冴えなかったぜ ”半日高尾” の顛末

何回とってもこのアングルになってしまう。ま、いいか。

無念にも 月いち高尾 復活が日延べされ、時あたかも 人数制限 が政治の帰趨を決めるご時世。ひとりならいいんだろう、と出かけてみた。今回は多少は行動パターンに変化をつけてみようと思い立ち、朝飯は食べず白湯を一杯飲んだだけで出発。北野駅の改札を出たところにフレッシュネスバーガーがあって、一度行ったことがあったのでここで朝飯を食べ、テルモスにコーヒーを買っていこうというプランだった。しかるになんと店はクローズ。何も表示がないので理由はわからないまま、仕方なしに構外へ出て、マックを見つけたのでここで何とかマフィンというのを期待せずに食べたら結構いけたうえ、コーヒー付きで250円だったのには驚いた。これが第一の意外。学生さんやら若い勤め人の方々には福音だろうなと思ったことだった。

今回、2日前、半年ぶりにゴルフの練習へ行ってみて、この半年の間の体力の減退にショックを受け、トレーニングの必要を痛感したのでとりあえず出かけたのだが、なんと、ケーブルから山頂へ行くまでの1時間で、息切れがするではないか。これには落ち込んだ。第二のショック。

行基像。あまりさえてないが。

まいったね。山頂は土曜日だったがそれほどの人混みもなく、例によって富士山のスマホ写真を仲間に山頂から発信して下山にかかる。当初は6号路(琵琶滝)かユービン道経由で小仏側へとおもっていたのだが、この息切れにショックを受け、テーマを変えて あまり見ていない高尾山を見るという事に切り替えた。何回通っても北島三郎の杉苗1万本、のイメージが強すぎる参道だが、気を付けてみると歴史を語るいろんなものがあちこちにある。僧行基が開いた寺院であることはさすがに知っていたが、その彫像を初めてゆっくりと観たり、奥の院にある堂の説明を見たり、のんびり下ることになった。なお、仲間内で定番コースになっている稲荷尾根ルートは工事中クローズ、高尾山口駅前の河川改修もまだまだおわらないようだ。

くだりもあっさりあきらめてケーブルで降り、予定通り駅隣接のイタ飯屋で昼食。全く予想していなかったが、スパゲティの茹で加減が、えらそーにいえばアルデンテに上がり、テーブルワインもそれなりによかった・・・・・のだが、スパゲティにはつきものの粉チーズがなかったので気楽に頼んだら、なんとそれだけで有料だという。こんなことってあっていいのか。それなら一瓶使っても100円か。試してみようかと思ったが、当然そんなことを予想した小皿で出てくるんだろうと思ってやめた。せっかくの半日の最後が腹が立った。腹が立ったのでコーヒーも頼まずに出たが、テルモスに朝仕込んだマックのコーヒーがまだ残っているのを思い出して駅で立ち飲みした。このあたり、この日三つ目の意外、で終わり。帰宅してチェックしたらドアツードアで 11,044歩、7.2キロの半日であった。行動時間、約4時間。