上野・西洋美術館開催の「モネ展」が賑わっています。日本では印象派の絵画が好まれ何れの展覧会も混雑していますが、昨年10月5日から始まりいよいよ2月11日で東京展は終了致します。巴里・マルモッタ・モネ美術館からの移転美術展です。
印象・日の出』(いんしょう・ひので、フランス語: Impression, soleil levant)は、クロード・モネが1872年に描いた絵画。印象派の名前の由来となる美術史上、重要な意味を持つ作品であす。この絵は国宝級故か今回の展覧会には来日していません。印象派の絵画は見ていて解り易く心がやすらぎます。会社時代も土曜の午後はブリジストン美術館-現アーチゾン美術館-へルノアールに会いに行きました。心安まりますね。
然らば抽象画とは。
抽象画は具体的な対象を描写しない、色や線、形などで描かれる絵画作品です。
実在するものを具体的に描いた絵画を「具象画」といい、目の前の実在する人や風景を再現することに重きを置いています。抽象画は線や色、形、構成に着目することで、絵画の本質的な美しさを追求した絵画作品なのです。難解なイメージを持たれがちな抽象画ですが、あまり考えることなく、純粋に絵画と向き合い、楽しめる魅力があります。
抽象画の概念を確立したのはカンディンスキーもしくはモンドリアンといわれています。純粋抽象絵画や新造形主義といった抽象画の絵画技法を確立し、抽象画の発展に貢献しました。
抽象絵画の楽しみ方が分からないという方もいるでしょう。以下にて抽象画の楽しみについてまとめしたので、参考にしてみてください。
• 色彩・ビジュアルを楽しむ
• 自分なりに想像してみる
• 作品の背景にある歴史を理解する
• 画家について調べる
抽象画に限らずアートの楽しみ方は人それぞれ。純粋に美しい色彩や描写を楽しむのも良し。作品の意図や背景を考えるのも良し。自分にあった楽しみ方で抽象画を楽しんでみましょう。
2025年1月17日 金曜日 パナソニック汐留美術館へ「ル・コルビジェ」展を観に来ています。ピカソでも無くレジエでもなく、不思議な抽象画は海の貝と小石からヒントを得て書き始め、次第に人に移り、最後は海に帰るという事です。
ル・コルビュジエ(Le Corbusier[注 1]、1887年10月6日 – 1965年8月27日)は、スイスで生まれ、フランスで主に活躍した建築家。本名はシャルル=エドゥアール・ジャヌレ=グリ (Charles-Édouard Jeanneret-Gris)。モダニズム建築の巨匠といわれ[1]、特にフランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエと共に近代建築の三大巨匠(ヴァルター・グロピウスを加えて四大巨匠とみなすこともある)として位置づけられる。
1931年に竣工した『サヴォア邸』は、ル・コルビュジエの主張する「近代建築の五原則」を端的に示し代表作として知られる。近代建築の五原則(きんだいけんちくのごげんそく)は、ル・コルビュジエにより提唱された、近代建築の原則とされているが、 “Les 5 points d’une architecture nouvelle”からの意訳であり、逐 語的に訳すと「新しい建築の5つの要点」となる。• ピロティ (les pilotis)
• 屋上庭園 (le toit-terrasse)
• 自由な設計図 (le plan libre)
• 水平連続窓 (la fenêtre en bandeau)
• 自由なファサード (la façade libre)
ル・コルビュジエの思想は世界中に浸透したが、1920年代の近代主義建築の成立過程において建設技術の進歩にも支えられて、とくに造形上に果たした功績が大きい。彼の造形手法はモダニズムの一つの規範ともなり、世界に広がって1960年代に一つのピークを極めました(その反動から1980年代には装飾過多、伝統回帰的なポストモダン建築も主張された)。
関連