(安田)「ドクトル・ジバゴ」のジュリー・
(久米)録画しておいた1967年のイギリス映画。「遥か群衆を離れて」を観ました。これが何と23:45からの放映でしかも休憩が入る約3時間の長い作品でした。イギリスの作家トーマス・ハーディの作品でヴィクトリア女王の時代のイギリスの農園を舞台に女主人公の恋愛映画でした。2015年にもリメイクされているようです。この時代には珍しく女主人公が農園主になり、3人の男との恋愛が描かれています。男を見る目が無い主人公でイライラさせられますがイギリスの田園が美しく農園の日常も詳しく描かれていて時間を忘れてみました。何か拾い物をしたような気分でした。時々変則的な映画放映があるのですね。
あっという間に春です。桜が咲く頃にはコロナ騒ぎなんとか沈静しますでしょうか。そうなりますように祈ります。
(保屋野)「遙か群衆を離れて」・・題名が名作っぽいので観たのですが・・・結構長編でしたね。
さて、映画は「イギリスの女農場主を巡る⒊人の男」といった恋愛映画で、ドクトル・ジバゴでララ役を好演した、ジュリー・クリスティーに期待して観たのですが・・・彼女は演技派女優としては魅力的かもしれませんが、とても、大勢の男性を夢中にさせるような「キュートな美貌」の持ち主ではないですよね。更に性格も高慢で(もちろん、映画の話ですが)このヒロインに関してはミスキャストと云わざるを得ないのではないでしょうか。私が監督なら、(若い頃の)シャーリー・マクレーンを起用したい?話題の、ヴィヴィアン・リーやエリザベス・テーラーはどうか?ただ、ストーリーは中々面白く、イギリスの美しい農場風景と併せて、観る価値はあった「惜しい名作」でした。