ご無沙汰しています。
ワンダー有志で始め秩父三十四ヵ所巡りも終わり、 今は家内と坂東三十三ヶ所巡りを始めていますが、道半ばでコロナ騒ぎが起こり中止しています。そんな中で
投稿した一文、小生が生き方の指針の一つとしています。
大阪のおっちゃんの生き方哲学。
*ほけたらあかん-達者で長生きしなはれ
歳をとったら出しゃばらず、憎まれ口に泣きごとに、人のかげ口愚痴いわず、
他人(ひと)の事は褒めなはれ、聞かれりゃ教えてあげてでも、
知ってることでも知らんふり、いつでもアホでいるこっちゃ。
勝ったらあかん負けなはれ、いずれお世話になる身なら、
若いもんには花持たせ、一歩下がってゆずるのが、円満にいくコツですわ、
いつも感謝を忘れずに、どんな時でもへえおおきに。
お金の欲を捨てなはれ、なんぼゼニカネあってでも、死んだら持っていけまへん、
あの人はええ人やった、そないに人から言われるよう、
生きてるうちにバラまいて、山ほど徳を積みなはれ。
というのはそれは表向き、ほんまはゼニを離さずに、死ぬまでしっかり持ってなはれ、人にケチやといわれても、お金があるから大事にし、みんなベンチャラいうてくれる、内緒やけれどほんまだっせ。
昔のことはみな忘れ、自慢ばなしはしなはんな、わしらの時代はもう過ぎた、
なんぼ頑張り力んでも、体がいうことききまへん、
あんたはえらいわしゃあかん、そんな気持ちでおりなはれ。
わが子に孫に世間さま、どなたからでも慕われる、ええ年寄りになりなはれ、
ボケたらあかんそのために、頭の洗濯生きがいに、
何か一つの趣味もって、せいぜい長生きしなはれや。
第二の故郷、大阪大好きな宍倉より。