USBの充電器が不具合になり、充電できなくなり、「南米大河」
先ずUSBとはユニバーサル・シリアル・バス(英:
PCを始めた頃は何やら可成り大きな端子を螺子かバ ネで留めてケーブルも可成り太い「Small Computer System Interface(スモール・コンピュータ・システム・ インターフェイス)」、略して「SCSI」スカジーと呼ばれていた。しかしSCSIはメーカーが独自に形式を開発してしまったので、 相互に利用することが次第に難しくなっていき、価格も高止まりしてしまって、転送速度も高機能化するPCの世界では次第に陳腐化し、かつ、コネクタのピンの数が多いことから、 小型化も困難だった。そんな中で、 ATAやSATA等という高速度かつ小型化された新しいインターフェ ースが登場し、SCSIケーブルは利用されなくなって、USB端子が登場。コンパック、 ディジタル・イクイップメント・コーポレーション (DEC)、 IBM、インテル、マイクロソフト、NEC、 ノーテルネットワークスの7社が合同で1994年に開発を行い、 Windows 98において正式にサポートされたことで普及した。さらにUSB 2.0/3.0の登場によって転送速度が大幅に向上し、 従来はIDEやSCSI、 イーサネットなど高速転送規格が必要だったハードディスクドライ ブ等の機器との接続にも用いられている。
一方アップルは何か言うと、 昔の日本電電公社の様に自社開発の独自路線を進む。 そこで開発された「Lightning(ライトニング)」 は、iPhone/iPad/iPod touchに搭載されているApple独自仕様のインタフェース だ。周辺機器との通信や電力供給、充電などに利用される。 コネクターに表裏はなく、どちら向きでも装着できる。
Lightningのメリットは、その「小ささ」にある。 これまでiPhone/iPadに採用されてきたDockは、 ピン数が30あるためコネクタを大きくせざるをえず、 横幅は約21mmもあったが、Lightningはピン数を8(表裏両面にあるので計16、 外周を含めた接点は合計17)に減らし、横幅は約6. 5mmとコンパクトになっている。
コネクタの両面にピンを配置したことは、 表裏を気にせず接続できる(リバーシブル) という使いやすさにもつながり、Dockに比べ開口部が約80%も小さくなったため、 ハードウェアデザインの自由度も増した。iPhone 5でヘッドフォン端子が本体下に移動したの、 Lightningの採用が大きく影響していると考えられる。
コネクタの両面にピンを配置したことは、
小型で裏表がないなどの特徴はその後登場したUSB Type-C(USB-C)コネクタにも受け継がれており、 2018年モデルのiPad ProではLightningコネクタが廃止されUSB- Cが採用された。上下・左右の区別がなく、 どちらの向きでも挿し込むことができ、スマホが対応していれば、 高速に充電できるPowerDerivery( パワーデリバリー)対応のType-Cケーブルがおすすめ。
さて現時点ではスマホはアンドロイドか、 iPhoneで二分されている。昔はもっといろいろあったのだが、現在、 電子機器の充電器の端子は主に2種類。アンドロイドが使う「 USBタイプC」と、iPhoneが使う「ライトニング」に集約されて、
EU各国と欧州議会は、 EU域内で販売されるスマートフォンなどの電子機器の充電器の端 子を「USBタイプC」 に統一するという規制案で大筋合意して、2024年秋にも幅広い機器に適用される見通しである。
アップル社でもすでにiPadではタイプCという状況もあり(大容量のやり取りが必要だから。今後、 5G対応となり、高性能化する中で、 iPhoneがタイプCになっていくという見方もある。よって、今後は「USBタイプC」に統一されていくモノと思われるが現在は未だUSB Type-A、USB Type-CとかアップルのLightning(ライトニング) コネクターが主流でややこしい。
小生はアップルオタクなので取り敢えずUSB Type-A〜Lightning(ライトニング) コネクターの接続で買い換えたが、時はより高速のUSB Type-C(USB-C) の時代に急速に転換してきていてApplepersonal computerも新型は端子はUSB Type-C(タイプC)になって来ているのが現状である。
データ転送の規格とは別にUSB Power Delivary(PD)という給電に関する規格があり、USB Type-Cはこの規格も考慮した仕様になっていて最大100Wの給電を可能にした。従来の端子では最大7. 5Wが上限だったため、 かなり大きな電力を供給できるようになっている。 USB以外の信号を流せる「オルタネートモード」 という仕様があり、 これを利用することで映像出力もできるようになった。
関連していろいろと情報はあるが、とりあえず大筋のご紹介にしておく。
選択に当たってのご参考になれば幸いである。