学徒出陣の史実について、数年まえになるが小生のフェイスブックに紹介した記事を紹介する。文中にあるシャコ貝は慶応高校時代、小生が中司君とともに所属していた新聞会(ハイスクールニューズ)で一期上におられた亀井先輩の父上が保管され、のち塾に寄贈されている (注:FBの原文を転載)。
本日の日経新聞に「特攻学と残した肉声」の記事掲載されています。人間魚雷「回天」で戦死した塚本太郎さんの肉声ですね。12歳年下の弟さんがお母さんの遺品を整理していて見つけたそうです。母は秘密に大事にしていたようでした。2分半の録音だそうです。やはり、今回母校慶應に寄贈されたようで、永久に保管されると思います。現在公開中。
慶應義塾の学徒出陣で調査されているだけで、2226名の方が戦死している。その内特攻隊での死去が32名。回天-特殊潜航艇-での死去が5名が分かっている。
今慶應では慶應義塾と戦争シリーズⅢ 慶應義塾の昭和20年展
今回は昭和20年に焦点を合わせて、幼稚舎から大学構内の爆撃の様子から復興までを展示している。
http://www.art-c.keio.ac.jp/news-e…/event-archive/keio-1945/
もう一つは開戦16ヶ月前に慶應義塾の野球部がハワイへ親善野球の遠征に行き大歓迎で、お土産に大きなシャコ貝を戴いたそうです。これも友人の母が大事に何度もの疎開にもかかわらず保管され、今回母校に寄贈されたそうです。戦後活躍した有名野球人も居られ、やはり15名の内4名方が帰らぬ人となっている。
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