神無月から霜月へ (普通部OB 船津於菟彦)

猛暑日から突然冬の気配になり慌てて夏物から冬物へと。秋がなくなりましたね。亀戸天神菊祭りは開催しているんですが猛暑のせいか菊は未だ咲いていません。紅葉も遅れて居る様ですね。

米国のトランプ大統領は29日、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏が気候変動について「人類滅亡につながることはない」と提言したことを受け、トランプ氏自身のSNSで「気候変動のデマとの戦いに勝った」と投稿し、地球温暖化への懐疑論の勝利を「宣言」した。トランプ氏は国際枠組み「パリ協定」の再離脱を表明している。そうかなぁ。矢張り地球の温暖化は進んでいるのでは。

しかし、子供の成長を祝って七五三の家族ずれが亀戸天神に参りに来ています。少子化時代に成り人口の減少は避けられなくなっていますが、高齢者も活躍しています。

高齢化が進み子供の誕生は嬉しいことと思いますね。我が家も遙か前に明治神宮まで着物を着せて行ったのは最近に思いますが遙か半世紀にナンナンとしますね
その時とは大きく変わり少子化。高齢化社会。
日本は、総人口約1億2,600万人に対し、約12%が少子人口、約28%が高齢者人口、そうでない年齢の人口が約59%となっています。
15歳〜49歳までの女性が出産した子どもの数を合計し、それを「合計特殊出生率」と定義しています。そして「合計特殊出生率」が人口を維持するのに必要な水準をある程度の期間下回っている状況を「少子化」と定義しています。
そして今後の社会保障を考える上で、これまでに進められてきた改革を反映した「社会保障の給付と負担」の見通しが進められてきました。高齢者対応が出来なくなるかも。
労働力が減少することで日本の経済活動も減少することになるでしょう。
高齢者と現役世代の人口が1対1に近づいた社会は「肩車社会」といわれます。これにより社会保障に関する給付と負担の間のアンバランスは一段と強まるでしょう。でも人生100歳時代を謳歌して参りましょう。

よく知られたサム・ウエルマンの一節を再掲しますー

青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ.
たくましき意志,優れた創造力,炎ゆる情熱,怯懦 きょうだ
しりぞ逞を却ける勇猛心,
安易を振り捨てる冒険心,こう言う様相を青春と言うのだ.
年を重ねるだけで人は老いない.
理想を失う時に初めて老いがくる.
歳月は皮膚のしわを増すが,情熱を失う時に精神はしぼむ.

人生への歓喜と興味.
人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる.
人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる.
希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる.

(編集子)いつの間にかKWVOB会の定番になった ”月いち高尾” なんかはウエルマン説の具体化みたいに思うんだが。

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1月から12月までを旧暦の「和風月名」でいうと以下の通りになる。わかったようでわからないことの典型か。

やよいさん、どっかにいたっけ。そういえば、エーガ ”亡国のイージス” で真田広之の向こうを張った勝地涼の役名が如月、というんだったが、苗字もあるんかなあ。面白い作品だったが、愛好会のインテリ層にはうけなかっただろうし、見た人も少ないだろうけど、こういうのは時事意識の拡充には役にに立つもんだぜ。 ”空母いぶき” や ”沈黙の艦隊” では国家非常事態、という文脈がよく理解できたし。

霜月の話からえらく飛んじまった.。ご容赦ありたし。