エーガ愛好会 (69) ”エーガ音楽好感度ランキング

昨年実施した ”私たちの映画ベスト10” の続編として、きっての音楽マニア保屋野・安田両君の呼びかけで(コロナ鬱防止を兼ねて)実施した、今度は映画音楽の好感度ランキングである。

クラシック、という分類は保屋野君の発想によるもので、クラシック音楽がそのままテーマになっているケースをいう。

今や我々世代でないとなかなか発展しない話題だが、ほとんどの曲が easy listening とか old days といったタイトルでいわば easy-listening classics とでもいうべき形でCDに編集されているので、エーガ世代でない人たちにも親しまれている曲の数々である。もっとも小生も高校生のころは父親が東海林太郎だの渡辺はま子だのと言っているのを鼻で笑っていたものだ。何度もいうせりふだが昭和は遠くなりにけり、の感慨も催すリストでもある。

映画 ベスト15(10+5)映画音楽 ベスト20(15+5)クラシック
 点数作品名制作年点数作品名制作年点数作品名制作年
19ローマの休日19538第三の男19494愛情物語1955
27カサブランカ19427慕情19554アマデウス1984
37第三の男19495カサブランカ19423戦場のピアニスト2002
44アラビアのロレンス19625風と共に去りぬ19392地獄の黙示録1979
54風と共に去りぬ19395ドクトルジバゴ196522001年宇宙の旅1968
64駅馬車19395大いなる西部19582ファンタジア1940
74シェーン19534エデンの東1955   
83スティング19734アラビアのロレンス1962   
93ニュー・シネマ・パラダイス19884ニュー・シネマ・パラダイス1988   
102慕情19554シェルブールの雨傘1964   
113情婦19574避暑地の出来事1959   
123グレンミラー物語19534タイタニック1997   
133我が谷は緑なりき19414シェーン1953   
143戦場のピアニスト200231954   
153日の名残19933死刑台のエレベーター1958   
16319543白い恋人たち1968   
173ショーシャンクの空へ19943駅馬車1939   
182アンタッチャブル19833旅情1955   
192ゴッドファーザー19723グレンミラー物語1953   
202激突19713禁じられた遊び、1952   
212赤い河19483鉄道員1959   
222荒野の決闘19463ひまわり1970   
232リオブラボー19593いそしぎ1965   
242ウエストサイド物語19613荒野の決闘1946   
25   3黄色いリボン1949   
26   3南太平洋1949(魅惑の宵) 
27   3ウエストサイド物語1961(トウナイト) 

(41 相川)早速のとりまとめ ありがとう。 大変ご苦労かけました。各人別リストもあって 皆さんの好みがよくわかりました。ランキングは多くの人が選んだ普遍的な名画・名音楽といえます。

(41 久米行子)「お気に入りの映画音楽」を15に絞り込むのは映画を選ぶ以上に大変な事でした。どの曲にも思い入れがありましたがこうやってまとまったランキングを見ると成程と合点がいきます。

「私が選ぶ映画音楽」のランキングの表は大変解り易く眺めて楽しんでおります。ご苦労様でした。感謝、感謝です。皆様が選んだ曲はどれも名曲ばかりです。集計表も興味深く見ました。「避暑地の出来事」私のお気に入りなのですがこんなに票を集めるとは思いませんでした。意外です。

又、一人だけが選択した映画音楽も中々興味深いですね。列挙されてみるとどの曲も私も選びたかったと思う曲ばかりです。「More」なんか名曲ですが映画と結びつかずに選外にしてしまった曲です。

そうそう「河は呼んでる」ありましたね。よく日本語の歌詞で歌ったことを思い出しました。「Elvis on Stage」の「明日に架ける橋」一人しか選んでいない曲にあげております。

(普通部OB 菅原)小生の記憶が正しければ、ミュージカル映画「オクラホマ」は、あの歌が幕開けだったと思います。いずれにしても、ロジャース/ハマースタインのミュージカルは、例外なしに全て良いですね。

(HPOB 小田)最近は映画音楽のランキングをTVでみかけなくなりました。沢山のyoutubeのリストまで作って頂き、ありがとうございました。人気No.1の第三の男はyoutubeの映像も良いですね。

リストにはあげなかった、Elvis On Stage、バグダッド カフェやエーデルワイス、そして昔両親が観ていて、何年か前に映画祭で観た懐かしい日本映画の”喜びも悲しみも幾歳月”まで載っていて楽しく聴かせていただきます。