サグラダファミリア建設の資金について    (44 安田耕太郎)

ここのところ話題になったサグラダファミリアについて、本稿で質問があったことについての情報です。ほかにも ”いつ完成するの?” という基本的かつもっともな質問も多いようですが。

サグラダ・ファミリア(カタルーニャ語:Sagrada Familia)は日本語で「聖家族贖罪教会」という贖罪教会(英:Atonement Church)― 金や品物を出して、犯した罪をつぐなうこと、罪滅ぼしを行うこと ― なので建設は、市民・信者からの寄付・喜捨を資金として建設することを前提として計画された教会です。1882年の着工以来、建設は常に資金不足で中断・遅延を余儀なくされてきた歴史がある。第一次・二次世界大戦、スペイン風邪禍、スペイン内戦、コロナ禍などによって工事は中断されてきた。ほぼ同時期の1887年に着工されたエッフェル塔は2年2ヶ月で完成、フランス革命から100周年記念の1889年の万国世界博覧会にお披露目することが出来た。政府資金を基にしたエッフェル塔との大きな違いがあります。ガウディも生前(1926年没)、工事の資金集めに自ら奔走したそうです。

1990年頃より、建設が進み建物の骨格が出来あがってくると安全性も確保した上で、観光客の入場を許可し、その入場料が大きな資金源となってきて、2019年には470万人が入場して大いなる貢献をしています。現在では資金は従来からの寄付・喜捨と、ここ30年~は入場料収入が大きな二本柱となっているそうです。

真夏むけカクテルを作りませんか?  (バー ”アンノウン” オーナー 川島恭子)

写真のフローズンカクテルは、レモンロックス30㎖、レモンチェッロ20㎖、クレープフルーツジュース10㎖、クラッシュアイスをブレンダーでまぜたものです。バーミックスみたいなブレンダーかジューサーで作ります。
☆レモンロックスは、広島の酒造メーカーが作った果汁だっぷりの低アルコールのリキュールで、ソーダ割りも美味しいです。
☆レモンチェッロ
アンノーンでは、宮崎のバーテンダーの方が作る国産レモンのレモンチェッロを使用しますが、カルディても飲みやすい物があります。

クラッシュアイスは、冷蔵庫の氷ならブレンダーで作れますまたは ビニール袋などに氷を入れ、すりこぎなどで叩いて細かくしてください。
出来たクラッシュアイスはザルで水気を切ってから使ってください
フレッシュな果物 桃 パイナップル 梨 マンゴー などを使いスムージーのようなものに、ウォッカなどを入れて作っても美味しいです。
アンノーンでは、何種類かのお酒をつかいますが、マラスキーノのなど一般的にあるものではないので、ご家庭の味を楽しんでください。

 

23年夏 KWVOB会夏合宿 

今年の夏合宿は北八ツ唐沢鉱泉集中で行われた。編集子は直前に膝の痛みが激しくなり残念ながら参加できなかった。久しぶりのファイアを楽しみにしていたのだが。本稿の写真は第二班参加の49年卒土肥君の提供による。以下、同君の感想。

夏合宿プランに参加しお蔭様で心地よく過ごせ有難う御座いました
爽やかな高原の風同様に皆さまとの爽やかな想い出を残せました。
またS54年卒は少数精鋭で夏CL始め春秋CLを務め熱い思いを
感じる事ができました。久しぶりのファイアーも瞼に焼き付きました。
岩見Lとは私が30歳頃に接点がありお互い人生の山谷を乗り越え
元気に再会し歓びを分かちあえたのはお金とか物では買えない
幸が有る事を改めて実感させて貰いました。

合宿チーフリーダの織戸君から:

おかげさまで参加者のみなさんに夏合宿を楽しんでいただけたかと思っています。山行組は、28日(金)午後に雷雨にあった班もありますが、何とかよけながら歩き山小屋に着いたようです。夕方には雨もあがり夜は満天の星空、翌29日朝のご来光とパノラマビューを楽しめたものと思います。29日BCでは、ファイヤーで多いにもりあがりました。下りで足を捻挫された思った方が、帰宅後病院で「骨折」と診断されたそうですが、大事には至らなかったと聞いております。

当初申込 123名 キャンセル16名 実参加者107名(うちBCに寄らず帰宅したかた3名)という盛況でした。

上記山行組の一人44安田耕太郎君から北八つらしい写真をもらった。編集子はパートナが子育てで動きにくかった数年、単独行を幾度か重ねたが、その中で一番気に入ったのがこの北八の樹林帯だった。

合宿解散の朝、恒例の全体集合写真も安田君提供のものを紹介する。

ガウディ展のこと    (普通部OB 船津於菟彦)

「ガウディとサグラダ・ファミリア展」が9月10日まで東京国立近代美術館-竹橋-で開催されています。ガウディが逝去して100年の2026年の完成をを目指して急ピッチで建設されているようです。昨年12月には二番目高くなるマリアの塔が完成し天辺に大きな星が取り付けられたようです。内陣も殆ど完成しているようです。

1988年8月にガウディの建築を是非とも観たくて訪れました。未だ降誕の正面が盛んに建設中で中に入ると空が見えて裏側に当たる受難の門が略完成していてなんだかスターウォーズの衛兵のような彫刻とキリストのガラリと変わった近代的な彫刻と門には驚きました。それが今は内装は総て完成し、一番高く聳えるキリストの塔と数本の塔を遺すのみで、多分予定通りガウディ没100年祭には完成するのでは無いかと思います。

今回の展示以前にも日本人は何故かガウディ建築が好きで2003年秋にも東京都現代美術館で「ガウディ 形の探求」展が12月14日まで開催されていました。
そのことなどはこの「熟年少年探偵団2003年11月1日47号で「ガウディの美」と言うことで書いています。学生時代からガウディオタクでした.(*^▽^*)
この文章を書いてから20年。そして初めてバルセロナを訪れガウディ建築を見てまわってから35年の時が過ぎています。未だあのカサ・ミラの建築と屋上の煙突など観て歩いた事はありありと思い起こします。何とか2026年に完成したサグラダ・ファミリア大聖堂をみたい物だとと思っていますが、まぁ今回の東京国立近代美術館の展示を堪能して完成の大聖堂夢見ます。

日本の外尾悦郎さんが作った石膏のモデル。1978年スペインバルセロナに渡りアントニ・ガウディの建築、サグラダ・ファミリアの彫刻に携わる。2013年からはサグラダ・ファミリア主任彫刻家に任命され、ガウディの残した設計図からサグラダ・ファミリアに組み込まれる彫刻などの装飾を総監督している。

こんな言葉を語っています。それが僕を39年もここに居させているのかな。3ヶ月の予定で僕はここに来たわけです。3ヶ月経って日本に帰らなくちゃいけなかったのに、帰れなくなったんですよ。それは何かっていうと、僕は何を探しているのかわからないんだけど、ここで得たものっていうのが僕の中にスーッと染み込んでいくわけね。ガウディは居ないんだけど、でもその染み込んでいくもの、そうやってガウディが生きたということを僕が気づき始めた時に、仕事のことよりも、このおっさんをなんとか手に入れたい。このおっさんをなんとか捕まえたい、って思ったんです。

アントニ・ガウディ(カタルーニャ語 :Antoni Gaudí i Cornet [ənˈtoni gəu̯ˈði i kuɾˈnɛt]、洗礼名:Antoni Plàcid Guillem Gaudí i Cornet、1852年6月25日 – 1926年6月10日)は、スペイン、カタルーニャ出身の建築家。19世紀から20世紀にかけてのモデルニスモ(アール・ヌーヴォー)期のバルセロナを中心に活動した。サグラダ・ファミリア(聖家族教会)・グエル公園(1900 – 1914年)・カサ・ミラ(1906 – 1910年)をはじめとしたその作品はアントニ・ガウディの作品群として1984年ユネスコの世界遺産に登録されている。
「諸君、明日はもっといい物を作ろう」
自分がサグラダ・ファミリアの完成を見ることはできないことを知っていたガウディは、毎日のように職人たちに語りかけ、自分の死後も建設が続くことを信じていた。

(編集子)

急に現実的な疑問だけど、このプログラムの資金は誰が提供してるんだろうか?とわがパートナーが不審に思っています(小生もかな)。