え尽き症候群から来る一種のうつ病に罹っていたとも言われています。

大坂は、ハードコートを得意として全米・全豪を2勝ずつしているとはいえ、クレー(全仏)と芝のコート(全英)では実績もなく苦手。そんな不安定な心理面に、世界ランキングNo2として常にのしかかるプレッシャーとストレスが襲ってきて、元々苦手で歓迎しない記者会見の忌避へと発展したのか? クレーコートでの自信のなさが“敗戦”しても容赦なく質問を浴びせられる記者会見を想像するだけでも嫌になったのかも知れない。プロスポーツ選手としては戦場に臨む前に“敵前逃亡”したと云われても仕方がない部分もあると思う。アマではないのだから。会見に臨む記者たちも敗者にたいする質問はスポーツと試合のことのみに限定するなど主催者側がガイドラインを鮮明にして“選手ファースト”の立場を表明すべきだが、彼女も記者会見の問答集などをアドバイザーから教わり、真面目になり過ぎず、ユーモアを交えて対応していって欲しい。勝とうと負けようと記者会見などコート上の死闘に比べれば“何のことはない”と割り切って欲しい。自分の真価が問われるのは唯一コート上のみなのだから。

(普通部OB 船津)安田さん、そうそう。 プロとはなんじゃい。受け流すベガ必要ですよね。何処かの「総理」の様に「国民の健康一番」とおんなじことで受け流す!まぁ無理だなぁ。
でも彼女の差別発言とかいろいろ世界に「発信」してくれました。 頑張って下さい!なおみちゃん。

(HPOB 菅井)優れたアスリートには競技での能力だけではなく人並み優れた人格やメディアへの対応能力を求めがたがりますがそれって如何なものでしょうか?個人的にはそうあって欲しいと願っていますが、必ずしもその期待に答えられるアスリートばかりではありませんよね。テニス界においても嘗てはイリ・ナスターゼ、ジョン・マッケンローなど悪童と呼ばれた選手もいましたし、オーストラリアのレイトン・ヒューイットに至っては人種差別的発言で物議を醸し出しました。グランド・スラム24勝、女子シングルス歴代最多優勝「192」など数々の金字塔を打ち立てたマーガレット・コート・スミスは自分の名前を冠したアリーナで同性愛者はプレイしないで欲しいという発言で大きな批判を浴びています(これは時代的な価値観の相違といえるかもしれませんが)。

大阪選手の場合、経験や年齢を重ねることで期待される「プロ」に成長するかもしれませんが、彼女が鬱という「病」を患っているのであればプロとか素人とかは関係なくまずはその病の治療に専念すべきだと思います。

私がたまたま知っている音楽の世界での話ですが、性格は最悪でメディア対応もめちゃくちゃでも舞台上でのパフォーマンスは最高ということで常に称賛を浴びている人々が結構います。特にオペラの世界でのプリマドンナと呼ばれる女性歌手たちには多いですね。

(グーグルから転載)女子テニスのセリーナ・ウィリアムス選手は「私も同じような状況に立たされたことがありどんな気持ちなのかを知っているから、彼女をハグしてあげたい」と大坂選手を激励。  俳優のウィル・スミスは「なおみ、君は正しい。彼らが間違っている。俺は君の味方だ」とサイン入りの手書きメッセージをインスタグラムに投稿し彼女を支持するなど、多くのアスリート仲間やセレブリティーが大坂選手をサポートする声を挙げています。  筆者が米在住の友人たちに聞いてみても、「さすがなおみ!勇気ある行動!」「今まで当たり前に消費されていたアスリートのメンタル面のケアが、大きく変わるかもしれない」という声が、主に働くアメリカ人女性たちから寄せられました。  “心の健康”を理由に大坂選手が記者会見に応じないとツイートした後に「4大大会からの追放もあり得る」と大会主催者が発表したことについては、単なる「Threat(脅し)」と認識しているようでした。

エーガ愛好会 (69) ”エーガ音楽好感度ランキング

昨年実施した ”私たちの映画ベスト10” の続編として、きっての音楽マニア保屋野・安田両君の呼びかけで(コロナ鬱防止を兼ねて)実施した、今度は映画音楽の好感度ランキングである。

クラシック、という分類は保屋野君の発想によるもので、クラシック音楽がそのままテーマになっているケースをいう。

今や我々世代でないとなかなか発展しない話題だが、ほとんどの曲が easy listening とか old days といったタイトルでいわば easy-listening classics とでもいうべき形でCDに編集されているので、エーガ世代でない人たちにも親しまれている曲の数々である。もっとも小生も高校生のころは父親が東海林太郎だの渡辺はま子だのと言っているのを鼻で笑っていたものだ。何度もいうせりふだが昭和は遠くなりにけり、の感慨も催すリストでもある。

映画 ベスト15(10+5)映画音楽 ベスト20(15+5)クラシック
 点数作品名制作年点数作品名制作年点数作品名制作年
19ローマの休日19538第三の男19494愛情物語1955
27カサブランカ19427慕情19554アマデウス1984
37第三の男19495カサブランカ19423戦場のピアニスト2002
44アラビアのロレンス19625風と共に去りぬ19392地獄の黙示録1979
54風と共に去りぬ19395ドクトルジバゴ196522001年宇宙の旅1968
64駅馬車19395大いなる西部19582ファンタジア1940
74シェーン19534エデンの東1955   
83スティング19734アラビアのロレンス1962   
93ニュー・シネマ・パラダイス19884ニュー・シネマ・パラダイス1988   
102慕情19554シェルブールの雨傘1964   
113情婦19574避暑地の出来事1959   
123グレンミラー物語19534タイタニック1997   
133我が谷は緑なりき19414シェーン1953   
143戦場のピアニスト200231954   
153日の名残19933死刑台のエレベーター1958   
16319543白い恋人たち1968   
173ショーシャンクの空へ19943駅馬車1939   
182アンタッチャブル19833旅情1955   
192ゴッドファーザー19723グレンミラー物語1953   
202激突19713禁じられた遊び、1952   
212赤い河19483鉄道員1959   
222荒野の決闘19463ひまわり1970   
232リオブラボー19593いそしぎ1965   
242ウエストサイド物語19613荒野の決闘1946   
25   3黄色いリボン1949   
26   3南太平洋1949(魅惑の宵) 
27   3ウエストサイド物語1961(トウナイト) 

(41 相川)早速のとりまとめ ありがとう。 大変ご苦労かけました。各人別リストもあって 皆さんの好みがよくわかりました。ランキングは多くの人が選んだ普遍的な名画・名音楽といえます。

(41 久米行子)「お気に入りの映画音楽」を15に絞り込むのは映画を選ぶ以上に大変な事でした。どの曲にも思い入れがありましたがこうやってまとまったランキングを見ると成程と合点がいきます。

「私が選ぶ映画音楽」のランキングの表は大変解り易く眺めて楽しんでおります。ご苦労様でした。感謝、感謝です。皆様が選んだ曲はどれも名曲ばかりです。集計表も興味深く見ました。「避暑地の出来事」私のお気に入りなのですがこんなに票を集めるとは思いませんでした。意外です。

又、一人だけが選択した映画音楽も中々興味深いですね。列挙されてみるとどの曲も私も選びたかったと思う曲ばかりです。「More」なんか名曲ですが映画と結びつかずに選外にしてしまった曲です。

そうそう「河は呼んでる」ありましたね。よく日本語の歌詞で歌ったことを思い出しました。「Elvis on Stage」の「明日に架ける橋」一人しか選んでいない曲にあげております。

(普通部OB 菅原)小生の記憶が正しければ、ミュージカル映画「オクラホマ」は、あの歌が幕開けだったと思います。いずれにしても、ロジャース/ハマースタインのミュージカルは、例外なしに全て良いですね。

(HPOB 小田)最近は映画音楽のランキングをTVでみかけなくなりました。沢山のyoutubeのリストまで作って頂き、ありがとうございました。人気No.1の第三の男はyoutubeの映像も良いですね。

リストにはあげなかった、Elvis On Stage、バグダッド カフェやエーデルワイス、そして昔両親が観ていて、何年か前に映画祭で観た懐かしい日本映画の”喜びも悲しみも幾歳月”まで載っていて楽しく聴かせていただきます。

東京オリンピックは中止すべきです  (38 遊佐 恒)

オリンピックについて

1.東京という選択が ウソのかたまり(の誘致)で 正当性がない。
「原発がアンダーコントロールである」この 大嘘。
「おもてなし」という かわいいタレントが笑顔で
呼びかける しかし 空疎で 中身のない 掛け声で
なにも知らない IOC委員をだました。
「アスリート」という かつてはなかった呼び方の集団が
独りよがりに 勝手に日本を背負ってると 錯覚している。
こんな 一握りの青年男女たちに ムダ金も使いたくない。

2.国民の30%は 反対。あわせて50%は 非賛成。
「祭典」に「酔う」のは 超短期的。

3.経済効果が 計り知れない!?
一時的 効果はまさに 一時的にすぎない。
あとから 追いかけるのは 不況、増税、値上げの大波。

◎ これからのオリンピックのあり方
1. 発祥の地、ギリシャに開催地を固定する。
2. 世界選手権(あるいは ワールドカップ)大会を開催する
競技種目はオリンピックから外す。
3. 世界選手権開催不可の弱小種目は ギリシャ大会に集約。

◎ IOC役員(貴族)のみなさんに ノーベル平和賞を あたえ
て(お金はゼロ) 現組織は 解散する。
◎ オリンピックの世界組織は 国連の 傘下とし 剰余金は
国連の会計に組み入れる。

今度の東京大会 は当然 大反対です。

(編集子)現役時代の遊佐君は無口のほうだったが、何か起こりでもすれば頼りになる存在だった。多くを語らず、しかしずばりと本質を迫る、敵に回したくない男。この短い文章もそんな彼を彷彿とさせる一文。

 

ワクチン接種直後の体験

高齢者対応の接種を済ませた仲間がその体験を知らせてくれてきている。これから接種する方々へのご参考までに転載させていただく。

(HPOB 菅井康二)

5/25の第1回目のワクチン接種(自衛隊でのモデルナ)で私の場合の副反応:

◯ 接種直後、(接種した)左手の指先に軽い痺れを感じましたが15分の経過観察中にその感覚はなくなりました。
◯ 帰途の最寄り駅から自宅に向かう途中で風邪をひいたときのような肩倦怠感をを覚えました。
◯ 帰宅後、発熱があるのだろうと体温を測ったところ、実際にはその逆で体温は低下しており一時期は33.4℃まで下がりました(その際、悪寒や震えなどは全くありませんでした)。
◯ ネットでワクチン接種後の体温低下を検索してもヒットせずちょっと焦りましたが、その後1時間で徐々に体温は上がり36℃台に回復しました。
◯ 接種した日(18:30に接種)は感じませんでしたが、翌日接種箇所と左肩に鈍く重苦しいような痛みが発生しました。
◯ 翌々日の朝から痛みは徐々に軽くなっていき、丸2日経過後にはほとんど感じなくなりました。

痛み止めなどは一切服用しませんでした。尚、痛み止めを服用する際はロキソニン(ロキソプロフェンナトリウム水和物)は消炎効果が強すぎるので良く無いとのことで、カロナール(アセトアミノフェン)が良いそうです。カロナールは処方薬ですが、市販薬ではタイレノールが同じ成分です。

(普通部OB 船津於菟彦)

5月31日に二回目のコロナワクチン接種完了。
4月に墨田区はワクチン接種の申込書が発送されてきて、5月1日9時半から申し込み受付と成って居ました。近くの病院と区役所など11カ所接種場所が記載され、歩いて行ける近くの病院もありました。5月10日に一回目のワクチン接種を申し込みました。かみさんと同時だと万が一副反応が出たらヤバいと一週間後にかみさんは予約いたしました。

墨田区役所は中々立派な建物でその一階ロビーが吹き抜けの広いスペースが在り、受付から5項目を順次、スムースに実施されました。最後に15分ほど副作用が無いかどうか観るために、椅子に座って過ごして帰宅でした。当日は夜はやや熱ぼぃ感じはありましたが、たいしたことなく翌日は接種したところがやや痛い程度で殆ど問題なしでした。

31日の月曜日に二回目のコロナワクチン接種完了へ参りました。一回目より更に手順良く、殆ど椅子に座る間もないぐらいスムースに進み、15時半の予約でしたが総て終わって区役所を出たのが何と15時45分。超スピード。矢張り待機室で一人の方が体調を崩されて、看護婦さんが飛んでこられました。たいしたことないと良いのですが。

一回目より二回目の方が副反応が出ると言われていますかので予診医に熱か出た場合は売薬は何を飲めば安全かと聞きましたら「セデス」と書いてくれました。調べたら二種類在り、アセトアミノフェンの方が問題が無いとのこと。アスピリン、ロキソプロフェンやイブプロフェンなどの非ステロイド性抗炎症薬NSAIDs)ではなく、抗炎症作用の少ないアセトアミノフェン(カロナールやタイレノール)を服用した方が良いという事のようです。小生一回目もややし当時の夜は熱っぽかったですが、翌日治りました。二回目は翌日やや熱っぽいでした。たいした問題は無いと思います

(編集子)先に一度本稿に転載させてもらった友人の篠原ドクターからのアドバイスの一部を再掲載しておく。

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「サイトカインストーム」という医学用語をご存じですか? 新型コロナウイルスが体内に入ると、感染した細胞からサイトカインとよばれるたんぱく質が放出されます。これは人体の防御反応のひとつでそれ自体は良いことなのですが、この放出が過剰に起こると免疫機構が働きすぎとかえって健康な細胞まで攻撃してしまうのです。これがサイトカインストームで、新型コロナでは肺の組織に穴があいたり、血栓が血管内にできやすくなるのです。
WHOなどからアセチルサリチル酸やイブプロフェンなどを含む解熱薬・風邪薬・頭痛薬はこのサイトカインストームを起こしやすくするという警告が出ています。無論まだ結論が出たものではありませんし、単なる風邪や頭痛だったならば何を服用しても問題はありません。
しかし実は一部の風邪薬や頭痛薬はこのサイトカインストームを起こしやすくするのです。このエッセイの読者は、できればこの点を注意して、簡単に常備薬を飲んだりしないでください。また、かかりつけの先生から「コロナかもしれないけれどこの薬を飲んで少し様子を見てください(この「様子を見てください」という言葉には私は不信感があります。 よく分からない時に医者はよくこの言葉を使います。但し無意識に私も使っていますが)と言われたら、この薬はどんな内容かを訊いてください? 実地医家の先生の中には新しい学説には無頓着(勉強不足というべきか?) な方も“偶に”いらっしゃいます。もっとも先述したようにまだこの学説は完全に定着したものではありませんが、薬屋さんで改めて頭痛薬や風邪薬を買うときの参考にもしてください。薬の箱には「多分購買者はこんなところまで読まないよね」という感じで読めないほどの小さな字で薬の成分などが書いてありますね。老眼鏡や虫眼鏡で良くチェックしてください。

 服用を回避すべき風邪薬・頭痛薬;
アセチルサリチル酸、イブプロフェンを含む薬:例えばバッファリン、ロキソニン、バイアスピリン、イブクイック、ノーシン,ナロンエース、PLなど。
服用しても恐らく大丈夫な風邪薬;
アセトアミノフェンを含む薬:新コンタック、パブロンなど
一部の実地医家の先生や薬局の方には一笑に付されるかもしれませんし、これはまだ定説とは言えません。しかしどちらかといえば、サイトカインストームになりやすい状況は避けてください。

オリンピックについて―米国の世論  (HPOB 五十嵐恵美)

現時点(6月1日)米国ではこのコロナ禍の中「ゲームをキャンセルするのが最も安全なオプションかもしれない」というのが、プレスも含め(米国オリンピック委員会を除いた)米国の主流のように見える.また、バイデン米国大統領が開会式に恐らく出席しないであろうと予測されているのと同様、米国一般国民のオリンピックに対する関心は一概に低いように感じる.

オリンピック開催中止をめぐる基本的な問題はIOC(国際オリンピック委員会)とホスト都市との間の契約にForce majeure(不可抗力)の項目が入っていないことらしい.不可抗力は、戦争、ストライキ、暴動、犯罪、伝染病、突然の法改正、またはイベントなど、当事者の制御を超えた異常な出来事または状況が発生した場合に、両当事者を責任または義務から本質的に解放する契約の一般的な条項であるが、IOCとホスト都市との契約によると、戦争や内乱などの非常に例外的な状況下でのみ、開催を中止できるという.出場する選手たちも例外にもれず、コロナを含む病気、感染にかかった場合、IOCに全く責任はなく、個人選手の責任となるらしい.よってオリンピック参加にあたり選手はIOCの誓約書にサインを求められるという.

オリンピックが現在ほど商業化され、メガ・イベントに膨れ上がったのはここ20年ほどとのこと.IOC は、その収入の約 70% が放映権から、約 18% がスポンサーから得ていると考えられている.よって、オリンピックが開催されなければ、IOC の財政とオリンピックの将来に深刻なダメージを与える可能性があり、IOCが「コロナ禍の中の緊急事態下でも大会を安全に開催できる」と繰り返し主張してきたことを考えると、IOCが中止を決定する可能性はほとんどないように思われる.

もし東京都がIOCの意思に反して契約を破棄して開催をキャンセルした場合、リスクと損失は日本側に転嫁される.東京 2020 の予算は 126 億ドルに設定されたが、実際の費用はその 2 倍になる可能性があると報告されている.オリンピックに関係するすべてのチームが多額の保険に加入しているにもかかわらず、オリンピックが開催されない場合の損失は依然として大きいといわれている.

延期と国際的にみられるオリンピックのファン離れは、開催国と IOC の両方にとって、通常のオリンピックの予想利益をすでに押し下げている.多大の費用、予想できないリスクを考えるとオリンピック招致を望む意志のある先進国の都市はもうないのだそうだ.2024年パリ、2028年ロス・アンジェルスのオリンピックが先進国都市がホストする最後のオリンピックになるだろうといわれている.最近IOCは中国に接近しているそうで、将来のオリンピックは中国中心のオリンピックになるであろうと予測するジャーナリストもいる.また契約に反映しているように、IOCの持つ絶対的ともいえる権力に疑問視が投げかけられているのも事実のようである.

Statistics and Research

Coronavirus (COVID-19) Vaccinations https://ourworldindata.org/covid-vaccinations?country=~JPN

The New England Journal of Medicine(世界で最も広く読まれ、最もよく引用され、最も影響を与えている一般的な医学系定期刊行物、5月25日付)の記事(https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMp2108567?uery=featured_home)

によるとコロナ禍で安全にゲームを遂行するために作られたIOCのガイダンスは「科学的に厳密なリスク評価に基づいておらず、感染が発生した場合、その要因、最もリスクが高い参加者等を考慮していない」と否定的で、「WHOが労働​​安全衛生、建築と換気工学、感染症疫学の専門家、およびアスリートの代表者を含む緊急委員会を直ちに招集し、これらの要因を考慮し、リスク管理アプローチについて助言することを推奨する」と提案している.日本におけるPCR検査数、ワクチン接種普及率の低さ、および感染率がより高いイギリス変種株、インド変種株感染の激増等を考慮した提案である.