KWV忘年ゴルフ会     (37 菅谷国雄)

スタート直前で写真も緊張意味?名手後藤三郎にしても緊張のあまり手振れしたか?

12月5日、ワンダー有志による平成最後の忘年ゴルフが行われた。

最年長は80歳超えの36年組から若手は未だ現役の52年組まで、ある者は自慢の腕を試めさんと、又ある者は義理と人情にかられて痛む体に鞭打って総勢30名、府中CCに集合した。終日曇り空ながら師走にしては気温も高くまずまず、懇親会では速いグリーンに悩んだ失敗談に花が咲く。無事終了が何より、和気藹々賑やかにお開きとなった。ただ、途中クラブハウスで行方不明になる者も出るなど、認知症の進行も懸念され世代交代必死の、正に平成最後のゴルフ会でもあった。

振り返れば、学生時代は殆んどが縁がなく、むしろ敬遠していたゴルフ、夫々社会に出てから仕事の付合いなどで始めたゴルフも、いつの間にか懇親を深める格好の場に変わり、ワンダー仲間も各代競う様にゴルフ会が催されて来た。

各代のゴルフ会にも誘われて参加して来たが「100人ゴルフ」も思い出が多い。記憶もおぼろげになってしまったが、そもそもの始まりは40年ほど前、故荒木庄平さんの発案だった。私の同期、今は人吉で闘病を続けている福永浩介君の衆議院選挙に挑戦する、その激励会を兼て故川鍋達朗さん経営の「夷隅CC」でのオールワンダー・ゴルフ大会が行われた。その後KWV三田会の組織再編と発展に併行し、形を変えて「100人ゴルフ」が盛大に行われて来た。最盛期には23年卒の吉田晴彦先輩が養老温泉に泊まり込みで参加されたり、32年卒の伊豆山康夫先輩がブラジルから駆け付けて来られたり、正に「100人ゴルフ」に相応しい盛り上がりだったが、近年は会員の高齢化に伴い年々参加者が減少して寂しさ一入の感がある。世間一般、ゴルフ人口も減っているのでやむを得ない傾向と思えばそれまでだが、人生100年時代、老いて益々盛んなワンダー仲間の登場を期待したいところだ。

来春には桜咲く頃に、府中CCにで「オールワンダー懇親ゴルフ」がある。 誘い合わせて賑やかにやりたいものだ。

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府中カントリクラブ、今回の使用ティで全長6042ヤード、天候は薄曇りから晴れという絶好のゴルフ日和だった。前回のチャンピオン佐藤充良(48)、毎回BGを狙う矢部精一(37)、傘寿ながら週一回ラウンドという老練浅海昭(36)、豪打連発の40年組藍原瑞明や淵田晴彦らを抑えて優勝はネット69で斎藤邦彦(51)。なお実情を考慮して(?)このコンペではBGの表彰はないが、今回は淵田春彦(83)。その外特記すべきことは品川正良がハーフ70の壁を破ったことである。次回のBB戦がどうなるか、楽しみになった。

斎藤君の51年卒の代は雨男軍団の別名があり、過去担当の日帰りワンデルングを何回も流していたが、今年は春(大月)秋(飯能)と2回無事終了、忘年ゴルフも学年優勝といいことずくめだった。以下、斎藤君の投稿。

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12月5日(水)「府中カントリークラブ」にて開催されたKWV忘年ゴルフ大会において図らずも優勝の栄に浴させていただきました。グロススコアでは到底及びませんが「新ぺリア方式の隠しホール」がズバリ的中し大きめのハンディを頂いたおかげだと思います。有難うございました。とりわけ菅谷先輩には今回も予約手配等を頂き深く御礼申し上げます。サポート頂いた伊川先輩、安藤さんにも感謝いたします。このような立派なコースと素晴らしいメンバーでラウンドすることは珍しいので私は大変楽しみにしています。

この大会は元々36年卒組と37年卒組の対抗戦として始められたと伺っています。今回は参加者30名のうち36年卒組が最高齢で4名、37年卒組が8名というご参加でした。私の計算では平均年齢は75.9歳ですが100を切るスコアの方が4割の12名という成績で驚異的にお元気なコンペだと思います。若いころからの精進の賜物でしょうか?

次回からもできるだけ大勢の仲間を誘って参加したいと思っています。ご参加の皆様がますますお元気で、3月末の定期大会と12月のこの大会が末永く開催されますよう願っています。

斎藤君撮影の菅谷君挨拶。太陽に向かっていたがハレーションは発生せず。