早いもので、自分も6月で40歳となります。
結婚および子を授かったのが遅く、現在、4歳の娘、2歳の息子がおります。
今は私立中高の教員をしており、仕事、育児、家事に毎日おわれています。
大変かつ充実した日々ですが、八王子に住んでおり、なかなか都心にも出られません。最後に三田会のイベントに関わったのは、150周年記念の時であり、
それ以後、三田会にも、山荘にも、そもそも山からも遠ざかっております。山荘の意味が良くわかっていなかった大学2年生の秋の山荘祭で、三角までの100枚のプレート張りを手伝ってから、もう20年が経ちます。あの時、皆様のエネルギーの強さに、感動し、憧れ、自分なりにどう関われるか考え、その後の新道づくりや山荘祭、雪かきなど多くに関わりました。児研のキャンプを手伝ったこともありました。
そのたびに皆様に温かく迎えていただいたこと、今でも感謝しております。
そして、いつも山荘がありました。山荘があるから、皆集まれる。
山荘とその仲間は、KWVに4年間所属した自分にとり大きな財産であったと思います。そう思えるきっかけだったのが、三角までのプレート張りであり、その後の新道プランでした。
仲間とともに時間をかけて何かを作り上げていくこと。今考えると、大人の生き方とは何か教えてくれたものだったと思います。新道がつながった時の感動は忘れられません。
草刈り中にコンタクトレンズを紛失した時に、シンヤさんが皆様にカンパを呼び掛けて、コンタクトを購入できたこともありました。ジャイさんには友人と山荘に行った時に食事を御馳走していただいたこともありました。
皆様の熱き思いに触れ、自分も関われたこと、嬉しく思っています。だからこそ、恩返しをしなければと、色々な形でKWVには関わってきましたが、転職と結婚を機に、自分の家庭のことで精一杯になってしまい、この10年間、山荘にすら行っていません。その間も、山荘を守り続けてくださっている諸先輩には申し訳ない気持ちで一杯です。子供が大きくなったら、ペタさんみたいに子供を連れて山荘に行きたいと思っております。そのためにも今はしっかり仕事をし、子育てをしなければと思っております。