録画しておいた中国映画《山の郵便配達》’99年を観ました。
重い郵便物の入ったリュックを担ぎ、 山を3日間歩きながら配達する重労働である仕事を、 息子に引き継ぐことになった父親の物語です。
いつも一緒の「次男坊」と名付けた犬と父親、 息子が並んで歩くシルエットになったシーンや田園風景がとても綺 麗です。
留守が多かった父親より、母と過ごす時間が長かった息子は、 今度は自分に代わり一緒にいるようになる父に、 母の病気についてや、 まわりの人々に関しての注意を父に伝えます。そして父親も、 この郵便配達の仕事を自分がしてきたように引き継いでくれるのは 息子しかいない…と確信します。
中国映画はたぶん初めてですが、 とても感動する良い作品だと思います。
✩21日に、早大で、主人の好きな越路吹雪の衣装展と、 私の好きなプレスリーの《青い月のメンフィス》と言う英語”能” が同時に開催されている…という事で出かけて来ました。能は初めてで、英語…。横に映される字幕に助けられました。
UCLAで上演されたものを、 両大学で教える教授とユニクロの柳井氏との協賛により実施されま した。プレスリーの大ファンの女の子が、 命日に墓から霊となり蘇ったエルビスと、 彼の味わった孤独等について語りあうという内容で、 エルビス顔の能面を付け、曲は笛、太鼓、 歌は謡により行われました。
(プレスリーの住まいだった) グレイスランドの管理人が言いたい放題を述べる狂言が笑いを誘い ました。