先週BSP放映の「明日に向って撃て!」でアカデミー脚本賞を得
ゴールドウインの総指揮のもと、その10年後に、同じ主人公ブッ
本編のリメイ
馬泥棒で服役中だったブッチがワイオミングの刑務所から釈放されんて信じられなかった。最後は、二人での列
(編集子)トム・ベレンジャーというと、テレビで幾度もみた 山猫は眠らない シリーズの父親の印象が強い。親子で出た回もあったが、あまり印象に残っていない。
旧き友集い語ろうは 過ぎし日の旅山の想い (投稿は著者あてメールでお願いします)
先週BSP放映の「明日に向って撃て!」でアカデミー脚本賞を得
ゴールドウインの総指揮のもと、その10年後に、同じ主人公ブッ
本編のリメイ
馬泥棒で服役中だったブッチがワイオミングの刑務所から釈放されんて信じられなかった。最後は、二人での列
(編集子)トム・ベレンジャーというと、テレビで幾度もみた 山猫は眠らない シリーズの父親の印象が強い。親子で出た回もあったが、あまり印象に残っていない。
ロシアのプーチン大統領は、最近、ウクライナとの戦争をどうやって決着をつけるか、日夜悩んでおり、なかなか寝付けない毎日を過ごしている。従って、その寝不足が祟って、やっと眠ることが出来た。そして、直ちに夢を見た。
先ず、ロマノフ王朝のニコライ二世が出て来た。「ヴォロージャ(ウラディーミルの愛称)、ロシアの国土は広い、そして、天然資源は極めて豊富だ。しかし、ロシアをロシアたらしめているのは、そんなことではなく、ましてやウクライナなんてチッポケナことでもない。それは、例えば、作家のトルストイ、劇作家のチェーホフ、作曲家のチャイコフスキ、画家のレーピンなどによって代表されるロシア文化そのものだ。従って、貴兄がやるべきことは、戦争なんかではなく、その真っ当な復活なのだ」。
次に、ドイツのヒットラー総統が出て来た。「プーチンさん。私が貴国にやったことをまさかお忘れではないだろうね。モスクワ占領はもう少しのところだったが、アメリカの武器貸与法のお陰で、残念ながら、見事に押し返されてしまった。そして、そのアメリカの武器貸与法が、今度は、貴兄が侵攻したウクライナに適用されている。このままで行くと、ロシアは本来の国境まで押し戻され、場合によっては、ベルリンが占領されたように、モスクワも占領されてしまうだろう。そうならないためには、直ちに、本来の国境線まで戻って、停戦ではなく終戦にすべきだ」。
次に、ソ連のブレジネフ書記長が出て来た。「ヴォロージャ、アフガニスタン侵攻を思い出してくれ。結局、あれがソ連崩壊の引き金となった。他国を占領することが、どんなに人、物、金のかかる大変なことなのか、致命傷とならないうちに手を引け。それが、ロシアが、この地上からの抹殺を逃れる唯一の方法だ」。
最後に、米国のリンカーン大統領が出て来た。「プーチンさん。直ちに劇場にお行きなさい」。
そこで、はっとして目が覚めた。
1939年制作の同題名の映画は随分前に観ていた。今回の’6
(保屋野)
掲題エーガ、今日やっとビデオで観ましたが、正直やや期待外れの映画でした。私は、先生と生徒とのふれあいを描いた名作「今を生きる」をイメージしていましたが、単に学園を舞台としたミュージカル仕立ての恋愛映画でしたね。ピータ・オトウールと相手役の魅力もイマイチ。前作(ロバート・ドーナットとグリア・ガースン)の方が良かったのでは?
(編集子)英国のパブリックスクールという制度が英国人の指導層をはぐくむ源泉であることを知ったのは、池田潔 ”自由と規律” という本で知った。ちょっと見では鼻持ちならないエリートなのだが、その根性がたとえばウインストン・チャーチルに代表されるブリット気質であるようだ。 確かこの本だったはずだが、第一次大戦の現場、劣勢に追い詰められた英軍の陣地から一人の若い将校が塹壕から飛び出し、持っていたラグビーボールを見事にキックし、”さあ行くぜ!” と声をかけて部下の兵士を鼓舞した。これがパブリックスクールでつちかわれたリーダーの在り方なのだ、という実話が紹介されていた。
如月 何となく心地よい読みの月ですね キサラギ-
よく聞かれる“きさらぎ”の語源説は、寒いので、更に衣を重ねて
春が来るような名称が有力な語源説としては、陽気が更にやってく
「木の芽月」「雪消月」「恵風」「花朝」「梅見月」「令月」等々
錦糸公園とか亀戸天神も梅がちラチほら。蝋梅は満開。寒椿も咲き
(編集子)例によってグーグルから豆知識を。
1月 | 睦月(むつき) | 正月に親類一同が集まる、睦び(親しくする)の月。 |
2月 | 如月(きさらぎ) | 衣更着(きさらぎ)とも言う。まだ寒さが残っていて、衣を重ね着する(更に着る)月。 |
3月 | 弥生(やよい) | 木草弥生い茂る(きくさいやおいしげる、草木が生い茂る)月。 |
4月 | 卯月(うづき) | 卯の花の月。 |
5月 | 皐月(さつき) | 早月(さつき)とも言う。早苗(さなえ)を植える月。 |
6月 | 水無月 (みなづき、みなつき) | 水の月(「無」は「の」を意味する)で、田に水を引く月の意と言われる。 |
7月 | 文月 (ふみづき、ふづき) | 稲の穂が実る月(穂含月:ほふみづき) |
8月 | 葉月 (はづき、はつき) | 木々の葉落ち月(はおちづき)。 |
9月 | 長月 (ながつき、ながづき) | 夜長月(よながづき)。 |
10月 | 神無月(かんなづき) | 神の月(「無」は「の」を意味する)の意味。全国の神々が出雲大社に集まり、各地の神々が留守になる月という説などもある。 |
11月 | 霜月(しもつき) | 霜の降る月。 |
12月 | 師走(しわす) | 師匠といえども趨走(すうそう、走り回る)する月。 |
旧海軍は艦艇の名称として戦艦は旧国名(例:大和)、巡洋艦は山または川(例:鳥海・大淀)をあて、駆逐艦は自然現象(例:雪風)または上記の月名をあてた。駆逐艦如月はイギリス駆逐艦の模倣から脱却した峯風型、神風型の流れを汲む最後の艦型で、日本駆逐艦として初めて61cm魚雷発射管を搭載した。12隻が建造され、すべて太平洋戦争で沈没した。
今、世界各国(特にヨーロッパ諸国)が何をすべきか、また何ができるかというと正直解らない.現在、NATO加盟国、及びEU加盟国が、軍事、経済・金融、技術、医療方面で(自国の軍隊を送らずに)ウクライナを援助していく以外に方法はないように思う.その援助を止めてしまえば恐らくウクライナはロシアの侵略に屈するであろうし、戦場がウクライナの国境を越え、他国への拡大化も懸念される.その前にロシアが核を使った場合、もちろん、状況は変わる.
2023年半期以降になる見通しではあっても、米国、英国、ドイツ、フランスがウクライナに戦車 (tanks)を送る計画が発表され、現在、米国では戦闘機 (jet fighters)を送る案が軍部からペンタゴンに推薦されている.依って、戦争の長期化、エスカレート化は避けられないように見え、見通しは決してよくない.
希望的観測として(プーティンは病気説を否定したが、最近の写真から)「プーティンは病に侵されていて余命短く、平和交渉が彼の死後再開する」というアナリストもいる.
ロシアのウクライナでの初期の(昨年5月の予測)戦争のコストは(一日に) 5 億ドルから 10 億ドルの費用だという.ロシアの経済を考えた場合、このレベルのコストはいつまで保てるのであろうか? 一つの見方として、今のところロシア経済はしぶとく生き延びており戦争は長期化する.平和交渉はない.(ウクライナに多大の被害、損害を与えたのち)ロシアの経済が中長期的に実物経済の面で苦境に立たされ、自然にロシアの攻撃が(一旦)止む.これも現実的なシナリオだと思う.軍需産業の利権は米国に限らずどの国にも当てはまると思う.2021年の資料によると米国の軍事費はGDPの3.2%、ロシア3.1%、イギリス2.3%、フランス2.0%、ドイツ1.9%と並び、増大していく軍産複合体 (Military industrial complex)を含むと軍需産業が各国の経済に及ぼす影響は決して小さいとは言えない.
List by the Stockholm International Peace Research Institute
2022 Fact Sheet (for 2021)
SIPRI Military Expenditure database
シリコンバレー在住のドイツ人の友人が帰国中、下記のメールをくれた.「戦車を含むウクライナ/ロシア全体の状況は、ドイツでは非常な物議を醸しています.私の両親 (特に私の母) は、「私たちは完全にこれに近づかないようにするべきだ」という陣営に属しています.私は両親の要点も理解できますが、正直なところ、何をするのが「正しい」のかわかりません.」The whole Ukraine/Russia situation including the tanks is very controversial here. My parents (in particular my mother) are more in the “we should completely stay out of this” camp. I can see their point. To be honest, I have no idea what’s the “right” thing to do.
何をするのが「正しい」のか解らないというのは物理学者である友人らしいと思った.ウクライナでの戦闘の特徴の一つは、軍事機器を大量に破壊したり放棄したりすることで「最後の古典戦争」と呼ばれている.「核戦争」にまでエスカレートしないが、戦争の長期化は避けられない、というのは私の楽観的な見方であろうか.
(編集子)平井さんからの情報を違った目でフォローしてもらった。日本で、そう、たとえば白金とか宝塚とかで、考えてみる人はいないか?
高峰秀子の映画は「二十四の瞳」「浮雲」「カルメン故郷に帰る」
話は上州北軽井沢の村の娘が東京へ出てストリッパーになり、女友
馬の群れが長閑に闊歩している場面は、「サウンド・オブ・ミュー
高峰秀子は当時27歳ですが、このコミカルな役柄を伸び伸びと陽
(保屋野)
なお、「カルメン故郷に帰る」の主題歌は「同名の歌」ともう一つ
この撮影中、軽井沢に滞在してた「梅原龍三郎」のモデルとなって
(編集子)日本初のカラーフィルムということで映画の存在は知っていたが見る機会を逸してしまった。ただ飯田兄が書いている主題歌のうちのひとつは小生の愛唱歌のひとつだが、タイトルを忘れてしまった―誰か教えてーと書こうと思っていたら、保屋野君からの同様のメールが届いた。哀調を帯びて、いいメロディである。一部しか思い出せないがどなたか補足していただけると嬉しいのだが。出だしは次の通りだった。正式?なタイトルも知りたいのだけど。
火の山の 麓の 村よ
なつかしの ふるさと
花に木に 梢の鳥に
光満てる わが里
(保屋野)ブログ拝見しました。「カルメン故郷に帰る」の挿入歌「そばの花咲く」(映画では「我が故郷」)は私も大好きな歌です。作曲、作詞は木下忠司(木下恵介の弟)です。彼は、水戸黄門や桃太郎侍も作曲しています。
火の山の 麓の村よ 懐かしの故郷 花に木に 梢の鳥に 光満てる わが里
からまつの林をぬけて 石清水湧くほとり 白樺は 白く気高く さ霧に濡れて立つよ
緑濃き 牧場の柵に たたずめる 若き日は 牛よ馬よ 真白き雲が 憧れのせて行くよ
子らも又 旅立ち行けど いつの日にか 帰り来る 火の山の 山の麓の そばの花咲く ふるさと
(編集子)ありがとう。僕らが2年のころ、
①《ロイヤル·ナイト 英国王女の秘密の外出》(英·2015年)
「ローマの休日」のイギリス一部分実話版。英国王女のエリザベス(19歳)
丸山眞男と言う政治学者はいささか気になっていたが、例え読んだとしてもチンプンカンプンで全く分からないだろうと、敬して遠ざけて来た。従って、中公新書ならもう少し分かり易くしてくれるだろうと思いきや、やっぱりさっぱり分からない。
戦前、日本にも赤狩りに近いことがあった。その主導者は、慶応義塾大学予科教授、国士館専門学校教授、右翼思想家、反共主義者、蓑田胸喜(ムネキ)。特に、帝大の教授をやり玉に挙げて、それこそ名前の狂気のように赤狩りを行った。その主な犠牲者は、美濃部達吉(東大)、滝川幸辰(京大)、大内兵衛(東大)、津田左右吉(早稲田大)、末弘厳太郎(東大)などと言った錚々たる連中だ。しかし、最終的に、ご存知の通り、日本全体が右傾化して、彼はその中に埋没し、最後は役立たずとなって、「狡兎死して走狗煮らる」(これは、すばらしい兎も捕り尽くされれば、猟犬は不用になって鍋で煮られることから、 人も不用になれば惜しげもなく捨てられることを言う)となった。戦後、最後は縊死することになる(著者の竹内洋が中心となって、蓑田の価値を再評価し、論文を編んで全七巻の全集にしている)。丸山はその対象にはならなかったが、この赤狩りを目の当たりにしている。余談だが、後の慶応義塾大学文学部教授、奥野信太郎によると、蓑田の講義「論理学」は、その殆どが、マルクス主義への攻撃と、国体明徴(統治権は天皇にあり)に終始し、試験には明治天皇の御製を三首書けば及第点が貰えたそうだ。
戦後は、1960年の安保闘争に尽きる。しかし、左翼全盛時代だったとは言え、今にして思えば、死者(樺美智子)まで出した、あのキチガイ沙汰は果たして何だったのだろうか。
全学連は安保に反対し、丸山は、むしろ強行採決が民主主義に悖ると主張したことから、丸山は全学連から吊るし上げられたことがある。採決を強行した首相・岸信介については、満州時代を含め毀誉褒貶はあろうが、当時、彼がやったことは正しかったし、今、日本があるのも安保のお陰だ。評論家、江藤淳は、「“戦後”知識人の破算」(文芸春秋、1960年11月号)で、「戦後という(知識人の)仮構をとり去ってみるがいい。日本を支えて来たものが生活する実際家たちの努力で、それを危地においやったのが理想化の幻影であったという一本の筋が今日までつながっているのが見えるであろう」、と喝破している。
余談だが、岸(首相)と対峙してデモを主導した元全学連のリーダーは、岸が没した際(1987年)、「あなたは正しかった」という弔文を書いてその死を悼んだと伝えられている。
当時、安保に反対した輩たちは、現在、日本がおかれている環境、即ち、核を持ったロシア、北朝鮮、中国などのならずもの国家に取り巻かれていることをどう判断するのだろうか。やっぱり、そして、依然として、安保は戦争に巻き込まれると妄想しているのだろうか。しかし、彼らの思った通りの日本になっていたならば、国を誤まった方向に持って行っているのは間違いない。
結局、丸山を語ることは出来なかった。これ偏に、小生が誠にボンクラで、丸山の言説を全く理解できなかったからに他ならない。縁なき衆生は度し難し、か。しかし、悔し紛れに、翻って言うと、江藤の言うように、小生の如き一般大衆にとって丸山の言説はいか程の価値もなかったことになる。
(編集子)会社時代、ある大掛かりな事業計画に関わって、名前を言えばだれでも知っている、日本を代表するビッグビジネスの実力者と近づきになったことがある。その会社ではだれでも知っている剛腕の持ち主だったが、ある席で、”中司さん、私は学生時代はちょっと知られたものでね” と自慢げに話をはじめた。安保改定騒動から浅間山荘事件といえば我々の時代では忘れることのできない、我が国でのみ起き得た事実だが、かれは当時極左で知られた大学での運動家で、グループの首領格だったというのだ。その人物が当時彼らの用語で言えば米国帝国主義・ベーテ―の、その典型たる米国のビッグビジネスとの融合計画を主宰する立場にいる、というあたりが日本における左翼運動の実態なのかな、と振舞い酒をご馳走になりながら思ったものだ。
スガチューに言われて思い出したことがある。当時の大学に左旋風が吹き荒れていたのはご存じの通りだが、三田の山ではその吹き方も激しくはなかった。しかし ”君たちも社会思想の学徒であれば、今の社会に参画しないでいていいと思うのかね” と、ゼミの助手先生にたきつけられ、ゼミ友の翠川幹夫とふたり、(そおーっと、めだたねえようにな)と言い合わせてデモの集合場所へ行って、(めだたねえように)と列の最後尾にならんだ。しかしなんと、その隊列は途中で反転し、(おい、やべえぜ、こりゃあ)という間もなく、あっという間に我々はケーシチョーは桜田門正門へなだれ込む先頭に立っていた。(写真にでも写ってたら、就職できねえかもなあ)としょげたものだった。結果、ふたりとも文字どおりベーテーに碌を食む生活になったのだが。