サム・ペキンパー監督の「荒野のガンマン1961」に次ぐ2作目
マクリーは25万ドルの金を鉱
この二人に、スコットの知人の若者ドナルド・スターと鉱山にいるフィアン
男3人が娘ハートレーを救い、娘の家へ近づくと5人兄弟のう
撃戦で死亡、3人が娘の父親を殺し家の中で待っていた。射ち合い
瀕死のマクリーの頼みを聞き金塊の護送を引き受けたスコットは若

旧き友集い語ろうは 過ぎし日の旅山の想い (投稿は著者あてメールでお願いします)
サム・ペキンパー監督の「荒野のガンマン1961」に次ぐ2作目
マクリーは25万ドルの金を鉱
この二人に、スコットの知人の若者ドナルド・スターと鉱山にいるフィアン
男3人が娘ハートレーを救い、娘の家へ近づくと5人兄弟のう
撃戦で死亡、3人が娘の父親を殺し家の中で待っていた。射ち合い
瀕死のマクリーの頼みを聞き金塊の護送を引き受けたスコットは若
(安田)子供に対する親の無償の愛を描いた映画。イタリアのチャップリ
前半の笑いを誘うコメディー調から後半は一変して、ナチスドイツ
第二次世界大戦中のユダヤ人に対するホロコーストの悲劇を、不条
オッフェンバックの音楽「ホフマンの舟歌」は映画にピッタリで大
(菅原)「ライフ・・・」見ました。ただし、期待が大きかっただけに、失
ひとつ、ギャグが余りにも古めかしい。例えば、しつこい帽子の取
(保屋野)この映画が2月放映の一押しだっただけに、菅原さんの「勇気ある感想」に拍手します。前半は(つまらない)コメディーで、どこが名作なのか・・と我慢して観てたら、いきなり、イタリア駐屯のドイツ軍「ユダヤ人陣強制収容所」での深刻な場面に移り、やがて終戦を迎え、主人公は銃殺されるものの、子供と妻は生き延びる、という(感動的あるいは陳腐な)エンディング・・・ネットでは、「ホロコースト下での親子愛を描いた感動的名作」という評価もありましたが、私の感性が劣化してるのか、私にはあまり伝わりませんでした。
他方、「ボロクソ」の評価も有り、各自の感性によって評価が分かれる作品なのかもしれませんね。ベニーニ監督は「イタリアのチャップリン」だそうですが、(他の映画は知りませんが)、「ライムライト」や「街の灯」等と比較できるレベルではないでしょう。
(久米)「ライフ・イズ・ビューティフル」が封切られてからもう22年も
チビ太殿いわく、
”22年前封切り直後に映画館で観た時に受けた強い印象と昨日テレ
本当に同じ思いが多々あります。あの当時はあんなに感動したのに今見てみると何という詰らない作品なのだろうかと思い、私の感受性が鈍ってしまったの
映画鑑賞はそれで良いのだと思います。それと人の感受性の違いもあるのである人には感動を呼んでもある人の心には響かない場合もあると思います。そこが映画の面白さではないでしょうか。
(小川)コブキさん、まさに同感ですね。
(編集子)思いがいろいろある……..か。この年、小生はサラリーマンにおさらばしたのだが。
知人の山岳カメラマンが厳冬期の上高地撮影の為、2週間小梨平でテント生活をすると聞き、図々しくお邪魔することにしました。
1月21日、早朝、誘った後輩の車に厚木から乗せてもらい一路、中の湯温泉へ。宿に車を置かせてもらい、2泊3日のスノーキャンプに行くには多すぎるくらいのご馳走と酒とスキーを持ち、久しぶりに超20kgの荷物を担いで釜トンネルを歩き始めました。重い!!
釜トンネル、上高地トンネルを抜け200m程行きコーナーを曲がると、見えた!!真っ青の空に真っ白な穂高が大歓迎で迎えてくれました。この景色を見るだけで来たかいがあると言うものです。上高地までのバス道は河岸工事などの為に除雪されていて歩き易い。大正池で出迎えを受け、河童橋まで快適に歩けました。シーズン中は人でごった返す河童橋周辺ですが、大自然の中、静寂そのものです。
小梨平到着。他に人はいません。
下の写真は左から奥穂高岳、焼岳。そして一番下に載せたのが夜9時頃にスマホで撮った釣尾根。拡大すると星も綺麗に撮れています。本当に最近のスマホのカメラは素晴らしいですね。
1月22日 あいにくの雨模様。午後に小雨になったので岳沢の登山口辺りまで、スキーでお散歩。今シーズン初めてのスキー(歩行)でした。することがないので早めの夕食。今夜はへしこサバと大根で日本酒を一杯。メインはキムチ鍋、最高! 昨夜はアヒージョとサバなどの自家製燻製と高級和牛のしゃぶしゃぶでした。
1月23日 天気は曇り時々雪と言ったところ。野生の猿が食料を狙ってやって来た(?)のか、結構の数に囲まれました。子ザルが可愛い!朝食後、下山開始だがテント撤収もなく、本当に楽をさせてもらい良い時間を過ごすことが出来たことに感謝、感謝です。下りは梓川沿いに田代池、大正池と山スキーでクロスカントリーです。そして、釜トンネルを一気に下り、中の湯の出迎えで宿へ。早速に温泉に浸かりのんびりできました。
1月24日 朝食後焼岳へ山スキーツアーです。私は、今シーズン初めてで心配でした。案の定、登りもスキー滑降も他の3人に迷惑をかけっぱなしで、ほうほうの体で降りてきましたが、正直もう山スキーは無理なのではないかなと自信を無くす、私にとっては厳しいものでした。
登りは休み休みで迷惑のかけっぱなし。下りも全然滑れてない! 何この恰好は! お恥ずかしい!!
下山後、最後の温泉を楽しみ、帰宅の途に就きました。身体はヘロヘロ、でも、4日間。頑張りました!!持つべきは親切な後輩たち。彼らのサポート無しでは何も出来ない年寄りになってしまったような気がします。
日経新聞で「私の履歴書」を美術史家・辻惟雄氏が書いているが、伊藤若冲と言う奇想の画家は彼と米国人のジョー・プライスによ
今回、何とその伊藤若冲などの江戸絵画のエツコ & ジョー・プライス夫妻コレクションの内190点が出光美術館に売
ジョー氏が人生の師の一人と仰ぐライトは、浮世絵のコレクターと
”それが若冲の《葡萄図》だったわけですが、そのときは絵師の名前
それ以来コレクションを始めた。そして自宅に飾り、障子越しの光
夫妻は自己資金と寄付をもとにロサンゼルス・カウンティ美術館に
エツコ & ジョー・プライス夫妻の在る
べき所にこの絵はあるべきと考え、プ
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江戸から東京に移り変わる時代に、多くの日本の絵画の名品が海外
それが今回返還され、自由に観られる機会が出来たことは素晴らし
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エツコ & ジョー・プライス夫妻(ETSUKO & JOE PRICE)
ジョー・D・プライスは1929年アメリカ・オクラホマ州生まれ
(菅原)
久し振りに、大変、面白い冒険小説に出会った。と言っても、1913年の作品だから、今から100年以上も前の話しだ。名前だけは聞いていたが、本物に出くわしたのは今回が初めてだ。英国の作家、サックス・ローマーの「怪人フーマンチュー」だ(漢字では、溥満洲だそうだ。
そこから、てっきり満州人だと思っていたが、出身地から漢人らしい)。一言で言ってしまえば、江戸川乱歩の「怪人二十面相と明智光秀(は、「麒麟がゆく」か)じゃない、明智小五郎」と思っていただければ良い。ここでは、白人世界の支配を目論む怪人フーマンチュー(悪)対、それを防ぐ英国政府高等弁務官のネイランド・スミス(善)の構図となる。とにかく、危機に次ぐ危機が、スミスだけでなくフーにも襲ってくる。そして、いずれもその危機から脱出するお話しだ。従って、物語りにただ身を委ねていれば良い。ところが、偶然が多過ぎるとか、平仄が会わないとか、屁理屈を言って文句を言いだすと、このお話しは成立しなくなる。従って、そう言う人にはお薦めしない。これがフーマンチューの第一作で、最後は1959年の13作目まで続いたとのことだ。日本では、あと第二作目の「悪魔博士フー・マンチュー」(1916年)が私家版で出ているだけだ。
なお、小生が読んだのは、ハヤカワ・ポケット・ミステリー(2004年発行の1757番。翻訳は嵯峨静江)。他にも、ジョン・フィリップス・マーカンドの「サンキュー、ミスター・モト」(1936年)も読んだが、面白さと言う点では、「フーマンチュー」には遥かに及ばない。
(中司)ここのところえらく評判のいい ”カササギ殺人事件”。先ほど読了。宣伝文句にいわく、読み終わったらボーゼンとする、
い。おすすめ。フーマンチューはこれから。先週まで、ジョー・ネスボを2冊、
(菅原)「カササギ・・・」、上巻は明日から借りられるが、下巻はまだ4人が待ちの状態。ここが、図書館の泣き所。
ジョー・ネスボ、全く知らなかった。Wikipediaを見ると、最近の流行りの人らしい。でも、こいつを原書で読んでるんだから、貴兄、大したもんだね。逆に、小生は、マイケル・ギルバートの「スモールボーン氏は不在」(1950年。訳者:浅羽莢子。小学館)を読んだ。70年前の本を、一生懸命、読んでたら、現状には全く疎くなっちゃうね。こいつは面白かったが、犯人がムリ筋でいささかガッカリ。
(岡野)菅チューから紹介された辻真先の本はまだ図書館の順番が来ないので、すぐ借りられた「焼け跡の二十面相」を読みました。
時代設定が戦中から戦後なので、懐かしい風景が思い出される”少年探偵団”でした。もう一冊は陳浩基/訳・玉田基、二段組みで537ページ、読みでがありましたが予約が入っていて延期が出来ないので電車の中でも読みました。
痴漢被害に遭った妹がネットの書き込みで炎上し自殺、姉が”ネット探偵”に依頼して犯人捜し「復讐」というストーリーですが、ネットのハッカーや仕組みがも判るテンポ良く読める本でした。
(中司)4,5年前になるかなあ、”K-20″ 怪人二十面相っていう映画見ました。
(中司―田村)今朝、本を発送しました。
「ドクトル・ジバゴ」は、昨年初めて観ましたが、監督、シナリオ(原作)、俳優、音楽、そして映像等全て「ハイレベル」の「大作」でした。ハリウッドの長編大作といえば、先日観た「80日間世界一周」や昨年観た「エデンの東」「アラビアのロレンス」「ゴッド・ファーザー」「史上最大の作戦」そして、「風と共に去りぬ」「ベン・ハー」等思い付きますが、映画全盛期ならではの「映画の華」だと思います。ちなみに、この中で、ドクトル・ジバゴ」と「エデンの東」「史上最大の作戦」以外は、アカデミー作品賞を受賞しています。
確かに、同じ、監督(デビット・リーン)音楽(モーリス・ジャール)俳優(オマー・シャリフ)の「アラビアのロレンス」と比べると若干評価は低いようですが、映像(舞台)が(暗い)ロシアであることが(明るい)アラビアの砂漠に負けたのかも?最後に、「ララのテーマ」は映画音楽史上、「ベスト10」に入る名曲だと思います、ビデオで間奏曲を何十回も聴いたほどです。
昨晩、42年卒河瀬さんのお招きで映像学会によるコロナウイルスに関する講演を視聴しました(河瀬さんは本学会の副会長、会長は40年卒の林勝彦さん)。
講師はインペリアル・カレッジ・ロンドン(王立ロンドン大学)で免疫学専攻の小野昌弘准教授です。本内容について免疫学会など医療の世界ですべてが合意され認められているかどうかは不明です。小野先生の講演を下村の理解しうる範囲でまとめ、河瀬さんにチェックしてもらいました。これまでの実験や検証から得られた先生の知見ですが、まだ不明な点が数多く残っているとのこと。このことを理解した上で参考になさって下さい。
*コロナの発症率
無症状の人が30%、軽症の人が60%、重症になる人5%、亡くなる人1%。9割の人がコロナにかかっても軽いか無症状ですんでいる。問題は重症になったり亡くなる恐れのあること。これにどう対処するか。
*ワクチンの効果
ワクチンには大きな効果がある。ワクチンを接種した人と接種していない人との間では感染率にきわめて大きな違いがあることが分かった。検証の結果、ワクチン接種したほとんどの人は感染しなかったが、無接種の人はほとんどの人が感染したことが判明。
今のワクチンはイギリス型ウイルスには効果があるが、南ア型ウイルスに対しては効果が大幅に落ちる。ブラジル型に対する効果はまだ未解明。ワクチン開発は常にアップデートしていく必要があるが、コロナの変異に合わせてワクチンの構造を簡単に変えられる様に出来ているので、ワクチンのアップデートは容易。
*ワクチンの副作用
現在、ワクチン接種による重篤な副作用は起きていない。米国では既に2,200万人以上の国民に接種されており、またイスラエルでは国民の50%以上が接種済み。今のところ生命に危険を及ぼすような重大な副作用は起きていない。
*ワクチンの持続効果
ワクチンの効果が出るのは接種後4週間たってから。持続効果は半年ぐらい。
コロナ感染者の体内にできる抗体(体内に入ったウイルスの悪さを防いでくれるもの)の持続効果は8か月ぐらい。従って、感染が終息するまでは半年~8か月ごとにワクチンを接種する必要があると思われる。
*変異について
新型コロナウイルスは頻繁に変異し、多種多様な型のウイルスが世界各地で発生している(イギリス型、南アフリカ型、ブラジル型など)。免疫がまたコロナの変異を助長する。イギリス型変異ウイルスの感染力が強いのは健康な細胞にとりつくための突起にあるSタンパクの変異が多数あるため。
*アフターコロナの生活について
全国民のワクチン接種が終わり感染が終息に向かっても変異したウイルスは残り続ける。従ってコロナ以前のように無防備に自由に動けるようになるとは考えにくい。一定の予防措置を講じながらの制約を受けた生活になるだろう。
*集団免疫は生れない
感染病は一般的に国民の6割~7割の人がウイルスの抗体をもつようになると集団免疫ができる。この結果、実効再生産数が減り社会的な広がりが抑制されて自然に終息に向かうが、新型コロナウイルスの場合は集団免疫が生まれない。
昨年ブラジルのある町では4月~5月ごろから感染が急増し、秋には市民の76%が感染したが、それでも今だに終息していない。当地では夏に当たるこの1月に感染が再発・感染者が急増し、集団免疫のできていないことが認められた。
これはウイルスの変異が頻繁に起こること、そして抗体の防御機能が長続きしない(持続効果がない)ことが考えられる。
*重症化について
コロナ感染者の約5%が自分自身のもっている免疫細胞が過剰反応して臓器に障害を与えることで重症化する。重症化は免疫暴走(サイトカインストーム)で起こり、肺炎型、血栓型、血管炎型(川崎病様)の三種がある。重症化するかしないかは人によって大きく異なり、基礎疾患者が重症化する率の高いことは統計学的に分かっているが、医学的にはどのような場合に過剰反応し重症化するかについてはまだ解明されていない。 以上