コロナ騒動―秦野での生活 (36 岡秀雄)

私は丹沢の麓秦野の有料老人ホームに来て10年強、老ワンダラーとしては周辺の自然についてはかなり調べ歩き考え・覚えてきましたが、地域の人間社会の動向等は情報源も少なく無知の方です。

コロナ騒動については現在まで秦野市周辺には感染者は発生しておらず、病院も大きいのが市内に国立神奈川病院(院長以下塾多い)秦野日赤病院(空いてて入院体制あり)隣の伊勢原市には東海大附属病院(塾系)伊勢原総合病院(JA)などあり恵まれた環境にあります。しかも空気は良く自然も多く人は少なく景色良好で散歩には大いに恵まれていて住人には大変有難い環境と言えます。

ただし通常は東京に出るのに小田急で新宿まで往復乗車時間が2時間半ですから相当に不便で、東京へ出るのは相当面倒に感じてきております。そんなわけでウイルス騒動以来私は危険な都会には全く行く気がせず2か月小田急に乗っていません。

現在の居住環境は約300軒400人が同じ屋根の下で生活している老人ホーム故、運営会社((株)ハーフ・センチュリー・モア) は当初より真剣に感染症対策に力を入れており2月中から、一人でも発症すれば共同利用している大浴場や食堂の利用が休止される旨の通知や、コロナウイルス感染予防ハンドブックの各戸配布、外出から帰館時手指消毒徹底、来館者の制限(含 家族・友人)、コーラス等館内サークル活動の禁止、その他厳しく規制を設け、居住者達も皆真剣に対処しております。

大半の住人は自分の部屋以外では館内での喫茶ラウンジで話し合い、図書室の利用、ビリヤード(一人または夫婦に制限)等で過ごし、館外には軽い散歩・買物に出る様な生活をしております。私はそれでは運動不足と感じ、荻原先輩(昭和32年卒)に世話になり1年半前に入会した鎌倉ローンテニスクラブ迄週1~2日車で行きテニス&俱楽部生活を楽しんでいました、荻原先輩夫妻とはよくご一緒にテニスで遊んでいただいておりました。しかしながら、そのテニスクラブも先週末(3月27日)から国や県の感染症対策に従い当面閉鎖されました。

山については、私は丹沢の山々は最近眺めるものになり、歩くのは里山のみですが(大半一人で歩くので危ない所は避ける為)午後から2~3時間で、上り下りもあり家から直接出発帰宅の散歩で結構運動になるので、時間があれば常に家からの散歩は続けて来ておりました。テニスはコロナ騒動で駄目になっても「自然の中を歩くこと」こちらはいつでも大丈夫です、天候・体調を考え当面は「自然の中を歩くこと」を増やして過ごすようにしするつもりです。これも65年間も楽しくワンデリングを続けて来られたお陰です。KWVに感謝!感謝!