今度は裏磐梯―日本の秋を満喫   (普通部OB 船津於菟彦)

全日本クラッシックカメラ撮影会に続いてニッコールクラブ裏磐梯撮影会に参加して、往く夏と秋来るを堪能して参りました。東京を出るときは雨でも降りそうな天候でしたがバスが北へ走ると共に空は快晴に成って参りました。翌日も雨の予報でしたが9時出発時には雨もあがり時折陽が差す天気で何とか紅葉も愉しめました。
バスは東北道を走り4時間。先ず裏磐梯の入口。曽原湖で紅葉を堪能致しました。その後周辺の小さい湿地帯を巡り曲沢湖とか白樺橋近辺を撮影して、どでかいホテル「裏磐梯レイクリゾートホテル」に宿泊して元気印の方は雨模様の中4時起きで早朝撮影に出ましたが爺やは朝の温泉を堪能して「早朝撮影」はタンマでした。翌日は指導の熱血先生が藪の中とかバスが止まれないような所の撮影スボットを巡り、足場の悪い急峻の道を登り、「幻の滝」を撮影して、十割蕎麦屋へ—天麩羅が山盛りの天ざるを堪能してまた4時間チョイで帰京致しました。

水青く石白く兩岸の紅葉哉 正岡子規 紅葉
渓声をきき寝ねんとす紅葉宿 山口青邨
湖をとりまく山の紅葉かな 正岡子規 紅葉
滝の白さなりぬれにぞぬれし紅葉なり 荻原井泉水

バスは船堀駅前を8時50分出発して曇りの東京から巻雲たなびく磐梯山の麓へまっしぐら。
曽原湖は紅葉が始まり快晴の中の撮影会、そして曲沢湖へ。湿地帯の沼で、枯れ葉かと思って足を踏み入れたらドボン。水溜まりでした。夕闇迫る白樺橋近辺を撮影して今宵の宿。「磐梯レークリゾートホテル」へ。白樺橋近辺は正に「夏が去る」の景色。野天風呂からの景色は紅葉と檜原湖が見えて幻想的でした。

翌日は夜来の雨も止み9時出発時には曇りから陽射しの差す天気となりました、誰か晴れ男い居るなぁ。バスは熱血先生の撮影指導で藪の中とかバスの止められない場所とかで絶景撮影、一番標高の高い磐梯山の登山口、最後の撮影地「幻の滝」へ。これは雨で濡れた急峻な坂道を上り爺や息も絶え絶え。 滝はやや幅か広く黄葉の中綺麗でした

昼食は磐梯熱海インターチェンジ側の十割蕎麦屋へ 天ぷら蕎麦は天ぷらてんこ盛り。食い過ぎ。十割蕎麦短くやや堅いですが「つなぎ人情の森そば」でした。バスはインターから高速へ。無事東京も雨が上がり帰宅できました。二週続けての撮影会でやや疲れましたが過ぎゆく夏。来る秋を堪能致しました。ヤレヤレ疲れました。