いま、そこにある危機!  (グリンビラ総合管理HPから転載)

現在の温度は25度、今日も日中は気温が上がり連日の暑さとなりました。最近お話したオーナー様が「クーラーを設置しようか?真剣に考えちゃうよ」と!

先週からが玉ねぎの葉が倒れ収穫のサイン!お昼休みに抜いて日干し中!

(編集子)今を去る20年前、退職金をはたいて念願の セカンドハウス(別荘、という用語はどうも気に入らない)を八ヶ岳南麓、標高1100メートルのあたりに建てた。毎夏、ここでほぼひと月を過ごし、ほかにもほぼ毎月、深い森から染み出てくるフィトンチッドあふれる空気を楽しみに何日かを過ごしてきた、”俺の城” である。夏場を外れた3月だったか、早朝にはマイナス20度を経験したこともあり、もともと多雪地帯ではないので、 ”狐の皮の襟巻をたなびかせて入り口まで滑り込む” (尾崎喜八の本のどこかにあった)夢はあきらめていたがそれなりに雪の生活も楽しんできた。あわせて、10年ほど前に再開したアマチュア無線では、身分不相応だったが全高20メートルのアンテナも立て、500ワットの出力を送り込んで地球規模での交流を楽しんだ場所でもある。

開発業者のセリフでは、 (このあたりは夏は涼しく健康的で地盤もよく、地震もありません)ということだったが、かの東日本大震災の時、定住している隣人によれば、(道路がめくれ上がった)というので、やはり日本にいる以上、地震がないなんてのを信じたほうが悪かったのだが、避暑が売りの場所でクーラーの話が出るとは想像もしていなかった。地球温暖化、その危機が今や目の前に姿を見せた気がする。

このページを書き終わったあと、新聞を見て放映を知り、ハリソン・フォードの ”いま、ここにある危機” の録画をした。こういう偶然もセレンディピティ、なんていうのか?