ロシアの情報操作    (33 小川義視)

小生、大学の卒論テーマが「ナチスのプロパガンダ」、80年を経て昨今のウクライナ・ロシアの紛争を見て、こんな時代が21世紀に来るとは全く考えられませんでした(法学部政治学科、マスコミュニケーション論生田ゼミ4期生からのメールです!)。

紛争の始まる前からのフェイクニュースに始まってロシアの情報統制など興味深く見ておりましたが、現在の戦争最中におけるキエフ近郊に迫っているロシア兵士に対して「ゼレンスキー大統領は既に降伏した」と言って鼓舞しているということ、ロシア国内での情報統制は将に昭和18年ミッドウエイ海戦の敗北をひた隠して我が国民を「大本営発表・・・」のもとに情報操作されていた、あの時代を思い出させました。
スパイの大親分KGB出身のプーチンはソ連邦崩壊が何よりも不愉快だったのでしょう。そんな出身だけに情報統制は最高レベルの人物だけに暗殺などは考えられないと思いますが、この紛争どう決着するのでしょうかね。

情報社会も格段に進んでいて、テスラの会長イーロンマスクは私有の人工衛星からロシア国民にネット交信が可能になるよう協力しているとのこと、今後ロシア中枢の情報統制と国民によるSNSなどによる情報共有、またスイフトによる経済制裁の国民からの内乱など、実に興味深くロシアの今後を見ていきたく思っております。最後に気の毒なウクライナの国民に対してウクライナ大使館への寄付での応援もあります。少しでも応援してやりましょう!!