(42 保屋野伸)今日、1時10分ごろ、何気なくチャンネルをNHK・BSPに合わせたら「ヴェラクルス」が放映されていて、(この映画はもう3回ほど観てるので今回はスルーする予定でしたが、)ゲーリー・クーパーとバート・ランカスターの競演、そして、ストーリーの面白い展開に最後まで観てしまいました。
この映画は、メキシコ独立戦争を背景に、政府軍の金塊(300万ドル)を巡る諸攻防がテーマなのですが、政府軍と反乱軍とのすさまじい戦闘シーンは圧巻でまた、金塊を独占しようとするランカスターとそれを阻止しようとするクーパーが決闘するラストシーンも見応え十分でした。なお、このエーガは、すべてメキシコでロケされたということですが、メキシコの遺跡等の風景やメキシコ音楽でのダンスシーンも楽しめました。
西部劇には少々ガッカリさせられる映画が多い中、この映画は「大いなる西部」と並ぶ傑作西部劇ではないでしょうか。最後に「地上より永遠に」で、(サラリーマンみたいな役柄の)ランカスターにガッカリしましたが、今回のランカスターの魅力・存在感は、少々地味目のクーパーをはるかに勝っていたと思います.。ちなみに、上映時、ランカスター;41才 クーパー;53才
(34 小泉幾多郎)「ヴェラクルス1954」は、1866年メキシコでの大金をめぐいランカスターの手下になるアーネス
物語は、ベンジャミン・トレイン(クーパー)がジョー・エリン(持って逃げた。脱出を
の行為だったが、得難い友に、自ら
(編集子)この一本で日本に知られるようになったヴェラクルスについて、ウイキペディアの解説をあげておく。メキシコをめぐっての西部劇はほかにもいろいろある。国境をなすリオグランデのあたりは例えばフォードの騎兵隊ものでもおなじみである。多くの場合は西部を追われたワルが逃げ込むという設定が多いが、有名なジャズナンバー South of the Border の歌詞にもあるように、一種のあこがれの地でもあったようだ(アメリカ人が作曲したアロハオエがハワイを楽園として作り上げてしまったのも同じようなことだろう)。西部劇がいろいろあってもメキシコという国がに持っている古い文化への挽歌、というロマンスはない。保屋野君はランカスターには厳しい評価だが、難しい議論はさておいて、この作品が作り上げた二人のガンマンの対決、という定番としては 駅馬車 のラストとともに傑作だと思うのだが。
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先回小泉さんが触れられた ローンレンジャー物の一つ、どれだったか思い出せないがメキシコの貧民を食い物にする悪漢に挑む男がメキシコに上陸するオープニングもこのような港町だった。
The name Veracruz (originally Vera Cruz), derives from the Latin Vera Crux (True Cross). Having established the settlement of Villa Rica (Rich Village) on Good Friday, 22 April 1519, Cortés dedicated the place to the True Cross as an offering.