5月のBS映画「Shine」「
西部劇には先日の「リオグランデの砦」の『I’ll take you home…』、「勇気ある追跡」のグレン・ キャンベルの歌etc.…沢山の良い歌がありますね。
モーリン・オハラは、知的な顔立ちから、 酒場の女性より学校の先生が似合うような気がします。
息子の遺体を運びながらの闘いには少し疑問もあり、 ハラハラしましたが、やはりハッピーエンド。ほっとしました!
1947年生まれのオーストラリアのピアニスト、《デビット ヘルフゴット》の自伝。同じくらいの歳ですが、初めて知りました。
ヘルフゴットは、収容所で両親を亡くした父に厳しく、強くなれ… と育てられます。色々なコンクールで優勝。留学を希望しますが、 父親の反対でだめになりますが、その後、 援助してくれた老婦人のお陰で王立音楽大学へ進みます。
しかし、きびしい教えや、 冷たく接する父の態度などで精神を病み、 病院に入りピアノは禁じられてしまいます。退院後も症状は続きますが、教会のオルガニストやワイン・ バーで働く、彼の才能を認めてくれる女性たちに出会います。
そして1984年に出会った15歳年上で裕福な女性と、 彼の優しい性格と才能に共感してくれ結婚します。
1986年にはオーストラリアで公演、温かい歓迎を受け、 その後、ドイツ、デンマーク等での演奏会も成功。大人からの役のジェフリー· ラッシュはアカデミー主演男優賞を受賞。早口で喋り続ける役は大変だったと思います。
1941年には東アフリカ、ナイジェリア、 リビア他をチャーチルの息子から借りたジープで走り回りルポルタ ージュを書き、シリア、イラン等で戦争記者となり、 ビルマから中国へ行き蔣介石、 インドではガンジーに会ったりしました。
戦後、米大使館の夕食会で隣りになった、仏系『ヘンリー· ラブイス』と結婚。
ケネディに命じられ、夫婦でギリシャの米国大使に。
その後、夫はユニセフ事務局長として、ノーベル平和賞受賞。 ヘンリーは14年間トップを続け、彼女も共に世界中をまわり、 ユニセフを設置しました。
9.11の時には、 96歳のエーヴは近くに住んでいた孫一家を助けたく、” 救助車両の運転を申し出て断られた” そうです。100歳のお祝いにはアナン国連事務総長が自宅に訪ねてこられた り、戦争中の勇気ある行動を称え、レジオン・ ドヌール勲章も受賞しています。(両親、姉夫婦は計5つのノーベル賞を受賞)
2007年102歳で亡くなっています。