先日、コロナ問題について有益な情報を提供していただいているドクター船曳のCOVIDの爆発的蔓延について のフォローアップ投稿である。編集子は1999年サラリーマン生活に終止符を打ったが、やめていなければかの ”2000年問題”対策の担当になるはずであった。全世界が(起きやしねえよ)派と (世界がひっくりかえるかも)派に分かれて固唾を飲んだけれど何も起きなかった。世界は平和だった。問題が起きたとしても、これだけ準備しているし、対応はできる、という暗黙の自信があったからだ。しかし今回の、まさに天災、宗教家に言わせれば最後の審判だかアルマゲドンだかともいうべき現状、我々の多くはすでに一線にたつことかなわず文字通り横町のご隠居の一哲、ご照覧あれ。
(日本HPOB 甲谷勝人)今起きているパンデミックは全く手が付けられないですね。特に腹立たしいのは若者たちの態度。もちろんすべての若者がいい加減なわけでもないし、国や官僚の態度や対応についても如何なものかと思われることが多々ありますが、今の環境下で一番有効と思われる対策は、一日も早くワクチン接種の範囲を拡大することだと思います。
私は今ファミリーの中では「小言幸兵衛」に徹していて、それぞれの家族の中でワクチン接種の予定はどうなっているか、ファミリーメンバーが集まるときの人数や飲食の予定はどうなっているかなどを家内を始め主としてお嫁ちゃんたちにチェックをかけています。特に家内からは大いに嫌がられていますが、これが老人のリスク管理の出番だと思っています。少なくともファミリーの中からワクチン接種に異論を唱えるものが出ないように気を付けています。
(大学時代クラスメート 飯田武昭)昨年の今頃つまり1年前頃にはマスクを着用して手指消毒の徹底、「3密」回避、「ステイホーム」など、そのどれもが重要な効果があると今でも思っています。しかし、飲食店やバーなど酒類提供の業種に1年半以上に及ぶ相変わらずのお願いベースでの規制が続いている現実は、最早、看過できない政治行政の能力の欠如と考えています。これらの業種(旅行宿泊業も含めて)にどれだけの日本人が関わって生活をしているか、又日本的な伝統文化がこの分野に依存しているかを思う時に、やはり私が当初から感じてきた現在の政治家諸氏の能力と感覚の欠如が全てに及んでいると感じます。
元々、安倍総理時代から今の菅総理の政府の諮問会議の尾身会長の発言も含めて、極めて政治的な発言だと感じていましたが、新型コロナがいくら新規の感染症といっても、それを予防する方法はその後の市中の検査データ等を種々分析して、プラス先行する欧米の沢山の有力な情報を的確に分析していけば、自ずとある程度、明確に具体的に示せる筈です。
それを毎週、決まった日時に(例えば、毎週2回とか)政府が会見の場を持つことをすべきです。感染症の専門家にはTVを見ている限り数人の正しい情報をもって立派な考え方がおられますが、総じて言うと全部が考え方や発出の仕方が正しいと思われない方が多々見受けられます。感染症は医学の分野では、日本では特にややマイナーだった?か、と独り言ですが思っています。対策は時には予想する効果が出なかったり失敗することも当然あります。そうしたらその理由を付して考えうる別の対策を提示して実行に移したら良いのですが、具体的と思われる対策が専門家会議からも出てこない。政治家がここへきて、発信力の弱さとかの問題でなく、本当に問題がどこにあってそれをどのように解決するかという思考回路的な能力の無さを残念至極ながら露呈していると思います。野党は与党がこれだけコケているのに、未だに支持率が上がらない点はもっと責任は重大かも知れません。
酒類提供業者のことに戻れば、この1年半の間に、どのような店のレイアウト(アクリル板の高さや置き方や座席の間隔等々)であり、人数は4人まで、食べる時はマスクを外して黙って食べる、しゃべるときはマスクを着ける、くらいで営業してもOKくらいの科学的データに基ずく公報ができても良いはずです。ワクチン問題でも河野大臣が担当になって期待したのですが、こちらも毎週決まった日時に会見を開くかと思いきや、初めは打ち手不足を心配していたのに、ワクチン接種が急速に進んだ頃からは、定期的な会見ではなく、どこかの民放やSNSでちょこちょことしゃべるものだから、本当は在庫があるのか無いのか、すら分からなくなってまっています。
東京オリンピック開催については、遅くとも開幕1か月前の時点で菅総理大臣として、開幕か中止か難しい判断ではあるが、「斯く斯く云々(しかじか)という理由で、次の何項目かを安全対策として実施するので開幕する決断に至った」という談話を1時間くらいかけて、総理と関係閣僚(橋本オリンピック組織委員会会長等)が、具体的な安全対策を国民に示しておくべきであり、これには万が一、途中で中止する危機管理はこのような状態という点も含めて、それをやってこそ国民も開催に納得しリスクを共有してオリンピックを楽しめたと思います。菅総理他の談話は常に「安心安全なオリンピック」と言うだけで、安心安全は受け取る方の国民や日本に来る外国人が感じて得るものであって、総理大臣や閣僚が手段も言わずに祝詞の如くしゃべるのは極めて不可思議であると思っています。
(普通部OB 船津於菟彦)一部にマスコミが煽っている。「ヒステリーマスコミ」
(37 宍倉)今まではコロナ問題は私の日々関心事(一喜一憂)一番でした。今では、引き続きワイドショウの飯の種になっている日々のコロナ報道・情報にはなげやり的な気分です。感染者の日々増加とともに私のストレスも増加しています。
ワクチン接種が全体で50%にも達していないのに、新たに感染力の強いデルタ株感染者増加、加えて早くもが3回目の接種が必要とも言われ始めています。都心、又夜の街に出る機会は意識的に避けています。私の日々の行動範囲で見る限り、街中ではほぼ100%の人がマスクをしており、レストラン、スーパー等でも皆密集をさけ、マスク着用で、入り口には手消毒液・検温器等が設置されており、対策はそれなりに取られています。それでも日々感染者は増加の一途です。こうなったら自己防衛あるのみです。
酒があたかもコロナ感染源であるかの風潮には疑問を持ちます。一人静かに飲む酒もあります。要はマスコミで日々報道されている、夜の街の若者を中心とした飲食(特に飲)での、密集、大声での盛り上がりに問題であろうと思います。この状況を規制するには法制上の問題が壁となっています。
現政権の遅れ遅れの政策・対応には大いに問題もありますが、仮に秋の総選挙でリーダーが変わっても、又同じようなリーダーが生まれる事でしょう。政治の貧困、そんなリーダー生みだす土壌を作ってしまった我々国民の責任は大きいです。この現状一番の犠牲者は、子供達ではないでしょうか。部活等始め日々の活動が規制され、本来の活動も出来ない若者のストレスの高まりも理解できます。特に学年最上級生は、これまでの自己研さん・努力を発揮できる最後の機会が奪われています。甲子園を目指した高校野球でも、コロナ禍が災いし出場の機会が奪われた高校3年生も出てきています。
我々高齢者も残り少ない余生にそれぞれの人生終活の計画を持っていたと思いますが、それ断念せざるを得ず、誠に残念です。