友人のひとりが罹病し、急に身近に感じられることになったことについてです。
原因はウイルス
帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルス(Varicella Zoster)と呼ばれるウイルスに感染することで引き起こされます。水痘・帯状疱疹ウイルスは水疱瘡(みずぼうそう=水痘)の原因となるウイルスです。
子どもの頃に水ぼうそうにかかると、症状は治ってもウイルスは完全に体内からなくならず、神経節(神経繊維の節目)の中に潜んで休眠状態で残存します。
大人になり、疲れやストレス、体力の低下や病気などで免疫力が落ちた時に、そのウイルスが目を覚まし、帯状疱疹として発症するのです。帯状疱疹が起こる確率は50歳から増加し、80歳までに3人に1人が発症すると言われています。
帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹ワクチンは、帯状疱疹を予防するためのワクチンです。帯状疱疹ワクチンは、帯状疱疹ウイルスの弱毒化したウイルスを使って作られています。ワクチンを接種することで、免疫系がこのウイルスに対する防御力を身につけます。これにより、帯状疱疹のリスクを減らすことができます。
帯状疱疹ワクチンの効果
ワクチン接種後、帯状疱疹ワクチンは100%の効果を保証するものではありませんが、帯状疱疹にかかるリスクが大幅に減少するデータが得られています。また仮に帯状疱疹を発症してしまっても、ワクチンを接種していると症状が軽く済むこと、また帯状疱疹後神経痛の発症も少なくなることが報告されています。
ワクチンには2種類あり生ワクチンと二回接種の不活化ワクチンとがあるようです。不活化ワクチンは二ヶ月おいて2回接種する必要があり価格も高く、シングリックスと言う物のようです。
シングリックス(Shingrix)とはどんなワクチン?
シングリックスは、日本では2020年1月より使用できるようになった新しい帯状疱疹ワクチンです。生ワクチンではないので、免疫機能が低下した人(造血幹細胞移植を受けた方、ステロイド剤や免疫抑制剤を内服中の方など)でも接種が可能です。
帯状疱疹の予防効果は、50歳以上の方で97.2%、70歳以上の方で89.8%と報告されています。従来のワクチンの予防効果は51.3%ですので、比べてみても非常に効果が高いことがわかります。これらの効果は10年以上持続することが分かっています。また、帯状疱疹後神経痛に対する予防効果も88.8%と非常に高いことが特徴です。シングリックスは、2ヶ月あけて2回(最大6ヶ月以内)の接種が必要となります。
帯状疱疹ワクチンの副作用
帯状疱疹ワクチンは一般的には安全なワクチンですが、接種後に副作用が現れることがあります。一般的に、副作用は軽度で、数日から1週間程度で消えます。
よく報告される副作用には、接種部位の痛み、腫れ、発赤、かゆみがあります。また発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛、関節痛などの症状が現れることもあります。
帯状疱疹ワクチンによる重篤な副作用は非常にまれですが、ショックやアナフィラキシーなどの重いアレルギー反応が起こることが報告されています。
罹病した友人は帯状疱疹が顔に移り、眼がやられそうになったとか大変だったようです。矢張り高齢者は注意した方が良さそうです。

この猛暑が世界的に拡がり、40度が当たり前の様相です。人は直ぐに適応できないのでどうする。その内に40度50度ぐらいでも平気で活きていける人間にはなるかと思いますが、それまでどの程度生き残るか。トランプの狂気には参りますが、マァ暫くこれも我慢ですかね。小生、順天堂の皮膚科に別な皮膚病で通っていますが、その先生に聞いたら是非直ぐにやって下さい。問題無いです。やるなら2回接種のワクチンですよとのことで、墨田区に電話したところ公費負担在るので申請書を送るとのことで依頼したら届き1回に付き1万円公費負担とのこと。
一回につき1万2千円自己負担との事ですが「痛い思いが」無いなら安かなぁ。でも2回で2万4千円掛りますね。
これに比べればたいしたことない帯状疱疹を取り敢えず予防して、人生100歳時代を謳歌行きたいですね。がんばろうニッポン。
ともあれ、今日は七夕。七夕(七夕-シチセキの節供)五節供の一つ。旧暦の7月15日の夜に戻って来る祖先の霊に着せる衣服を機織して棚に置いておく習慣があり、棚に機で織った衣服を備えることから「棚機」という。仏教が伝来すると、7月15日は仏教上の行事「盂蘭盆(盆)」となり、棚機は盆の準備をする日ということになって7月7日に繰り上げられました。これに中国から伝わった織女・牽牛の伝説が結び附けられ、天の川を隔てた織姫(織女星、こと座のベガ)と彦星(牽牛星、わし座のアルタイル)が年に一度の再会を許される日と言われる。
お盆-盂蘭盆-お盆の準備をして——。
ついでに例によってウイキさんのいわく:
五節句とは、日本の伝統的な年中行事で、1月7日の人日(七草の節句)、3月3日の上巳(桃の節句)、5月5日の端午(菖蒲の節句)、7月7日の七夕、9月9日の重陽(菊の節句)の5つの節句を指します。これらの節句は、季節の変わり目に邪気を払い無病息災や子孫繁栄を願う行事として、古くから親しまれてきました。
上巳(じょうし)の節句(3月3日):
女の子の健やかな成長を願う「桃の節句」として知られ、ひな人形を飾ったり、ひし餅、ひなあられ、ちらし寿司などを食べたりします。
端午(たんご)の節句(5月5日):
男の子の成長を願う「こどもの日」として親しまれ、武者人形や鯉のぼりを
飾り、柏餅やちまきを食べます。
七夕(しちせき)の節句(7月7日):
織姫と彦星が年に一度会うという伝説にちなみ、笹に願い事を書いた短冊を飾ります。
重陽(ちょうよう)の節句(9月9日):
「菊の節句」とも呼ばれ、菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべたお酒を飲んだりして、長寿を願います。
これらの節句は、それぞれ異なる意味や風習があり、日本の豊かな文化を形成する上で重要な役割を果たしています
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