川崎桜本九福神     (34 小泉幾多郎)

恒例の七福神めぐりを長年続けてきましたが、寄る年波には勝てず、一昨年は成田山横浜別院の野毛一箇所七福神、昨年は柿生の浄慶寺の一箇所七福神でお茶を濁してきました。

恵比寿天

今年も一箇所で、と思っていたら、偶々川崎大師の近くに桜本町商店街九福神というのを発見。1月6日に行ってきました。

上向き小僧

川崎駅から大師行きのバスで桜本下車。九福神とは珍しいですが、1999年に設立されたこと、坂本九が幼少期にこの町に住んでいたことが、九福神設立の由来とのこと。本来の七福神のほかに、上向き小僧と福招き猫の二つを加え九福神。上向き小僧は、坂本九の「上を向いて歩こう…」からで、他の七福神の殆んどがあらゆる願いを上向き

福招き猫

にすべく上を向いている。福招き猫は街の入口にある高き門型アーケードに鎮座。写真は省略しましたが、弁財天を除く殆んどの七福神に猫が同居しています。 写真の恵比寿天の上に、「発見、歓喜、じわーっと幸せ。さくらもと九福神」のポスターが見える。写真の弁財天だけが。コミュニティセンターの屋上にあり、琵琶ならぬ三味線を抱え鎮座。三味線は猫皮を使うから。まあのんびり歩いて1時間位か。

疲れも感じず、さくらもと九福神の看板どおり、気分を上向きに帰宅。あとで知ったのだが、この桜本町は、コリアンタウンの一角で、一時はコリアンの佇まいの飲食店等で繁盛していたらしいですが、コロナ禍等で若干勢いがなくなっている感じ。6日ということもあるのかも知れないが、九福神目的の人に会わなかったし、九福神の場所を尋ねても関心のあるような人と出くわさなかったことには淋しさを感じました。

伊豆九島を臨む旅をしてきました  (42 保屋野伸)

瓜木崎

4日、5日と家内、娘、孫の4人で-伊豆旅行をしてきました。(といっても、踊り子号+下田東急ホテル宿泊というJRのプランです)

昨日は、伊豆下田駅前からロープウエイで寝姿山へ、そこから見えたのが、大島、利島、新島、三宅島、御蔵島、式根島、神津島でした。これって「伊豆7島」? 私の記憶では確か八丈島が入っていたはずなのに、とネットで調べたら、式根島は新島と行政が一緒ということで外されていました。実は伊豆諸島にはもう一つ青ヶ島も有人島で、正確には「伊豆9島」が正しいようです。

今日はタクシー観光で石廊崎と爪木崎に行きましたが、思わぬ発見がありました。私は石廊崎には行ったことがありますが、タクシーの運ちゃんが少し先の「奥石廊崎」に案内してくれました。いやー、まさに「絶景かな」・・皆さん南伊豆にご旅行の際はぜひ。奥石廊崎まで足をのばしてください。

奥石廊崎

(安田)あけましておめでとうございます。さすが、フットワークの軽いお方の小旅行ですね。爺婆娘孫三代の旅こちらも温もりのお裾分けを頂きました。真冬とは思えぬ春させ感じさせる水仙とアロエに加えて岬の絶景です。素晴らしい体験話と写真ありがとうございました。下田は行ったことがありますが、岬も伊豆9島も行ったことはありません。

多肉植物のアロエはメキシコの有名な蒸留酒テキーラの原材料・同じ多肉植物のアカベによく似ています。テキーラ酒を産出することからその場所をテキーラ村と呼んだのか、テキーラ村で産出するからその蒸留酒をテキーラと名付けたのかは分かりませんが、首都メキシコシティから北西へ500km離れた砂漠に近い場所をたまたま通りかかった村がテキーラで、一泊して初めてテキーラ酒を飲みました、1968年のことです。アロエの写真を見て思い起こしました。

(編集子)高校時代の恩師、片倉先生は生物学の専攻で、ダンゴムシの研究をライフワークとしておられた。その一環として、八丈島に研究対象があるのだが、というお話があり、当時のクラスメート(KWVの同期3人を含む)で初めてこの島へ行く機会があった。先生は古き良き時代のアルピニストで、1年の夏、僕らを白馬へ連れて行ってくれ、それが縁で大学で片倉学級から4人、KWVに入ったいきさつがあり、皆、恩返しのつもりもあって同行した。年も重ねて時として足元も定かではなく、少しばかり不安はあったが、田んぼや沼地を熱心に探索されて、その結果、みごと新種を発見、その後学会に報告して学名が登録された。当然ラテン語で中にたしか katakura という文字が入っていたはずなのだが、恩知らずのわれわれの中で一人だけ、その資料をもっていた田中新弥がそれをなくしてしまい、その名前をご紹介できないのが何とも残念である。

この旅行では見物を兼ねて八丈富士へ登って(たぶんKWVでは俺たちが最初だ)と喜んだものだ。KWVで登頂(というほどでもないが)経験お持ちの方があれば知りたいものだ。また島では車のナンバーが中央区だったのになるほど、と思った。保屋野君がいうようにこれは青ヶ島でもそうなのだろうな。(興味がないので知らないが、この山は日本百名山には入っていないのか?)

なお、片倉先生は慶応高校ワンダーフォーゲル部の創設者で、残念の極みだが早逝した田中トンべをはじめとしてKWVにもお世話になった仲間が多くいる。東京のこの南国へ行く機会はもうないだろうが、温厚な片倉さんとの思い出とあの海の蒼さが、俺達の高校生活、大げさに言えばパクスアメリカーナに包まれた、いい時代の甘酸っぱい記憶を思い出させてくれるようだ。

 

新年の青空です      (普通部OB 舩津於菟彦)

東京は晴天続きで素晴らしい陽光で新年を迎えることが出来て、人生100歳時代にピョン。元旦は真っ青の空。元旦は来客も無く二人で自家製の細やかなお節料理で「ネアゲの新年」をつつましく過ごしました.

「お雑煮」という名前は、さまざまな具材をまぜて煮合わせたことが語源です。お雑煮に入れる具材はその年の実りと幸せをもたらすと言われている年神様のお供え物だった餅や農作物・海産物などを、さらに新年最初に汲んできた水である「若水」と新年最初に灯した火で煮込んで食べたことから始まりました。 因みにお正月の飾りである門松も年神様を迎え入れるために飾るようになったものです。
年神様へのお供え物には霊力が宿るとされ、そのお供え物を食べることで年神様の力を頂くことができると信じられていました。年神様のお供え物で作ったお雑煮により、 人々はお腹を満たすだけでなく神様のパワーももらっていたのです。 また、お正月の食事やお祝いごとなど特別な席で使われる「祝い箸」にも年神様が関係しています。
「祝い箸」は、箸の両端が細くなっており「両口箸」とも呼ばれ、片方は年神様がもう片方を私たち人間が使う「神人共食」を表しています。「祝い箸」を使うことで、私たちは年神様と共に食事を頂いているのです。ナンダか安田耕太郎さんが書くようなことかいちゃったぁ.

錦糸公園・朝の散歩 ポチポチ紅梅白梅が咲き初めました。春を呼ぶストックとか水仙・野薔薇も——。

ホリカワのたわごとー22年の山行回顧    (39 堀川義夫)

(編集子)誠に申し訳ない。堀川君からの投稿、大部なので編集に苦労していて、順番を間違えました。昨日のアップと前後してしまいましたが、あしからす。それにしてもあいつ、いったいいくつ?

今日は、2022年の12月30日(金)です。明日は大晦日、そして明後日は2023年の新年を迎えます。今年は、私にとっては結構健康面で問題があり思うように活動できませんでした。その中で、9月に出かけたアラスカの15日間の旅は、生涯忘れることのない旅となりました。

この一連のたわごとは、2020年4月にコロナが本格的に蔓延し始めたころに、中司先輩(ジャイさん)から家に籠りがちになる「月いち高尾」のメンバーに何でもいいから情報発信をしよう、と言うことで始めたものです。4月12日に最初のたわごとを発信し、4月だけで7回も発信しています。その後、コロナの波の具合を考慮しながら、また、たわごとの内容も変化し、2020年6月頃からは「月いち高尾 メンバー、家に籠る」から「メンバー、活動開始」と変化しています。以後、段々と私の活動報告みたいに変化していき、当初は月いち高尾のメンバー50人弱に送信していましたが、現在は160名ほどに私が勝手にBCCで送信させて頂いています。発信回数も 2020年23回、2021年25回そして本年2022年は、今日のこのたわごとで20回となり、通算で68回となりました。

今年の私の主なアクティビティ

1月 北海道 山スキー(十勝山麓、旭岳)

2月/3月 冬山、スキーに行く予定がコロナの為、家内のショートステイ先、デイサービスなどの施設が閉鎖になる事態が複数回発生して、私のアクティビティは日帰りのゴルフなど以外は全滅!

4月 100名山の伊吹山と4回目の京都トレイル行で完歩しました。

5月 100名山の恵那山と荒島岳

6月 2回目の国東半島ロングトレイル

7月 北海道 100名山の斜里岳と雌阿寒岳(96座目)

KWV三田会夏合宿 船窪山から針ノ木峠縦走。

8月 夏山は想定外のコロナ第7波が来襲、その為、9月予定のアラスカ行に万全を期して夏山は全て中止。

9月 2年半ぶりに海外旅行でアラスカへ。大自然、野生動物、紅葉・黄葉そしてオーロラに大満足の旅を楽しみました。

10月 体調が悪く、山行等アクティビティ中止

11月 体調に自信なく、山は無理と判断して普通の観光旅行で伊那谷へ。

12月 体調が復調の兆しが見えつつある。ここが辛抱のしどころと自重を重ね、今年のアクティビティは終了。

私の体調こと

5月の連休に近所の寺家ふるさと村周辺でトレーニングをして帰宅、風呂には入って出てきたときに貧血(だと思う)で転倒し意識を失い、気が付いたときは全裸で床に倒れていました。その時に、左顔面を強打したようで腫れていました。この時点から体調が悪くなった気がします。バランス感覚が悪しくなり、耳鼻科で色々と検査をして貰いましたが、特に異常は認められませんでした。そこで、かかりつけ医とも相談して、脳のMRI検査をいましたが、これも異常なしでした。何処かおかしい? でも、検査は異常なしです。7月になりました。日頃通っている整骨院のマッサージ師が、足にむくみがあるので心臓の精密検査を念の為にした方が良いとのアドバイスがあり、かかりつけ医のところでマーカー検査をしたところBNPの数値が180もあり、心不全の疑いありと言う結果が出ました。これは大変だと思い、直ぐに昭和医大の藤が丘病院で精密監査を実施いましたが、これまた、異常は認められず、以後の検査で正常に戻って来ていました。9月には15日間のアラスカ旅行を無事に終えることが出来ました。10月に入り何年かぶりに風邪をひきました。くしゃみ、咳、鼻水、喉の腫れ等通常の風邪の症状でしたが、時節柄、コロナが心配なので自分で抗体検査をしましたが陰性でした。しかし、この症状は11月下旬まで続き、その後、完全に治ったと思えたのは12月に入ってからでした。

8カ月に渡り健康面の不安が結構精神的に疲れました。願わくば来年は、健やかに過ごしたいと心からがっています。こう言う症状を「歳を取った」と言うのでしょうか・・・??

 

 

新しい年に新しい夢を持とうぜ!    (39 堀川義夫)

Challenge 2023 日頃、元気なうちにチャレンジしたいと思っていることを列挙してみました。

達成できそうなアイテム

  • 国東半島ロングトレイル完歩(残り半分)
  • 久し振りの南アルプス。特に赤石岳、聖岳周辺(もう、10年近くに南アルプスにご無沙汰している)
  • 100名山完登 絶対にとは言わないが長年の蓄積であと4座まで来ているので、一応、完登を目指す。
  • 奥秩父全山縦走 テント行で全山を一気に縦走したい。
  • 北アルプス 伊藤新道と読売新道を行きたい。
  • 信越トレイルの一気縦走

条件が整えばチャレンジしたい! こんな夢を見ながら元気に1年を過ごしたいと思っています。

  • 台湾 玉山登頂。何度も計画して実施寸前まで行きながら諸般の事情で中止になったので、何とかしたい、
  • ヨーロッパアルプス花紀行。観光で、スキーで何度も行っているが、最盛期の山の花畑を見たことがない。
  • 最後のネパール 登山でなくて良い。もう一度、世界の屋根を見ながらトレッキングがしたい。
  • アフリカのサファリに行きたい。
  • アラスカに1ヶ月くらいキャンピングカーで放浪したい。
  • シベリア鉄道でヨーロッパに行きたい。これが一番難しくなってしまった。

私の一番の夢

★JOHN MUIR TRAILに行きたい!!

ヨセミテ公園からマウント・ホイットニーまで340kmの山岳ロングトレイルに挑戦したい。何とか、一部分でも良いので・・・挑戦するには歳を取り過ぎてしまったか・・・若返りたい!! 夢でも行ってみたい!

(編集子)JOHN MUIR TRAIL の存在を知ったのは初めてのカリフォルニア駐在時(1967年)だった。ヨセミテは何回か行ったし、当時横河電機にいた同期生山川陽一(塾山岳部)とふたりでほんの少し、一般トレイルをはずしてそのとっかかりまでは行ったことがある。現役の海外遠征の話を聞くたびに、OB会で支援してここを歩かせてやりたい、と思ったものだ。やるなら、現地本部は俺の家にして、などと夢想しているうちに帰国命令が出てしまった。今のOB会の実力なら、実行できないものかなあ。