「麒麟は来なかったか」興味深く拝読しました。
今回の大河ドラマは明智光秀という事で中部に在する小生にとって は関心深く、どのようなドラマの展開になっていくのか全編を見ました。特にエン ディングの本能寺の変をどう締め括るのか興味深く、ジャイさんの感想と同様に今ま で見てきた通俗的なシーンにならなくてある意味ホッとしております。ジャイさん曰 く「麒麟を連れてくることができなかったという悔恨の情が信長の最後を遠巻きに見 ていたシーンによく表れている」。同感です。あらためて最後のシーンを見直した次 第ですが、三年後まだ存命していた噂があったという事は全く知らなかったです。光 秀生誕の「明智の庄」は塾創立150年リレー踏破の第6ブロック中仙道の道中にあ り、今は亡き妹尾リーダー率いる「アサ会」が歩いた第1・2班の道中近辺にあります。 この東農地区では昔から光秀は名君として評判高く、世間で通説となっている悲劇的、 ネガティブな人物とは捉えておりません。
また今回のこのドラマで「麒麟」が中国神 話に由来し、キリンビールのラベルも此処から来たことを始めて知りました。
ところで麒麟が来たかどうかはジャイ・オジイさん同様の感想です 。家康が築いた3世紀にわたる江戸時代はまさに麒麟を連れてきた安定した世の中 だったと思います。大陸覇権を夢見た秀吉の失政から鎖国政策を貫き、この時代に 育まれた江戸文化の数々は「麒麟」のお蔭だと思います。
時は移り現代は平和ボケといわれるほど落ち着いた75年となって