4月 月いち高尾報告     (51 斎藤邦彦)

1.概要報告

3月予定の行程が4月に変更になったので桜が終わってしまうのではと心配していたが、花冷えで花は散らず結果的には最高のタイミングとなった。両コースとも快晴の天候のもと、満開の桜花と青空のコラボの下での散策を存分に楽しむ素晴らしい春の一日だった。

2.行動報告(敬称略)

(1)シニアコース:滝山城址公園

<参加者16名>中司恭(36) 鮫島弘吉郎(36)遠藤不士男(36) 高橋良子(36) 矢部精一(37)三嶋睦夫(39)西澤昌幸(39) 立川千枝子(39)多田重紀(39)藍原瑞明(40) 相川正汎(41) 猪俣博康(43)村上裕治(46)平井利三郎(47)伊川望(47)

<山行報告>

「月いち高尾」の会にとって土地勘のない八王子だったが全員が時間前に無事集合し予定通り10時5分のバスにて滝山城址へ向かう。

穏やかな天気と花を愛でながら三の丸、中の丸、本丸に。中の丸は桜が満開、眼下の多摩川、昭島(福生?拝島?)の街並みを眺めながら昼食を摂る。ここは百名城に選ばれるだけあって地形を生かした城づくりは素人目にも見事で張り廻らされた空堀も綺麗に復元・整備されていた。訪れる人も少なく、のんびり散策するには絶好のスポット!

本丸で雲行きが怪しくなり一目散でバス停に、雨にも降られず楽しいハイキングだった。

(2)一般コース:城山かたくりの里から草戸山

<参加者14名>久米行子(41) 保屋野伸(42) 菅谷敬臣(42)安田耕太郎(42)吉田俊六(44)水町敬(47) 福本高雄(47) 佐藤充良(48)福良俊郎(48)五十嵐隆(51)羽田野洋子(51)斎藤邦彦(51) 後藤眞(59)  大場陽子(BWV)

<コースタイム等>

橋本駅北口8:22⇒(三ケ木行きバス約20分)⇒城山総合事務所前8:40⇒(ロード30分)⇒9:10城山かたくりの里10:30⇒(40分)⇒11:10龍籠山展望台11:20⇒(40分)⇒12:00草戸山12:30⇒(30分)⇒13:00梅ノ木平⇒(30分)⇒13:30高尾山口

<山行報告>

3/20から4/20まで一般開放されている「城山かたくりの里」では、かたくりのピークは3月下旬に終わっており代わりに黄色いかたくりが咲き始めていた。逆に時期を遅らせたことが幸いして各種の桜や花桃、三つ葉ツツジ、ボケ、ヤマブキが文字通り百花繚乱と咲き誇っているのを見ることが出来た。

ここでは珍しい高山植物も多く見られチングルマ、エーデルワイス、ショウジョウバカマ、ヒトリシズカ、エンレイソウなどが育てられていた。(高い山に行かなくてもここで見ることが出来る。)

晴天に恵まれ金比羅宮のある龍籠山(タツコヤマ)の展望台からは都心の景色を見渡すことが出来、遠くはスカイツリーや横浜の展望を楽しんだ。桜の花が満開の城山湖の堰堤を過ぎ、草戸山に上がって眺望を愛でながら昼食を摂ったが老朽化した頂上の松見平休憩所の小舎は撤去されて何も残っていなかった。昼食後は梅ノ木平までニリンソウの咲く道を一気に下ったが、高尾の奥座敷と言われる「うかい竹邸(昨年11月末に閉店)」の取り壊し工事がかなり進んでいた。下山後、梅ノ木平の「かたくりの邸」に立ち寄ったが、かたくりの花は終わりに近くわずかに残っているだけだった。ここから国道20号線甲州街道を帰路に着いた。このコースは橋本駅の近くから草戸山を越えて高尾山口駅まで延々と歩く行程だったが、最先輩のコブキさんを始めメンバーは健脚揃いで予定よりかなり早く高尾山口駅に到着することが出来た。

(3)天狗飯店懇親会

両コースの参加者から合わせて25人のメンバーが懇親会に集まり賑やかな歓談となった。両コースとも桜の花が満開だったので花の美しさをはじめ春の息吹を感じる話題に終始した。今回は特に次回の第100回記念の開催について意見の交換を行った。