強風下の栗駒山   (42 保屋野伸)

昨日、仙台発地元の日帰りツアー「紅葉の栗駒山ハイク」に一人で参加しました(仙台前泊)。北東北の冬型配置による暴風警報にもかかわらず、キャンセルもなく336名もの参加者がありました。(大半が女性)

標高1100mの「いわかがみ平」から強風の中1時間ほど登って1400mの稜線に出ると、そこは風速25mの世界、吹き飛ばされそう。さすがに、初心者もいるツアーでは1620mの山頂までは行けず、ここから引き返しました。山頂は風速30m。

紅葉も、猛暑の影響でナナカマドが枯れ、赤系統が全滅でしたが、まあまあ、黄葉の絨毯は(少し)楽しめました。その後麓の温泉に入って帰京、紅葉は「イマ2」でしたが、(めったにない強風登山という)良い経験をしました。

紅葉の絶景写真をお見せしたかったのですが、こんな状況で残念。

 

(下村)残念でしたね。今年は紅葉の美しさは諦めですかね。わが家の皇帝ダリアも暑さでぐったりしてしまい、あの迫力ある開花は期待出来そうもありません。ここにも異常気象の影響ありか。来年のスキーシーズン、雪の多寡が心配です。どうなることでしょうか。

(河瀬)私も実はナナカマドの紅葉で有名な栗駒山に10月4日に登る計画で厳美渓の旅館まで予約していたのですが、猛暑で紅葉がありそうもないのでやめました。保屋野さんは強風とナナカマドが枯れたのはダブルパンチで散々でしたね。

 私は代わりに10日後に群馬県の秘湯、四万温泉の元湯の積善館に行くことに決めました。それでもまだ紅葉は早いと思っていましたら??、最近の寒波襲来でなんと隣の草津では7−8度になっているようです。元気な木々に10度以下の急激な気温低下と晴れが続くと紅葉が始まります。群馬県北部は雨も多かったので木々はあまり枯れていないようです。ひょっとすると東北と違ってくるかもしれませんね。

(編集子)したがって本稿の写真は (こうなるはずだったのに)の光景である。同期の連中4名ほどで、鳥海山の帰り東北ドライブとしゃれこんで、その途次、栗駒の麓を走った記憶がある。その記憶に間違いがなければ、確か泊まった小屋が台風で流出してしまったのではないか、と思うのだが。記憶のいい遠藤兄だったら覚えているかもしれない。