野球場の記憶   (大学クラスメート 飯田武昭)

巨人VS広島戦を観に、大阪の京セラドームへ行ってきました。

熾烈なセリーグ2位3位争い?の最中で、甲子園球場では阪神VSDeNa戦を遣っていました。結果は先発の両投手(菅野と大瀬良)のある程度の好投もあって、現在セリーグ2位の広島が2対1で勝利しました。ジャイアンツ(ホームチーム)は9回に、岡田悠希外野手が初ホームラン、初打点を上げたり、カープの菊池2塁手の華麗なファインプレーが観られました。ジャイアンツはこの所4番バター岡本和真選手の欠場で打線に迫力を欠く印象は拭えません。

今年はWBCの優勝、全国高校野球の慶應高校の優勝もあって、プロ野球もパリーグのオリックス、セリーグでは阪神が3連敗中とは言え、未だ2位と5ゲーム差と頑張っています。昨年11月のサッカー・ワールドカップや先日までのブダペストでの世界陸上など日本選手の活躍が当たり前の時代になりつつあり、コロナ禍で低迷していたスポーツが俄かに活気付いています。

世界野球、高校野球と続いた野球をLIVEで観戦したくなって、依然として猛暑の続く日々なので屋外の甲子園を避けて、京セラドームに行きました。このドーム建設された1990年代の終わりに、ドーム球場の杮落としにプロ野球の2試合ダブルヘッダーが挙行され、当時私は不動産会社に勤務していまして、某大手ゼネコンが球場の貴賓室を確保してくれて何人かで観戦して以来の3回目でした。

この時のダブルヘッダーの1試合は、巨人対ロッテだったと記憶しますが、清原和博選手が打ったボールが、略斜め垂直に上がり、ドームの屋根の溝にハマって落ちて来なかったことが今でも記憶に残っています。清原と言えば、西武ライオンズを引退してから、巨人の長嶋茂雄監督に≪僕の胸に飛び込んできなさい≫と誘われ、阪神の吉田義男監督に≪(ユニフォームの)虎の縦縞を横縞に変えてもいい≫とも誘われて、結局、巨人軍に入団したといういきさつの記憶があります。それらの感傷に浸るような昨日の観戦でした。

(編集子)打撃ベストテンに必ず3人(つまり長嶋・王プラスワン)は入っていた時代のジャイアンツは夢幻のごとし。しかし最近、なんでこんなに故障者が続くんだろうか。巨人軍の楽屋に疑問を呈せざるを得ない。目下唯一の楽しみは秋広の11号がいつ出るか、くらいしかない。それにしても浅野ってのは実力はあるんだろうが、テレビ写りはONに比べるのはかわいそうだけど、あんまり冴えないね。歌手もそうだけどテレビ映えってのも実力のうちか?