今月観た映画は、女性向きロマンス映画ですが、11月12日のBS映画《 Before Sunrise》(恋人までの距離)。そして18日のその9年後の《Before Sunset》。
①恋人までの距離(Before Sunrise)’95 (米)
アメリカからの旅行者ジェリー(イーサン·ホーク)は、
②《Before Sunset》
同じ配役での9年後。
ジェリーは作家となり、9年前の出会いの体験を本にし、 出版記念のサイン会の為パリに来、 その会場を訪ねてきたセリーヌと再会します。
9年前、ジェリーは約束の場所に行ったのですが、 セリーヌは祖母の葬儀と重なり行けなかったと、 後悔していました。ジェリーは結婚し、教師の妻と子供もいますが、 セリーヌはまだ独身。
ふたりはジェリーの夕方の飛行機の時間まで、 ずっと語り合いながら、パリの街を巡り過ごします。
別れ近く、彼女のアパートの入口にタクシーを待たせ、 部屋でレコードをかけ映画は終わりますが…
1作目はウィーン、2作目はパリを背景に、 ふたりの会話だけの映画ですが、 その風景と話しがどうなっていくのかが気になり、 単調ですが観てしまいました。ふたりが若いので、会話が明るく、 爽やかだったのも良かったかと思います。
この9年後の第3作目、今度はギリシャでの「Before Midnight」(2013年)があるようですので、 NHKプレミアムシネマの頁に《リクエスト》欄を見つけ、 リクエストしてみましたが…。イーサン·ホークは《今を生きる》にも出ていたようです。
ジョーン・フォンテ-ンとジョセフ・コットンの旅愁、キャサリン・ヘプバーとロッサノ・ブラッツイなら旅情。ロマンチックで寂しい映画だったがなんといってもテーマ音楽、あのセプテンバーソングとベニスの夏の日。ミッキーの見たこの映画もまたそういう遺産をのこすだろうか?
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例によってウイキペディアからの付けたし:
仏女優ジュリー・デルピーが、イーサン・ホークとともに主演した「ビフォア」3部作の続編は実現しないとの見通しを明らかにした。 「ビフォア」3部作は、「ビフォア・サンライズ 恋人までの距離」(1995)、「ビフォア・サンセット」(2004)、「ビフォア・ミッドナイト」(13)で構成されたラブストーリー。