昨日お墓参りを済ませ、午後の回の1時間前に行ったのですが、 月曜だというのに”満席” でした!仕方なく本日午前中の席を予約して行ってきました。
8割位はうまっていたように思います。
私も飯田さんほどではありませんが、「あっ!」と思った記事? を時々切り抜いています。この映画は添付の記事を題材にした実話でした。( 新聞の死亡記事を題材にしたと言うElvisのHeartbre ak Hotelを思い出します?)
2人の男の子の母親のフィリッパ(Sally Hawkins)は持病や年齢で昇進できず落ち込んでいました。 ある日シェークスピアの「リチャード3世」を観、 本当にそれほどの悪人だったのか?と疑問を持ち、 歴史書を読みあさります。そして、買った本にはさまれていた、” リチャード3世協会”に入会。 遺骨が未だ発見されていない事を知ります。
色々調べ協力を得て、ついに、今は駐車場になっている場所で《 R》=reservedの文字を偶然見つけ、この下では… とひきつけられていきます。
歴史家でもなかった主婦が 信念を持ち、突き進む姿に感心しました。
私が英国の歴史を少し知ったのは、前にも述べましたが、( 河瀬さんが奥様と写っていらした)コッツウォルズの《 シュードリー城》にたまたま寄り、ちょっと怖い” ヘンリー8世と6人の王妃” のマトリョーシカ人形を買ってからのことです。
(編集子)このリチャード三世が世に伝わる悪人ではなく、実は優れた王であった、ということをたまたま病気で入院した名探偵が友人の力を得て立証する、という英国ミステリの傑作が ジョセフィン・ティの 時の娘 である。この作品をきっかけとして、ベッドサイド・デテクイブというコトバが生まれた。日本では高木彬光が探偵神津恭介を入院させて、この時の娘、に挑戦する、という小生お気に入りの一作が 成吉思汗の秘密 である。神津の結論は、成吉思汗は実は生きながらえた源義経だった、という事になった。小生はこれを信じているのだ。
(ウイキペディア解説)
『時の娘』(ときのむすめ、The Daughter of Time)は、ジョセフィン・テイ作の長編推理小説。グラント警部シリーズの一作で、1951年に発表された。悪名高い15世紀のイングランド王リチャード3世の「犯罪」を、現代の警察官が探究する。テイは本書出版後間もなく没しており、本作が作者存命中に出版された遺作となった。テイの代表作と呼ばれる本作は、探偵役が歴史上の謎を解き明かす歴史ミステリの名作として、またベッド・ディテクティヴの嚆矢的作品として知られる。
日本語版の翻訳権は早川書房が独占所有する。1954年に村崎敏郎訳でハヤカワ・ミステリから刊行、1975年に小泉喜美子訳でハヤカワ・ミステリから刊行、1977年に小泉訳でハヤカワ・ミステリ文庫から刊行された。
(小田)ありがとうございます。「時の娘」是非読んでみたいと思います。
追加情報ですが、協会仲間達のクラウドファンディングによる協力、 その他で遺骨を発掘したフィリッパ·ラングレー( 1962生まれ)は、 2015年にエリザベス女王から勲章を授与されています。リチャード3世も名誉を回復され、英国王として認められました。