今日は日中少し暖かくなりました。馬術競技場のモミジがとてもきれいです。
山梨県小淵沢町にある馬術競技場です。大きさは東京ドームの5倍。日本で有数の競技場です。一年を通じて大きな大会が何度も開かれます。

旧き友集い語ろうは 過ぎし日の旅山の想い (投稿は著者あてメールでお願いします)
猛暑日から突然冬の気配になり慌てて夏物から冬物へと。秋がなく
米国のトランプ大統領は29日、マイクロソフト創業者のビル・ゲ
しかし、子供の成長を祝って七五三の家族ずれが亀戸天神に参りに
高齢化が進み子供の誕生は嬉しいことと思いますね。我が家も遙か
その時とは大きく変わり少子化。高齢化社会。
日本は、総人口約1億2,600万人に対し、約12%が少子人口
15歳〜49歳までの女性が出産した子どもの数を合計し、それを
そして今後の社会保障を考える上で、これまでに進められてきた改
労働力が減少することで日本の経済活動も減少することになるでし
高齢者と現役世代の人口が1対1に近づいた社会は「肩車社会」と
よく知られたサム・ウエルマンの一節を再掲しますー
青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ.
たくましき意志,優れた創造力,炎ゆる情熱,怯懦 きょうだ
しりぞ逞を却ける勇猛心,
安易を振り捨てる冒険心,こう言う様相を青春と言うのだ.
年を重ねるだけで人は老いない.
理想を失う時に初めて老いがくる.
歳月は皮膚のしわを増すが,情熱を失う時に精神はしぼむ.
人生への歓喜と興味.
人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる.
人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる.
希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる.
(編集子)いつの間にかKWVOB会の定番になった ”月いち高尾” なんかはウエルマン説の具体化みたいに思うんだが。
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1月から12月までを旧暦の「和風月名」でいうと以下の通りになる。わかったようでわからないことの典型か。

やよいさん、どっかにいたっけ。そういえば、エーガ ”亡国のイージス” で真田広之の向こうを張った勝地涼の役名が如月、というんだったが、苗字もあるんかなあ。面白い作品だったが、愛好会のインテリ層にはうけなかっただろうし、見た人も少ないだろうけど、こ
ういうのは時事意識の拡充には役にに立つもんだぜ。 ”空母いぶき” や ”沈黙の艦隊” では国家非常事態、という文脈がよく理解できたし。
霜月の話からえらく飛んじまった.。ご容赦ありたし。
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(著者:前田速男。発行:アーツアンドクラフツ/2025年)。
この本は、ごく平均的な日本人の枠からは外れた「非常な人」、偉人ならぬ異人たちの群像を描いたもので、そうは言っても、それは南方熊楠や岡潔や白川靜のような天才ではなく、身近にいる普通の人々、「非凡なる凡人」だ。それは下記の11人なのだが、小生が名前だけを知っている人物に*を振ってみたが、その数は、ボンクラのせいか僅かに3人に過ぎない。とは言え、「非凡なる凡人」であれば、さぞかし痛快無比な読み物になっているのではないかと大きな期待を持って頁を繰り始めた。
劈頭の平秩(へづつ)東作から読みだしたが、当時の狂歌師の話しから始まっているので、何が何やらさっぱり分からず、即、途中棄権。そこで、いっそのこと、知ってる人からと思い、思い切って「潜行三千里」(これは、不謹慎だが、出来の良い冒険小説の類いで、大変、面白かった)で有名な辻政信から手を付けた。
ところが、ここで思いも掛けぬ、驚くべき以下の台詞に遭遇した。そこで、ここでは、焦点をその点だけに絞ることにする。「・・・沖縄や南西諸島のみならず、日本列島沿岸の軍事基地化が、為政者による戦争の準備であることを、どうして見抜けないのだろう。・・・」。要するに、日本が戦争をしたがっていると断じているわけだ。でも、一体、日本はどこの国に侵攻したいのだろう。そう言えば、この度の高市・新政権の発足に当たって、例えば、役人から評論家に転向した古賀茂明は、極右軍国主義政権である、社民党党首の福島瑞穂は、戦争準備内閣であると言って弾劾した。
しかし、皆さんご存知のように、日本は憲法の、第9条第1条で「戦争放棄」、第2条で「戦力不所持」、第3条で「交戦権否認」を謳っている。従って、この第9条を変えない限り、日本は、他国に侵攻するにせよ他国からの侵攻を防ぐにせよ、他の国と軍事で争うことは不可能だ。現状は、それを誤魔化し誤魔化して、自衛隊の名のもとに日本を護っているに過ぎない(従って、小生は、現在の憲法を、現状に則して改憲すべきだと思っている)。つまり、軍国主義と言い募り、戦争準備と言い募っても、そんなことは、土台、不可能なことなので、それは完全に自己矛盾に陥っており、全く意味をなさない。どう転んでも出来ないことを声高に叫んでも、ただただ虚しさが残るだけだ。軍靴の音が響いてくると言った発言も(或る学術会議会員)、所詮はその類いの意味のない空論だろう。問題は、こう言ったまるで起こることが有り得ない空論を、恰も起こるかのように巻き散らす輩の存在そのものではないか。
そこで、60年ほど前の安保改定当時の朝日新聞の論説を思い出した。ここでも戦争が始まる、戦争が始まると狂ったように叫ぶ輩が執拗に駄弁を巻き散らしていたが、何のことはない、案の定、何事も起こらなかった。これは、ごく普通の日本人を脅かす、左巻きの連中の常套手段だ。でも当時と今とでは、ネットのあるなしで、情報の質と量が大きく違っており、今更、そんな威しは通用しない世の中に変貌している。
と言ったことで、早速、この本をこれ以上読み進む必要がないことがハッキリしたので、直ちに、この本を図書館に返却した。
平秩東作:蝦夷地をスパイした江戸の狂歌師。
近藤富蔵:流刑の地・八丈島の生き字引。
木村荘平:東京市内二十二の牛鍋チェーン店のすべてに自分の妾を配した牛肉大王。
山中共古:皇女和宮の御庭番から牧師へ、民俗研究家へ。
鳥居龍蔵:小学校中退の世界的ワンダリング・スカラー。
鳴海要吉:石川啄木より早い北の口語歌人。
狩野亮吉:引退後は陋屋で春画の収集、製作に専念した京都帝大文科大学長。
辻政信*:ラオスで消息を絶った元帝国陸軍の鬼参謀。
車谷長吉*:「反時代的毒虫」を自称した贋世捨人。
宮崎学:グリコ森永事件の「最重要参考人」だったキツネ目の組長。
橋下治*:規格外れの鬼才、驚異のマルチ人間。
番外・稲垣尚友:昭和・平成・令和、三代のタビ師。

1944年、福井県生まれ。東京大学文学部英米文学科卒業。1968年、新潮社入社。1995年から2003年まで文芸誌「新潮」の編集長を務める。1987年に白山信仰などの研究を目的に「白山の会」を結成。著書に『異界歴程』『余多歩き 菊池山哉の人と学問』(読売文学賞受賞)、『白の民俗学へ 白山信仰の謎を追って』『古典遊歴 見失われた異空間(トポス)を尋ねて』『「新しき村」の百年 〈愚者の園〉の真実』『海人族の古代史』『谷川健一と谷川雁 精神の空洞化に抗して』など。
(編集子)嘆くなかれわが友。俺が知ってるのは辻だけだ。 ”非凡なる凡人” でありたいとは思い続けてむなしく、すでに80年を超えた、という事実があるだけだ。
生涯何十回と引越しを繰り返した北斎は現在の墨田区に暮らしたが

やがて絵師として生きる覚悟を決めたお栄は、
この「吉原格子先乃図」や「夜桜美人図」(写真貼付)
当時の鎖国時代、
応為はまた美人画を描かせると北斎も敵わないとも評され、
応為の性格は、父の北斎に似る面が多く、やや慎みを欠いており、
老いた紅衛兵と固く握手した。彼は誇らしげに五星紅旗を掲げていた。
そこは「鴨緑江」を跨ぐ鉄橋、「鴨緑江断橋」である。約100年前に日本が建設した「鴨緑江橋梁」。1950年の朝鮮戦争中にアメリカ軍によって爆撃された断橋。彼らはマッカーサー元帥と対決し、勝利したことを中朝兄弟の絆として祝っていた。
「丹東」は中国と北朝鮮との境に流れる「鴨緑江」に沿った都会である。朝鮮族が多く住む北朝鮮を臨む国境の町でもある。中国も北朝鮮も同じく厳しい監視国家。「鴨緑江」は監視国家が監視国家を監視する自然の大河なのだ。
老いた紅衛兵はつぶやいた。“地上のユートピアと言われた北朝鮮、今では地上の地獄と言われている” 。北朝鮮を臨む支流は幅50m程度であるから泳いで渡れる。双眼鏡で眺めると北朝監視兵は機関銃を抱えて警備していた。
「一歩跨」と掘られた記念碑があった。たしかに一歩跨ぐだけで楽に往来できる。しかし現実は有刺鉄線が数本重ねられて逃亡を防いでいる。「地上の地獄」に閉じめておこうという固い決意の表れである。記念碑の横にある中朝友好の国旗は無言だった。
中国と韓国は今では経済的に強く結ばれている。北朝鮮よりも韓国が友好国なのである。歴史の皮肉と思える。