対コロナ対策に朗報-厚生省の対応

(普通部OBの畏友田村耕一郎君が配信してくれている各界の情報の中から、最新の情報を同氏の了解を得て転載する。木村氏ご本人の了解を直接頂戴していないが、広報の目的には合致するものと理解している)

(田村)8/13友人からの配信です。
コロナ関係で木村盛世さん(元厚労省医系技官、TVによく出演)のずばりと本質を突く話に注目です。胸がスカッとしますよ。

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東京オリンピックが終わりました。新型コロナが収束しない中でのオリンピック開催に対しては色々と意見があると思いますが、東京オリンピックがしばしコロナ騒ぎを忘れさせてくれたことは間違いありません。
新型コロナの暗い話題ばかりの日々に戻ってしまいましたが、ひとつだけ明るいニュースを見つけました。

厚生労働省が、新型コロナを感染症法の「指定感染症」から「5類」に格下げすることを検討し始めた、というニュースです。
新型コロナは、結核やSARSやMERSや鳥インフルエンザなどと同じ「2類」扱いからスタートし、いまでは、エボラ出血熱やペストや天然痘などの「1類」以
上の強制力を持つ感染症に分類されています。新型コロナは、感染者の大半が無症状や軽症で済んでいても、史上最強・最悪の感染症として扱われています。

東京都には、病床20以上の病院が約650あり、診療所も1万以上あります。ですが、新型コロナが感染症法の「指定感染症」に分類されているために、新型コロ
ナ患者を受け入れられる医療機関は約170しかありません。よくメディアが「医療崩壊が起きる」と騒いでいるのは、この厳しい分類により新型コロナ患者を診察できる病院がごくわずかしかないからです。もし、新型コロナがインフルエンザと同じ「5類」になれば、全国の病院・診療所で診察することができるようなります。無症状の陽性者がホテルで缶詰め療養させられることもなくなります。マスク着用やワクチン接種といった同調圧力も緩和するでしょう。

ですが、油断は禁物です。
実はちょうど1年前の今ごろも、新型コロナの「2類」相当から「5類」への格下げが検討されました。
ですが、いざふたを開けてみると、「5類」に格下げされるどころか、逆に「新型インフルエンザ等感染症」と同等の指定感染症に格上げされ、入院拒否に罰則が設けられるなど法律まで厳しく改正されてしまいました。

実は、昨年5類への格下げが検討されたとき、アンケートに回答した2千人の医師のうち、約7割の医師が「5類に格下げすべき」と言っていました。

下はそのアンケート時に書かれた医師たちの意見です。

<https://blog.ushinomiya.co.jp/blog/data/blog_img/8404_7_org.png>

<https://blog.ushinomiya.co.jp/blog/data/blog_img/8404_8_org.png>

昨年、これだけの医師たちが5類に格下げすべきだと言っていたのに、結局は下げられませんでした。元厚生労働省医系技官の木村盛世さんも、「ウィズコロナ」の社会を前提に一刻も早い5類格下げを昨年から主張していらっしゃいます。

さて、今年はどうなるでしょうか?今年と昨年との大きな違いは、日本のワクチン接種が進んだことと、それにもかかわらず陽性者数が多くなっていることです。無症状者や軽症者が多くワクチンも普及したから格下げとなるのか、それとも感染者数が増えてるからまだ下げられないのか。

勿論、ハナコは5類に下げてほしいと思っていますが、5類に下げたくない人たちもいるでしょう。視聴率が取れなくなるメディア、ワクチンが売れなくなる製薬企業、ワクチン・パスポートを広めて市民を管理したい人達、などなど・・・。
厚生労働省の皆さん、格下げ反対勢力に負けずに、5類格下げという「金メダル」を取ってください!