2022年も新型コロナで幕開けですね。ついに第六波が始まりました。アメリカでは毎日100万人、フランスでも20万人、スエーデンでは国王夫妻も感染したとか。東京でも直ぐに毎日1000人から下手をすると1万人以上の新患が出るかもしれません。沖縄・山口も多いですね。やはり米軍の駐留地から広がった可能性でしょうか。
オミクロンが感染力は強いが、病原性はさほど強くないかもしれないと12月4日に書きました。どうやらその予測は当たっていたようです。しかし、実はもうオミクロン株にはA型とB型が出来ているようです。すなわちオミクロン自体の進化が早くも始まっているのです。皆さんがクリスマスだ、正月だなどと騒いでいる間に、このウイルスは生き残りを賭けて夜も寝ないで必死に働いていたのです。従って近い将来、オミクロン株が次の変異を遂げて、さらに強力な病原性をもつより危険なウイルスになる可能性すら出てきました。
私も再来週17日に3回目の接種、すなわちブースター接種を受ける予定ですが、たとえ受けても感染を完全に防げるとは思っていません。効果がゼロではないでしょうが、多分皆さんの順番が来る頃には3回目接種の効果の有無がある程度わかってくると思います。3回目接種の感想はまた書きます。それよりも接種率の低いアフリカ諸国のことが心配です。アフリカの奥地にこのウイルスが生き残り、何年か先に形を変えて出てくる可能性もありますが、今は当面の我々の問題の解決が先でしたね。
現在の保存に制限のあるワクチンに変わって、保存のきく経口投与のできるワクチンでも開発されれば、世界の隅々までワクチンが行き渡り、朗報となるのでしょうが、将来のことはさておいて何とかこの第六波を日本がどう乗り切るかが当面の問題です。