西高東低の典型的冬型天候の中、強風にあおられ続けて扇山の火災が鎮火できない。山梨ではあちこちに注意報が出ていて、編集子のセカンドハウスがある北杜市当局はここのところほぼ連日、火災注意報を出し続けている。この山は中央高速ですぐそばを幾度となく通っているが,視角の関係で走行中に確認できない。ああ、あのあたりか、という感じは持っていた程度だ。
百蔵山、権現山とならんで郡内三山、なる呼称がある、とは今回調べてみて初めて知った。富士の展望がよく、初級山歩きの場としてよく紹介される。KWVでも初心者のトレーニング山行プランでおなじみだったし、僕の記憶が正しければ、2年の秋、親友横山(小山田)美佐子がここで部員としての一つのメルクマール、”初リーダー” を務めたはずだ。小生自身,このプランに参加はしていないが、美佐子の相談に乗ったような記憶もある。あるいはほかの時だったかもしれないが。
近くにはプレーフィの安いパブリックコースがあり、ゴルフに熱中した時期にはこのあたりに行ってはいるのだが。いずれにせよ、山山の名前が呼び起こす感傷のようなものがあるようだ。
山梨、神奈川、東京つまり甲、相,武三州の交錯するこの山岳地帯は甲州の雄、武田信玄にとっても重要な天然の要塞を成していて、この山近く、武田と織田方とが折衝を行ったあたりが談合坂、と呼ばれ現在では中央高速ルートの重要ポストであるパーキングエリアになっているのはご存じの通り。
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扇山(おうぎやま)は、山梨県大月市と上野原市の境にある山。標高は1138メートル。山梨百名山の一つ[1]。当山の西側の百蔵山、北側の権現山とをあわせて郡内三山という。大菩薩嶺から伸びる尾根である牛ノ寝通りが、松姫峠、奈良倉山、佐野峠、西原峠、麻生山を経て権現山まで続く。そこからさらに支脈として南側に伸びる尾根が相模川水系の桂川によって終わる位置にある。山の南側には秩父山地と丹沢山地をわける境界線[3] の藤野木-愛川構造線[4] があり、扇山断層崖がある。

