(飯田)
今までブログで話題になってないので知りませんでした。
慶應ワンダーフォーゲル部(KWV)がワインブランドを登録して販売している事を本日(5月19日)初めて知りました。
本日、自宅近くの和食屋さんで食事をしたら、一枚シートのドリンクメニューにKWVワインがあって驚きました。調べてみると下記のようにアフリカ語(そんな言語があるのかどうか知りませんが)とのことです。
1918年、ワイン産業の安定を求めて、ブドウ栽培農家によって協同組合であるKWVが設立されました。KWVはアフリカ語で「南アフリカブドウ栽培協同組合」を意味する“Ko-operatieve Wijnbouwers Vereniging Van Zuid-Afrika Beperkt”の頭文字の一部を取ったもの。それ以前は小規模農業として、産業としての認識もなかったワインづくりは、KWVの設立により、国をあげて産業として、ワインの品質向上や輸出増進へと取り組むようになったのです。そして、1925年には南アフリカ独自の品種ピノタージュを誕生させ、1957年には冷却濾過を採用するなど、数々の実績を残してきました。
(編集子)あはは、飯田兄、
(河瀬)KWVワインの歴史をありがとうございました。
(関谷)50数年前の学生時代、KWV先輩の斡旋で、日本橋の「国分商店」でアルバイトをしていましたが、そこで、KWVワインと出会いました。その後、社会人となり、南アに出張した同僚から、土産に「KWV」をもらい、その比較的ヘビーでドライな赤ワインを気に入りました。KWV万歳!
(飯田)KWVワインは慶應ワンゲル部員には、そこそこ膾炙されていることを知りました。それにしてもアフリカ語なる言語を観るとドイツ語とフランス語が適当に混ざっている感じの言葉で、河瀬さんの情報では南アはフランス系のワインとのことですが、南ア自体はイギリスの植民地だったと思っているとそれ以前はドイツ領だった時もあり、オランダ語が一部に通用しているようで、ワイン一つとっても複雑ですね。今度はリカー量販店で見つけたら一度飲んでみたいと思います。
(編集子)このKWVワインの、実質的には日本への紹介者は(上記関谷君の解説にもありますが)、KWV35年副総務だった、森田半兵衛(当時洋典と名乗っておられ、我々仲間ではヨーテンさん、でした)さんです。森田さんが卒業後国分商店に勤務され、そこでこのワインを知り、輸入を開始されたのです。 我が偉大なるKWVはこうして全国のんべいに至福の時間をもたらした! こういうことをぜひ歴史に残したいですね。
PS ここのところ一部のKWVers と行くようになった、小生馴染みのバーにはまだおいてありません。次回までにはおいてもらうよう、ママにかけあっておきます(ついでに、お店の格からいうとちと違うのですが、日本製ジン ”翠” も小生専用?においてもらいたいと思ってます。