地球環境問題や災害支援など、いろいろな形での運動があちこちで、地味だが確実な成果を上げてきているようだ。われわれOB会有志による大震災支援などもその一例だが、編集子の高校時代、会社時代を通じての親友、ヤマこと山川陽一君とご子息勇一郎氏が長きにわたって多摩地域に自然エネルギーの活用を広げようと努力されてきた結果が、雑誌 ビッグイシュー に掲載された。この雑誌はホームレスの人々への支援などを中心に活動している団体の発行のため、一般の目に留まることはあまりないようで、小生も今回はじめて読む機会を与えてもらった。ヤマのOKをもらったわけではないが、掲載ページの一部をご紹介する。
タイトルにした 多摩エンパワー、多摩電力 が山川父子が中心となって起こした、多摩地域に自然電力(ソーラー発電)を供給しようと始めた運動の成果である。彼らがどのような経過でここまできたか、についてはここでは祖述しないが、典型的なサラリーマン生活を卒業してなお、自然問題にみずからかかわり (同君は義塾山岳部OBで日本山岳会で環境問題についての指揮をし、一方では我々にもなじみの深い高尾山の植林活動の創立メンバでもある。36年鮫島君は高尾での活動に加わっていて旧知の間柄)、素志を貫徹した姿勢にはただ敬服するしかない。また勇一郎君は若くして自然保護にかかわる道を選び、豪州でそのための教育を受けてきたプロであり、ヤマの理想の実現に真正面から取り組んでおられる。今後の発展を祈りたい。さらにご興味を持たれた場合は小生あてご連絡いただければ山川君にご紹介する。
なおビッグイシューは一般書店では販売しておらず、山手線や都内JR主要駅、新宿では駅周辺のデパートなどで入手できる。発行元メールは info@bigissue.jp 。
また雑誌の発行元である 有限会社ビッグイシュー日本 の提唱するの運動には企業または個人単位での参画も可能であるらしい。