4月19日、暖かな陽気に誘われて憲政記念館の公園に出かけてみました。今まで、国会議事堂の正門前にあることは知っていましたが、中に入ったことはありませんでした。
公園内には尾崎行雄とハナミズキの由来、日本水準原点(日本の水準測量の基準点がおかれている)、電子基準点千代田(測量における基準点のひとつが置かれている)などの説明板があり、まったく知らないことの発見がありました。
日本水準原点が置かれた標庫。日本水準原点の東京湾平均海面からの標高は24.3900mとのこと。
公園から丸の内や皇居方面の眺めもよかったです。また、公園の特色でもある白色のハナミズキが各所に植えられており、心を和ませてくれます。行ってみる価値のある公園だと思いました。まあ、小学生向けの社会科見学コースとしてはお薦めとは思います。公園は北公園と南公園に道路を隔てて2つに分かれていますが、北側のほうが高い位置にあることもあり眺望もよく優れているかなと思いました。行動抑制により街も公園も閑散としていましたが。
尾崎行雄が東京市長だった1912年に日米親善のために、桜の苗木をワシントン市に贈り、その返礼として1915年米国政府からハナミズキの原木が贈られてきた。1960年尾崎の功績を顕彰するための尾崎記念館(憲政記念館)が竣工。米国政府から改めて贈られたハナミズキ250本がこの公園内に植えられたと書いてあります。