ローハイドのころ (44 安田耕太郎)

(島田さんのイーストウッド論に便乗です)

スターの仲間入りしてからのイーストウッド(東森さん)は貫録も付きなかなかのものですが、登竜門ともなったテレビドラマ「ローハイド」の頃のi粋がっていて青臭さ一杯の東森さんが何と言っても懐かしい(1959~65年放映、彼は29~35歳時)。Rawhide:raw, 生の +hide 皮、などを意味するが、そこから派生してカウボーイ達のズボンの上から着用する革製のズボンカバーを指す言葉である。他の多くの映画でも描かれた(最も有名な”赤い河” など)、テキサスからオクラホマまでのチザムトレイルを通ってシカゴ・東部の大消費地へと運ぶ鉄道の起点となった、鉄道が敷設されたばかりのカンサスまで牛を運ぶキャトルドライヴ(Cattle Drive)に従事する荒くれ者の男たちカウボーイを描いたドラマ。名画「赤い河」を観る前であり、カウボーイとはキャトルドライブで牛を運ぶ男たちをそう呼ぶことを初めて知ったのが「ローハイド」だった。主題歌(下記URL)では歌の合間に牛を追う掛け声と鞭音が鳴り響いている。多い場合には1万頭近くの牛を運ぶキャトルドライブは、牛が狂ったように暴走するスタンピードの危険もあり、困難一杯の一筋縄では行かない仕事であった。

話が飛躍したが、クリント・イーストウッドのデビュー作品と云っても良い「ローハイド」の思い出である。「ララミー牧場」「ルート66」「サンセット77」「ボナンザ」「ライフルマン」「ローンレンジャー」などと共に青春時代、アメリカに興味を持つに至るきっかけとなったテレビドラマ群だった。

(関谷)私は、この会の、どう云う訳だか!、メンバーとなって、NHKBSのシネマシアターを中心に、何時か観て、コメントできるかとの思いから、本日の「次郎物語」を含め約900本を録画、BD・CDに落とし込んでいますが、今まで、まともに観たのは精々2~3本!貴兄がこなした本数はunbelievable!

私にとり、この先、身体が動けなくなり、ボケる前の楽しみとなりますかナ!子供の頃に、欠かさず観ていた白黒TV時代の「ローハイド」は懐かしいイ!

(金藤)クリント・イーストウッドが歌うYouTubeありがとうございました。顔に手をやってポーズですか?照れているのでしょうか?歌も上手ですね「ローハイド」私は観ませんでしたが、兄たちが観ていましたのでローレン ローレンのテーマ曲が流れていたのは覚えています。

ローハイド」(Rawhide) は、ネッド・ワシントン(英語版)が作詞し、ディミトリ・ティオムキンが作曲した、ウェスタン音楽(英語版)の楽曲。 オリジナルは、 フランキー・レインが吹き込んでいます。 この曲は、CBSテレビで1959年から1966年まで放映された西部劇シリーズ『ローハイド』のテーマ曲として使用されています。

(ウイキペディアによる補足)

英語の”Rawhide” は、「ロー(raw、生の)」+「ハイド(hide、皮)」、つまり「生皮(きかわ)」「生皮の鞭」「生皮の鞭で打つ」などを意味するが、そこから派生してカウボーイ達のズボンの上から着用する革製のズボンカバーのことを指す言葉でもあり、この番組では初期にそのように説明されていた。

(編集子)小泉さん、頼りになる仲間が登場したようで。”ローハイド” そのものの写真を探しましたがいいものがなく、安田兄の思い出にあるローハイド、ならこの人。確か水泳事故で亡くなったのでは?