アサギマダラの話      (会社時代友人 齋藤博)

10月16日付「八ヶ岳南麓の秋」とタイトルしたブログに、アサギマダラの事が書いてありました。今日のヨミウリ・オンラインに下記のような記事が出ていました。(https://www.yomiuri.co.jp/national/20221020-OYT1T50020/(無料記事)。

長距離を移動する蝶として知られる「アサギマダラ」が広島県福山市沼隈町の「平家谷花しょうぶ園」に飛来している。28日頃まで見られるという。
PRの一環として、アサギマダラの休憩所にしようと、餌となるフジバカマを昨年から園内の一角約500平方メートルに数万本植栽して多くのアサギマダラを呼び込んだ。
10月初旬にフジバカマの開花が始まると多くのアサギマダラが飛来するようになった。園を管理する担当者は「群れではなく、単独で長距離を移動する蝶。どうやって餌となる花を見つけているのかは謎とされるなど、ロマンあふれる蝶を多くの人に知ってもらいたい」と話す。

 アサギマダラは、羽の模様が鮮やかな大型の蝶で、広げた羽の幅は約10センチ。羽化後4~5か月の生涯に春から夏にかけて日本列島を北上し、秋から冬にかけて南下する。数千キロもの距離を移動した個体もいるという。

(飯田)

「八ヶ岳南麓の秋」のアサギマダラの記事に興味があり拝読しました。私の住む兵庫県でも六甲山にアサビマダラが飛来して、それを見に行くグループがおります。

ところで私はアサギマダラではないですが、ひよんなことから一昨年に(国蝶)オオムラサキのNHK1分間のニュースを追って、兵庫県丹波の森のオオムラサキの会に所属しました。関連のことを「エーガ愛好会」にGIさんにUPして貰いました(2021年7月)ので、もし時間があったらご笑覧下さい。

その後、今年の5月に丹波の森オオムラサキの会の会長と会食をしてもらった会員証のオオムラサキ・バッチ(添付)です。私は蝶々などの昆虫類を収集捕獲する趣味は、これからの社会で最小限に制限して一方で、それらの生存環境を整える活動に共感して及ばずながら支援して行く積りです。小さい頃は長野県安曇野市で6年間過ぎしていたので昆虫類、鳥類などに対する関心は人一倍強く、当時は捕獲して標本作りをしていましたが、今では出来るだけ自然の中で観察することが大事だという気持ちです。

 

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(斎藤)オオムラサキとアサギマダラとは、なんとなく似てるなと思って調べてみると、系統樹上では、わりと近い種なんですね。ともにタテハチョウ科に属しています。写真で見るオオムラサキにしろ、アサギマダラは、とまった姿ですので、羽を下げています。オオムラサキ会の会員証は、今まさに飛び立たんといった姿でしょうか。

私の住む近くに「しながわ花街道」という勝島運河沿いの散策路がありまして、そこには、「ジャコウアゲハ」という珍しい黒い蝶が沢山います。
近所の人たちが「ウマノスズクサ」という、ジャコウアゲハの幼虫が食べる草を育てています。また、幼虫を踏まないようにと看板を出したり、監視をしたり、ボランティアで保護活動をしています。区は全く興味が無いようで、あくまでも個人の活動です。人通りの多い散策路なんですが、皆さんあまりこのことを知りません。ウマノスズクサの臭い匂いに顔をしかめて通る人がほとんどです。アゲハは、結構素早いので、写真もなかなか撮れません。