恒例の七福神めぐりを長年続けてきましたが、寄る年波には勝てず、一昨年は成田山横浜別院の野毛一箇所七福神、昨年は柿生の浄慶寺の一箇所七福神でお茶を濁してきました。
今年も一箇所で、と思っていたら、偶々川崎大師の近くに桜本町商店街九福神というのを発見。1月6日に行ってきました。
川崎駅から大師行きのバスで桜本下車。九福神とは珍しいですが、1999年に設立されたこと、坂本九が幼少期にこの町に住んでいたことが、九福神設立の由来とのこと。本来の七福神のほかに、上向き小僧と福招き猫の二つを加え九福神。上向き小僧は、坂本九の「上を向いて歩こう…」からで、他の七福神の殆んどがあらゆる願いを上向き
にすべく上を向いている。福招き猫は街の入口にある高き門型アーケードに鎮座。写真は省略しましたが、弁財天を除く殆んどの七福神に猫が同居しています。 写真の恵比寿天の上に、「発見、歓喜、じわーっと幸せ。さくらもと九福神」のポスターが見える。写真の弁財天だけが。コミュニティセンターの屋上にあり、琵琶ならぬ三味線を抱え鎮座。三味線は猫皮を使うから。まあのんびり歩いて1時間位か。
疲れも感じず、さくらもと九福神の看板どおり、気分を上向きに帰宅。あとで知ったのだが、この桜本町は、コリアンタウンの一角で、一時はコリアンの佇まいの飲食店等で繁盛していたらしいですが、コロナ禍等で若干勢いがなくなっている感じ。6日ということもあるのかも知れないが、九福神目的の人に会わなかったし、九福神の場所を尋ねても関心のあるような人と出くわさなかったことには淋しさを感じました。
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