啓蟄の時期には人間様も蠢かねばと、鎌倉散策を楽しみ、陶芸にも初めて挑戦してみた。去年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」放映中は混んでいるだろうと敢えて鎌倉行は断念し、春めいて桜も咲き始めた先週久し振りの鎌倉を散策。JR北鎌倉駅から歩き出し、西の方角に位置する駆け込み寺として知られる「東慶寺」へ。境内の墓苑には有名人の墓の多さにびっくり。小林秀雄、西田幾多郎、鈴木大拙、出光佐三(出光創業者)、和辻哲郎、高見順、谷川徹三、野上弥生、安倍能成、織田幹雄、大松博文など。
法華堂後跡の源頼朝の墓所(裏手には北条義時の墓もある)を訪れる。現在の墓は薩摩藩主島津重豪により、1779年に建てられたという。行く途中、畠山重忠の住居跡を通る。頼朝から北条執権政治への移行期を後追いしているかのようだ。
足利尊氏と対立して捉えられ28歳に若さで非業の死を遂げた、
初めて“ろくろ”を回し陶器の型造りを経験した。
帰路、稲村ケ崎の漁師宅に立ち寄り鎌倉名物「釜揚げシラス」