所謂、オールド・メディアと言われる新聞とかテレビなどは、今まで、どのような情報を提供して来たでしょうか。例えば、新聞で言うと朝日新聞です。珊瑚記事捏造事件の問題しかり、従軍慰安婦誤報記事の問題しかり。などなど全く間違った情報を臆面もなく伝えて来ました(一言で言えば虚報。今で言う、フェイク・ニュースはこれまでも多々あった)。これだけを情報源とする人は、この間違った情報を鵜吞みにするしかありませんでした。つまり、良いも悪いも、いわゆるオールド・メディアから情報を一方的に伝えられるだけで、例外があったとしても、その受け手はただただそれを受け取るしかなかったのです。そして、それを信じました。
しかし、ネットの時代となり、誰でも自由に見解、情報を発信することが出来るようになりました。また、その特徴は、これまでのオールド・メディアと違って、情報の一方的な垂れ流しではなく、相互会話が可能となった新しい世界が開けました。しかし、勿論のこと、物事には、常に表と裏があります。つまり、そこには、正しいものと間違ったものが混在しています。また、為にする情報も紛れ込んでいます。これらを取捨選択し、正しい情報を選択するために、一層の賢さが求められているのは言うまでもありません。しかし、明日、直ちに利口になるわけではなく、幾多の試行錯誤を経てそれを手にすることになるのでしょう。まさか、こんな大事なことまでAIに任せるような愚行を人類が行うとも思えません。
小生、これからの世界に極めて楽観的です。例えば、SNSを廃止せよとの論があるようですが、これは極めて馬鹿げた妄論です。そこで思い出しました。産業革命の初期、極めて愚劣な打ち壊し運動ってのがあったことを。
今、オールド・メディアしかなかったならば、米国ではK.ハリスが大統領になり、兵庫県では稲村 和美が知事になっていたことでしょう。実際には、そうでなかったことを考えると、これで良かったんじゃないでしょうか。