卯月から皐月へと時は移る (普通部OB 船津於菟彦)

もう今年も卯月から皐月へと時は過ぎていきます。海の向こうではトラさんの狂気が続いて居ますが、米国の民主主義って何回か斯様な大統領が出たりして変化しているんですよね。まあハシカみたいなもんと思って冷静にじっくり対処していくしか無いですね。日本の食糧。日本の防衛は此方の事情でやることが一番。

自動車もお米も売りたい物何でも売ってみなはれ。国で総て作れない米国になって今から素材から作るのは無理では。中国・独逸等は日本仕様にして売り込んでくる。
戦後の日本じゃないのであの馬鹿でかくガソリン食う車誰が買うか。米も今やコシヒカリとか独自銘柄で微妙な美味しさで日本は作っている。勝てるわけ無い。
暫し、我慢して行くしかないですね。欲しがりません勝つまでは——鬼畜トランプ—-なんか昔聞いたなぁ。まぁそんなことは忘れて「冬牡丹」は菰を被りややひっそりですが、「春牡丹」は牡丹と芍薬が入り混じり、陽除けの日傘がアクセントで綺麗ですね。「立てば芍薬(シャクヤク)、座れば牡丹(ボタン)、歩く姿は百合の花」という美しい女性を表した都々逸にも登場しているとおり、芍薬と牡丹は、昔から華やかな花として好まれてきました。芍薬は香りか良い、葉は艶があり切れ込みが無い、茎は真っ直ぐに伸びている。立てば芍薬ですね。でもあんまり違いが分かりません。
芍薬も牡丹も英語では「Peony(ピオニー)」と表現します。しかし、この都々逸の元は「婦人の生薬の使い方を示す漢方の言で、イラ立ちやすい女性は芍薬の根を、座りがちの女性は牡丹の根の皮を、フラフラ歩く女性は百合の根を用いると良いという意味だとする説が語られ、実際に応用されている」とのこと???艶消しですね!ボタン科ボタン属の落葉小低木。原産は中国北西部と考えられている。日本には天平時代に渡ったといわれる。日本に伝わる前から園芸品種が作られ、江戸期には百六十以上もの品種があったとされる。木の丈は一メートルから一メートル半くらい。葉は二回三出羽状複葉で互生する。葉の長さは四センチから十センチくらいで裏は白っぽい。五月ころ、今年のびた枝に二十センチにもなる大輪の花を咲かせる。花の色は、白、赤、ピンク、黄などさまざま。多数の花弁が重なり合うようにぼってりと咲く。ボタンが樹木であるのに対して、シャクヤクは草本である。高さは約60 cm。芍薬を画く牡丹に似も似ずも 政岡子規
芍薬かわるがわるに 嗅いで 女系家族 伊丹三樹彦
芍薬の芽のほぐれたる明るさよ 星野立子

友人からこんな言葉を戴きました。元気出して人生100歳時代を謳歌して参りましょう。        Get Better As Time goes by、Life begins to feel short

(編集子)
5月1日、八ヶ岳南麓、標高1100メートルの我が家の庭で石楠花が開き始めた。八ヶ岳主稜の路傍に咲くのはあと何日だろうか。そういえば、三国峠から平票へ、あの稜線も石楠花の中を歩くんだったな。