マチュピチュは、雲海と霧に覆われ小雨までも降っていた。
ヨレヨレ老夫妻はインカの謎の天空都市に登った。大変息苦しい。
その時にインカ帝国の奇跡は起こった。突然晴れて神秘的な雰囲気になった。
標高2,430メートルのアンデス・ウルバンバ渓谷の山頂に築か
私には、いつまでも漠然としたマチュピチュへの憧れがあった。今から20年前、2003年に初めてマチュピチュを訪れた。カリフォルニア州サクラメントからの短いフライトだった。クスコもオリャンタイタンボ村も変わっていなかった。
マチュピチュ村を流れるウルバンバ川はアマゾン川の源流の一つで
この激流を征服者スペインのコンキスタドールは下り、エル・ドラ
マチュピチュ遺跡に入ると、まず目に入るのが40段にも渡る段々
3mほどある高さの石の壁が支えている。見事な石組である。こんな石垣職人がいたとは、驚異である。世界も驚く石建造技術。
なぜあの場所に作ったのか?
太陽信仰に基づいて、石組みは曲線を作りだし、高い技術が用いら
高度な石職人はいたのだろう。「聖なる石」と呼ばれる巨大な石が
(44 安田)カメさん、お帰りなさい!
(42 河瀬)マチュピチュのお二人の写真、素晴らしい!