4月7日(日) 秋の日帰りワンデルングの調査行として「シダンゴ山」とBC予定地の「滝沢園キャンプ場」に行ってきました。本番の「秋ワン:東丹沢山域」は10月26日(土)とまだまだ先なのですが、シダンゴ山は日本一の馬酔木(アセビ)の山として有名なので春に登ることにしたものです。登山口の寄(ヤドリギ)にある「大寺の枝垂れ桜」は満開で見事でしたが、残念ながらシダンゴ山頂上の馬酔木はほとんど終わっていてわずかしか残っていませんでした。
名物の「肩富士」(前衛の山に遮られて富士山の左半分しか見えない頂上の景色)は春霞の中で薄っすらと望めました。春の暖かい陽だまりの中で多くの人が丹沢から相模湾までの展望を楽しんでいました。その後タクシーでBC予定地の「滝沢園キャンプ場」を実査に行き大倉からバスで渋沢駅に戻りました。
丹沢地域の山菜料理などを出す食堂として前日にチェックしていた渋沢駅前の「いろは食堂」に午後2時頃に入りました。私は全く知らなかったのですがこの食堂はいわゆる「登山客ご用達」の店で有名登山家や日本山岳会のメンバーを始め、各地域、各企業や大学の山岳部の登山者が多く出入りする店で「山と渓谷社」の社員も長年利用しているそうです。店の壁には多彩な名刺がたくさん貼ってあり、その中にはKWVの堀川先輩のものではないかと思われる名刺も含まれていました。
経営は80歳のご夫婦で51年間に亘ってここで登山者を相手に店を切り盛りしているとのことで春の息吹を感じる「筍の刺身」や「うどの天ぷら」などをご馳走になりました。店は比較的広く約40人は入れると思います。秋ワンの日に12人用の椅子席の個室を予約しました。気さくな女将が「10月までに下見に来た時もぜひ立寄ってほしい」とのことでした。ということで、山行の調査よりも2次会の居酒屋の調査の方の実効が上がった一日でした。
(日帰りWはすっかり恒例行事として定着したが、担当学年によっては人数の点で負担が増えてきているようだ。ご苦労様です。今回調査行メンバーは下記のとおりのツワモノぞろい。たしかに2次会のほうが盛大だったものと推察! 左から51斎藤邦彦、51五十嵐隆、51金子隆、52安藤潔、の各君)