年末になり先ず美容院へ行って髪をチョキン。6300円也そして年始から新玉の下着でとユニクロに久し振りに参りました。前にも一度書いたかも知れませんが何とICTagでレジがあっと言う間に終わり。現役時代、ICタグとは因縁があるので、ご参考までに解説を一席。
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ICタグ(アイシータグ)とは、電波を受けて働く小型の電子装置の1つで、RFID(Radio frequency identification)の一種である。非接触ICカード(アイシーカード)も原理は同じである。プラスチックのカード形状のものを一般的にICカードとよぶ。ICカードには表面に金属端子のある接触型ICカードと、端子のない外部からの電波で動作する非接触型ICカードがある。
ラベルや値札などの形状で使われるものを「ICタグ」を一般的に呼称するが明確な基準はない。電波を受けて動作するICタグ、ICカードをまとめてRFタグともいう。ICタグリーダーから発射される電波により微量な電力を得ることで個別番号などの情報処理を行い電波を送信する。リーダーはこの電波信号を読み取ってICタグの情報を得る。その際に、リーダーはICタグに接触させる必要はない。
電波の到達距離が短いタイプは電源を内蔵する必要がない、小さく薄い、コストが低いため使い捨てできるという特徴により、商品にICタグを取り付ける自動読み取りのセルフレジ用として普及している。また生産者や流通経路を記録することも可能である。
HF帯ICタグに関する国際標準として以下の2つがある。
• ISO/IEC 14443:10cm以下の近接型の情報伝達用途
• ISO/IEC 15693:70cm以下の近傍型の情報伝達用途
これらはともに非接触型ICカード・RFID用として想定され、13.56MHz帯の電波を使用する。実際の到達距離は規格上の距離より長くなる傾向がある。
日本でのICタグの歴史は浅く、電池を使ったRFIDとしては1991年に2個のリチウム電池による非接触型カードが登場し、その後、本格的なICタグは125kHzを利用したドイツ製Philips社の”Hitag”が1997年に登場した。その頃すでに米国では、1995年に米TI社からは自動車用キーや家畜の判別用として”Tagit”と名付けられたガラス管封止型の134kHz利用のICタグが登場していた。1999年には13.56MHz利用でEEPROM半導体を使ったICタグが登場し、非接触での動作距離が飛躍的に伸びてからはこの短波帯の13.56MHzが近傍型ICタグの世界規格、ISO15693として普及している。
RFID(Radio Frequency Identification)タグとは、電波を用いてタグのID情報を非接触で読み取るシステム。JRの「Suica」よりも電波が遠くに届き、さらに複数点を一括で読み取れるところが利点で、このタグを採用することで、これまで1点1点バーコードで読み取っていたのが、一瞬で複数点を読み取ることができるようになった。レジを通過すると「レジ通過」という番号が書き込まれる。レジを通過しない商品を店外に持ち出すと盗難ブザーが鳴るという仕組みになっていて、店舗の出口には盗難防止用のリーダーが設置しておけば、万引きしたものをポケットに隠してもブザーが鳴るようになっている。一般的な値段は タグ1枚5~10円、レジ決済用のリーダーライターが1台20万円前後だそうだ。

似た様な物でQRコードがある。QRコード(キューアールコード)は、1994年(平成6年)に日本・愛知県の自動車部品メーカーであるデンソーの開発部門(現デンソーウェーブ)の原昌宏と渡部元秋を中心としたチームが発明したマトリックス型二次元コードで、国際規格である。工場や配送センターにおける物品管理から実用が始まったが、データ読み取りや店頭決済用コードとして世界中で多用されている。
「QR」は Quick Response の頭字語であり、高速読み取りを目的の一つとしている名称である。「QRコード」はデンソーウェーブの登録商標(日本第4075066号[4])であるが、特許権者のデンソーウェーブは、まずはQRコードが普及するよう敢えて特許をオープンにすることとし、規格化された技術に対して特許権を行使しないと宣言している。凄いなぁ。
バーコード(英: barcode)は、縞模様状の線の太さによって数値や文字を表す識別子の一種である。仕組みとしては、数字・文字・記号などの情報を一定の規則に従い、一次元のコードに変換している。これを主に店頭などで使われているレジスターや、流通過程で使用されている各種の管理用情報端末などの機械が、読み取りやすいデジタル情報として入出力できるようにしている。
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無線通信で四苦八苦した思い出が思わぬところから甦り、時代はどんどん進歩しているんだなぁと思った。もう来年からは自動車の自動運転は当たり前になるだろう。更にかっては全く無かったAIの力は素晴らしく総ての物にAIが活用されよりその機能が進歩するだろう。しかし、プライシーの問題が出てくる。ICTagで追跡調査とか—–まぁ技術の進歩にはいろいろ使い勝手があるものだ。
(編集子)デンソーの英断はすばらしい。参考までに書いておくと、電子機器の接続の標準化手段として HPIB (HP Interface Bus)があるが、これはヒューレット・パッカードの開発になるもので、完成時点で当時の社長ヒューレットの英断でこのデンソーと同様、無料で公開して当時は話題になった。現在は世界共通のインフラになっている。
General Purpose Interface Bus (GPIB) or Hewlett-Packard Interface Bus (HP-IB) is a short-range digital communications 8-bit parallel multi-master interface bus specification originally developed by Hewlett-Packard and standardized in IEEE 488.1-2003. It subsequently became the subject of several standards. Although the bus was originally created to connect together automated test equipment, it also had some success as a peripheral bus for early microcomputers, notably the Commodore PET. Newer standards have largely replaced IEEE 488 for computer use, but it is still used by test equipment.
(船津)GPIBが登場してから30年程経ちます。なぜまだ使われているのでしょうか?
時の試練は、ある規格の本当の価値を示してくれます。GPIB(もとはHPIBと呼ばれ、またIEEE-488とも呼ばれます)がこれほど長く使われているのには、それだけの理由があるはずです。実際に、次のような理由が考えられます。
汎用性。GPIBは通信プロトコルだけでなくハードウェア・インタフェースも定義した、電子計測アプリケーション用の初めての汎用バスでした。GPIBは独自仕様のBCDインタフェースを駆逐しRS-232よりも優れていましたが、後者は1システムで同じケーブル定義を2度使用できないことで悪名高いものでした。またGPIBの「ハンドシェーク」機能によって、単一バス上に、速度に何百倍も差がある複数の機器があるとき、それらとどうやって通信するかという、測定システム上の大きな問題にも対応しました。
スピード。GPIBは最近のインタフェースよりも低速ですが、それでも多くのファンクション・テスト・アプリケーションに対して、まだ十分高速です。速度には、実用上次のような2つの問題があります。1つは測定器とPC間で、大きなデータのブロックをどれだけ高速に送受信できるかという問題です。もう1つは「ファーストバイト・レイテンシ」と呼ばれる、PCとの間で最初の(先頭の)データをいかに速く送受信できるかという問題です。後者はリアルタイム制御のために重要です。前者は、処理の多くをPCが行うディジタル・アプリケーションで重要です。
こういう技術なんですね。ワープロも公開してくれたお陰でpersonal computer以前のワープロは助かったことと思います。
無償で公開は勇気要りますが普及に貢献しますね。
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