暮れから新年のテレビ番組(NHK)から一言感想を記します。
・ウイーンフィル「ニューイヤーコンサート」は今回初登場の指揮者ヤニック・ネゼ・セガン(50歳)の溌溂たる演出と指揮ぶりで、大袈裟に言えば画期的なニューイヤーコンサートになった気がした。指揮者セガンはカナダ・モントリオール生まれ、カナダで著名になった後、アメリカで活躍、近年はヨーロッパでも活躍しているようだが、今回の抜擢はコロナ禍のウイーンフィルのアメリカ公演での助人指揮者が切っ掛けだったとのこと。演奏曲目でも女性の作曲家2名(ヴァインリヒ(1780~1842)とフローレン・プライス(1887~1953))の曲を取り上げるなどの新鮮さを出した。
特にLive撮影のカメラアングルや曲と曲の間の撮影がこれまでと違ったシャープさも感じた。但し、例年話題のバレエ・シーンは現代的な振付家ノイマイヤーで、私の好みとは異なる演出・振付で残念だった。
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・円山応挙 165面 奇跡の寺(兵庫県 大乗寺)(1月2日)は兵庫県美方郡香美町にある別名応挙寺と呼ばれる寺のようで誠に質素な古刹のようで、出来れば今年に是非訪れたいと思った。円山応挙の弟子に呉春という絵描きが居たようで、大阪府池田市に本社のある酒造メーカー「呉春」は、その絵描きの名から取っていることを初めて知った。灘五郷(西郷、御影郷、魚崎郷、西宮郷、今津郷)とは別に、伊丹の「白雪」や池田の「呉春」はこちらの “とかいなか” ではつとに有名だが、「呉春 特吟」のぬる燗が特に美味い。
・私の自叙伝「石原裕次郎 訪問インタビュー」(45分)成城の自宅をNHKアナウンサーが2度訪問(1984年頃)したインタビューの再放送。俳優臭くない裕次郎の本音の言葉が聞けたように思う。中司 恭さんが一押しの「俺は待ってるぜ」のラストの二谷英明との長い殴り合いのシーンについては、当時は喧嘩のシ
ーンのコーチが居ないので(近年は喧嘩シーンのコーチが居るらしい)、二人で何度も何度も殴り合って数時間かって撮影したと言っていた。
・アントニオ・ガデス舞踏団バレエ「カルメン」(2025年スペイン セビリア)(110分)は原曲ビゼーの曲を適宜使いながらスペインのフラメンコ・ダンスを中心に、ラテン系の色彩豊かな舞台衣装も楽しめた。
